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ぽたぽたもんばたけ

間借り畑とベランダで何ができるか実験中
猫記事追加してます

低温注意報発令中

2017-06-27 16:33:24 | 栽培法の実験

最近1~2週間低温注意報が発令されてるんですよ。最低気温が17度ぐらいなのになんでかなと思ってたんですが、この時期の低温は主に農作物向けらしいんですよね。寒さによる発育障害に注意しましょうってことらしいです。確かにジャガイモやトマトは成長遅いし、今年は例年になくうどん粉の発生が早いです。

暑いのが好きな里芋もまだ小さいですね。

昨日に引き続き今日も刈って乗せです。右側は収穫して土がむき出しになってますので、刈り草を敷くことで少しでもあったかくなれば、と思ってます。
左の赤じゃが、まだ葉が青々としてるんですよね。これが枯れたら収穫しようと思ってるんですが、どうも来月半ばまでずれ込みそうです。

ショウガもようやく芽が出てきたので、分厚く敷き草しました。
今回は土寄せの代わりに、どんどん刈った草を詰めてやろうと思っています。ショウガは有機質の多い土が向いてるようなので、なるべく草で保湿、保温してやろうと思います。

一方、こちらはキュウリ。

最近ウリ科にうどん粉が出始めたので、少し風通しよくするために根元の葉と子づるを除きました。ついでに子づるを雌花1つで摘芯し、あまり密にしないようにします。

こちらのグリーンカーテンのメロンもそうですね。

少しでも通気性をよくすることで、病気の蔓延を防ぎたいと思っています。

 


大豆の断根挿し木

2017-06-18 21:04:54 | 栽培法の実験

毎年育てては失敗してる大豆です。本当は自分の作った大豆で味噌を作るのが夢なんですが、なかなかそこまでは収穫できずにいます。理由は虫の多さ。カメムシなどに集中攻撃されるんですよね。ちょうど虫が繁殖期を迎えてくるんで無理はないと思うんですが。

早生の枝豆と違い、晩成は難しいです。実がつくのが遅いのでその間どうしても災害に会いやすいんですよね。でも、隣町は大豆の産地でもあるんで、やろうと思えば収穫できるはずです。ということで、今年もまた懲りずにチャレンジします。

今年は断根挿し木という技を使います。子葉が出た時点で胚軸を切り、生長点も止めてしまう方法です。初期成長が遅くなりますが、その分芽が2本出てきて肥料ボケもしづらいようです。おまけにポット育苗ですので、生育初期に食われたり渇きで弱るのを防ぐことができます。

早速種まき。今年は去年のくらかけ豆と、黒豆より少し小さめの黒大豆をまきます。

まずトレイに不織布を敷き、中に用土を1センチ厚さで広げます。

トレイは苗屋さんで無料でもらえるものです。
ざる状なのでそのままだと土がこぼれます。なので下に不織布を敷きました。一応使用済みのリサイクル品です。

土の上に種をまきます。
今回くらかけ豆はちょっと古いので多めにまいています。最終的にはくらかけ豆20、黒豆10本ぐらいの苗は最低限ほしいと思っています。

その上に同じ大きさのトレイを重ねます。
上にふたをするんですが、外しやすいように一工夫。

中に防虫ネットを敷き、土を3センチほど入れます。
水をやって1週間ほどすると、底から根が出てきます。その後1~2日上を外して豆に日光を当て、再びトレイをかぶせて今度は子葉が出てきたら外し、根と芽を切って挿し木します。
この方法だと、畑に植えつけられるのは2~3週間後でしょうね。それまでに梅雨に入ればいいんですが。


インカ収穫と畝変え

2017-06-12 14:29:38 | 栽培法の実験

ここにきて急に寒くなりました。最低気温が12度と、昨日は朝息が白かったです。そのせいか今頭が痛くて。温度変化に体がついて行ってない様子です。

今朝畝に行ったらモロヘイヤが枯死していました。小さかったので寒さにやられたんでしょうね。そのほかのものは無事成長してますが、あまり急激に温度が変わってほしくないですね。

昨日はハウス横の畝のジャガイモを収穫してきました。

向かって小さいほう。インカのめざめです。
このジャガイモは極早生なのでそろそろ収穫期。葉も枯れかかっています。

まずは上部を切り落としてマルチをはぎます。
マルチ植えなんで芋の場所はわかりやすいです。あとは切った茎の周りを探るだけです。

300g植えて、全部で600gぐらいの収穫です。
インカはもともと芋がちいさいんですが、それにしても小粒です。4センチぐらいの芋が最大で、ほとんどが2~3センチです。
芋が小さいので丸ごと植えしたんですが、一本の芋から4~5本の芽が出ていました。それを間引かなかったせいもあるでしょう。インカに関していえば、丸ごと植えはさらに小さい芋でもいいかもしれません。

2センチぐらいの小粒の芋はとっておいて、また秋に植えてみます。インカも秋じゃがにできることを知ったので……。2期どりすれば、あるいは秋には大きくなるかもしれません。

収穫した後は、土を追肥して里芋側に寄せます。

これから梅雨に入り雨が多くなるので、なるべく里芋に水分がいきわたるようにします。そのために里芋の方をくぼませて、その上に刈敷を載せ、乾燥を防ぎます。
2週間後、今度は反対側のジャガイモを収穫します。そのあと土寄せすると、ちょうど畝がM字型になり、中央のくぼみに水分が集中する作りになります。

まあでも、このジャガイモの葉色見ると、収穫まで間がありそうですね。
根元を探るとまだ芋は2~3センチです。収穫まで間があるので、十分太らせたいです。


カーテン制作前に

2017-06-05 14:14:53 | 栽培法の実験

今年もグリーンカーテンの制作を予定してます。畑に何か所か涼めるところがほしいんですよね。これから暑くなると秋野菜を種まくのもきついので、少し日陰を作っておこうと思って。

で、今年はウリ小屋の外壁部分にゴーヤ3本植えてます。せっかくなんで種類も3種類。時期や味の違いを楽しもうかと思って。ハウスにも夏場の日差しを防ぐべくキュウリなどのウリ類を誘引する予定です。ついでに下でショウガ作って日差しを遮りつつ育てようと思っています。

で、そろそろキュウリも伸びてきたんですが、仕立てる前にちょっと作業しています。

これは畑のグリーンカーテン用のキュウリなんですが。

まだネットには到達していないので、脇芽と花は全部取ってしまっています。実をつけさせるのはネットに到達してから。地面から近いと実が曲がるし、何しろ込み合ってくるんですよ。この時期は雨も降ってきますので、あまり混んでると蒸れて病気や害虫発生の原因にもなります。

初期の葉はご覧の通り、ウリハムシにやられて傷んでいます。だからネットに到達して実をつけ始めたら、下の方の葉は順次とってしまいます。その方が風通しいいんですよね。うどん粉もハダニも下の葉からきますので、株を長持ちさせる意味合いもあります。

同じことを水耕でもしてます。

これはグリーンカーテン用のメロンなんですが、メロンでも作り方は同じです。メロンの場合はまずは親づるを誘引する支柱まで伸ばし、支柱の横棒いっぱいまで水平に誘引していきます。
いっぱいになったら摘芯し、その後は脇から垂直に上がる子づるを上に伸ばしていきます。メロンはもともと這って伸びる習性があるので、それにかなった育て方をするとそういう仕立て方になります。

親づるをしっかり育てるということは、重心を安定させる意味合いもあるんですよね。今回は立てかける方法でグリーンカーテンを設置しましたので、重心を下に持ってくると全体が安定します。
まずは下をしっかりと固定し、上に育てるようにするとぐらつきません。

ちなみにメロンに関しては、さらにこんな工夫もしてます。

容器が重みで歪みそうになったのでPPテープで補強しました。さらに、

液肥槽の中にはかごを沈め、栽培容器が中で落ち込まないようにしています。

今のところばっ気はしてませんが、また暑くなったらその必要もあるかもしれません。こちらは順調に成長中です。

 


箱入り芋を植え付け

2017-05-30 18:55:28 | 栽培法の実験

日曜日にちょっと無理をしすぎたのか昨日から腰を痛めています。歩く分にはいいんですが身をかがめるとピキーンと行きそうで、今日はあまり無理せず過ごしています。朝父の畑で収穫晩期のイチゴを採ってきました。明後日は雨らしいんで、これの下処理です。

ハウスのトウモロコシ側の畝のほうれん草とサンチュも全部取ってしまいました。

これでハウス内は夏畝にシフト完了です。トウモロコシがやや成長遅いので、追肥して様子見ます。今度は少し広々としたので、根も張ってくれると思います。

さて、昨日芽出しを確認したこの芋なんですが。

植え付けはこの状態でするそうです。芽が出てない状態で植え付けると成長が遅いので、必ずこの状態で植え付けるとのこと。さらにポットから出して植えてしまうと芋が再び成長してまずい親芋に栄養とられるそうなので、ポットごと植え付けるのが重要だそうです。

ということで、ポットごと植え付けます。

いきなり畑に植え付けるのはちょっと不安なので、初めての株はプランターに植え付けることにしました。

このプランター、ジャガイモ用なんですが60リットルほどの容量があるので結構なんでも行けます。ジャガイモ、ごぼう、カボチャと同じプランターで連作してきたので、そろそろ肥料分も少なくこなれてきてるはずです。
今回は無肥料でこれに植え付けます。これなら食べられる恐れも少ないし、つる返しの手間も省けますね。

中央にポットがすっぽり入るぐらいの穴をあけ、ポットごと埋め込みます。
芋は横向きのままです。下を向けると切り口から傷む恐れがあるそうです。

あとはその上から肥料分の少ない土を増し土します。
今回は肥料の入ってない土にくんたんを混ぜました。一応消毒がわりです。
本来20センチの深さに埋めるそうですが、最初なんで様子見としてとりあえず10センチ増し土し、芽が出てきたら足します。一応芽は2~3個に制限する予定なので、それ以上つるが伸びてきたら間引いてから土をかけようと思って。

この作り方にすると、垂直植えと同じ原理になると思います。芽は芋からまっすぐ地上に伸びるので、それに合わせて増し土するわけですからね。
だから土をたせばそれだけ採れる理屈なんですが、そこは限度もありますからね。掘るのも大変なので20センチが適当かな。

その前に、芽が伸びてくるんでしょうか?これから暑くなるんでそれに期待ですね。