いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

タンクFRP化準備 その3

2020年01月03日 | 日記
再びRGのタンクに。



このタンクはRZのタンクより鋼板がもともと薄く、内部の浸蝕程度も深いので、全てFRPで作成する予定で。

とりあえず、このタンクを型として使う為にさらに下準備しまーす。

給油口などの使い回すパーツは取り外したので、今度はタンクの接合部を取り除きます。

グラインダーでカット、タンクの前後はこんな感じで残します。




で、数分で切除完了。

なんでここ切除するかと言うと、グラスマットは90°という角度には曲がらず、成型しにくい為です。



パーツ取りした箇所と接合面は、FRP施工時にこの様にアルミテープで塞ぎ、グラスマットの落ち込みを防止。
ちなみに、アルミテープは界面が非常に平滑な為、離型剤を塗らなくても樹脂は接着しませんよー(笑)




まあ、この塞ぐ作業は直前で行いますので、まず、樹脂に影響しかねないタンクの塗膜を除去。

こんな感じでつんつるてん(笑)



同時に、FRP施工に必要な樹脂、硬化剤などは小分け。



フュエルタンクですので、樹脂は安定した耐ガソリン性のあるビニルエステル(ノンパラフィン)、ノンパラとインパラを使い分ける為の添加用パラフィンなど。

ただし、離型剤は高いので、代用で自動車用ワックス(笑)



試しに適当な鉄板に塗って樹脂を塗布してみたところ、離型には十分でした。

もうFRP施工してもいいんですが、外気温が低すぎるのでちょっとここでしばらくお休み(笑)

もうちょっと気温が上がってくれないと樹脂の硬化にえらく時間かかっちゃって面倒なんです~。

では、また。
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タンクFRP化準備 その2

2020年01月01日 | 日記
あけましておめでとうございます。
性懲りもなく、元旦から営業(笑)

以前、レストアしたRZ50(5R2)のタンクもご臨終なので、そちらも加工する事に。
タンクは切開した方がすみずみまで内部をキレイにできるんです~。

上がRG50、下がRZ50のタンク。
切開済みです。



切開の大きさは腕が入る程度、タンク前後の隅まで手を入れられるくらい。

RZのタンクはコーティングされていないものですので、内部の様子見でこの部分だけ開けました。

というのは切開の前に、サンポール希釈液で漬け置き、内部のサビを脆くしています。

開けてみると、水洗では取り切れない泥状のサビ類が沈殿、付着していましたので、せっせとステンレスたわしなどで擦り落とします。

タンクの接合面、前後の絞り部分、フュエルコック穴付近、給油口あたりを念入りに。

で、だいたいここまでカンタンに落ちました。





まだサビなどが残っていますので、仕上げにクレのラストリムーバ―で除去します。



原液少量をタンク内に注入、隅を重点に馴染ませ、回りにくいところはスポンジを利用して塗布。

処理後はここまできれいになります(笑)





ただ、ラストリムーバ―はサンポールと同じく鉄板に防錆被膜は形成されませんので、水洗後に速やかに乾燥させないとどんどんサビますのでご注意。

このタンクは比較的程度が良いので、樹脂コーティングとFRPの併用で加工しようと思ってます。

では、また。
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