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いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

廃車を整備してみる。

2012年11月07日 | 日記
先日の記事でご紹介した「スズキ フロンテ(LC10)」ですが、これをいじくりまわしてみようかと。
顔つきはこれです。



とりあえずは動くかどうかも分からないので、とっつきやすい吸気・燃料系から整備してみて先ずはエンジンを掛けてみようという試みですが。

まあ、セルダイが回らなかったらそれまでですが~。

バッテリーつないで回してみてもいいんですが、どちらにしろ、ほっときぱなしのクルマでしたから、異物をエンジンに吸い込んだりなどで後のリスクが大きいので、とりあえずは最低のラインで整備開始です。

このクルマ、RR(リアエンジン・リア駆動)ですので、後ろにエンジンフードがありますが、吸気系でそれを開けて手入れできるのはエアクリーナだけです。




まあ、ここは大丈夫そうですが・・。

3連キャブですので、そいつらにアクセスするためにはリアシートの背もたれを外し、リアパネルの中央にある点検用のフタを開けます。



画像は既に終わった状態ですが、エアクリーナから配管でつながっているサクションタンクがありますので、各インシュレータのバンドを緩めて外します。



で、恐る恐るコイツの中を覗いてみると・・。



ゴミが配管に付着していました~(汗) こりゃキャブもやられてるかも・・・。

で、えらい狭苦しい所にひしめいているキャブを順番に外していきます。

画像は上から、1・2・3番シリンダキャブです。
2番のシリンダはチョーク付属、1・3番と形状が違っています。



と、以外や以外、キャブを開けてみると、確かに砂のようなものが入り込んでいましたが、若干腐食がある程度でジェット類もニードルも健全でした。

そしてお次は燃料ポンプ。
エンジン負圧利用のそれは、点検ハッチ下辺りにラバーマウントを介して取り付けられています。



タコみたいな形状ですが、これも清掃後、試しに動作確認してみると機能は健全でした。

今度は前へ行って、燃料タンクです。



樹脂製のコンテナを取り、タンク上部を止めているアングルとウォッシャータンクのブラケットを外し、各配管を抜いてタンク本体を持ち上げるように外すのですが・・。

重い~っと思ったら中に古い燃料が半分近く入っていて、抜くの忘れてました(笑)

燃料計を外してタンクの中を覗いてみると(←覗きが大好きな訳じゃないですよ)・・・コレも以外にキレイな状態で、底に溜まっていたワニス分や錆などは高圧洗浄でほとんど除去できました。

キレイになったタンクは元に取り付け、新しいフュエールフィルターを設置しておしまいです。

古いフィルターは付いたままになっていましたが、燃料配管に異物があるとキャブかポンプへ行ってしまうので、圧空と灯油で内部を洗浄してあります。

今日はここまで。では、また。

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