私は結構豆好きなんで、毎年何かしらの豆を播いてるんです。ところが豆と言うのは結構苦戦する野菜なんで、出来不出来が激しいです。
まず、芽出しからして難しいですね。水をやりすぎると腐ってしまいます。よく「一晩水に浸けて」と言いますが、そうやって浸けても鮮度のいい種でないと芽出しする前にとろけてしまいますし、かと言って水やりしないと、カラカラになってこれまた芽が出ません。
そうやっていろいろ試してるうちに、どうも用土にも問題があるんじゃないかと気が付きました。腐植分が多い土だとカビが生じやすく、豆の栄養を奪って繁殖してしまうようなのです。考えてみたら豆は栄養の塊みたいなものなので、本葉までは自分の栄養で何とかやっていける野菜なんですよね。
と言うことで、今回は思い切って栄養分がなるべく少ない土を作りました。
使用するのはココピートとくんたんを半分ずつに混ぜたもの。ココピートは無菌なのでこれ自体あまり栄養分はありません。さらにくんたんを混ぜることで、余計な雑菌が繁殖しないように工夫しました。
鉢は植え痛みを防ぐためにジフィーポットで。
豆は主軸が太いので、いったん折れるとダメージが大きいんですよ。なので苗が出来たらそのまま土に埋めるタイプの方が適してると思いす。今回は9.5センチポットを使用しました。
それに播いたのが、
ゆでラッカセイ用のジャンボラッカセイ「おおまさり」です。7粒種がありましたので、2~3粒ずつ、計3鉢植え付けました。
ジフィーは植え付けてからしばらくは元の形を保つので、ネキリムシやオケラなどに根をかじられるのを防いでくれると思います。成長とともにだんだん形が分解し、根が自由に張れるようになります。
一方、こちらは直播きします。インゲンはさらに豆が柔らかいので腐りやすいんですよ。
びっくりジャンボ、ライ麦の根元に追加まきです。
うまく苗が作れそうにないので、直播きしてみました。なるべく天敵から見つからないよう、マルチと麦の陰に播きます。
これは去年自家採種したとら豆。
トウモロコシの根元に播きました。トウモロコシに絡ませて、ってのもありますが、麦わらマルチの陰に隠れれば少しは鳥に見つかりづらいんじゃないかと思って。
水やりは空任せです。予報では今晩あたりから雨らしいです。
いずれにしても、豆はあの手この手で芽を出させます。
成長すれば丈夫なんですが、それまでがやきもきします。
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