ももたろうパートナーズ 2006

視覚障がいのある方といっしょに走るジョギングクラブ・ももたろうパートナーズ 

『夢を追いかけて地球を走る』貝畑和子講演会。最終です。

2023-09-13 04:39:44 | 貝畑和子さん南極250㎞チャレンジ

何気ない写真に思えますがピレネー山脈です。

山頂に風力発電のブレードが並んでいます。麓の家々にはソーラーが設置され、

再生エネルギーへの移行が進んでいることがわかったそうです。今から10年以上前のことです。

2012年、トランス・ヨーロッパ・レース(デンマークからスペイン4300km)を64日間でゴールです。

このレースでは靴のサイズがあわず指先がこのようになってしまいました。

レース中は恢復することがなかったそうです。

ところがゴール後、数日で治ってきました。

レース中は身体のエネルギーすべてを走力に使っているため、

身体のメンテナンスができなかったのだろうと。

超人的な話です。

続いて、2014年ウルトラ・ボリビア・レースです。ウエニ塩湖170km完走。

名の通り塩の湖です。

ウエニ塩湖は標高3700mと富士山頂と同じ高さです。

ここでレースとは驚きます。

日本山岳会HPでは高山病にかかった人の事例が掲載されているほどです。

携帯品のチェックです。

ネットで検索すると、ゴミ問題で日本人の行動に苦情が寄せられているとあります。

日本人観光客が多いのでしょう。

レースは対策を十分に取って行われました。

まるで雪原を走っているようです。

ゴールシーンです。

最後は「ももたろうパートナーズ」の紹介です。

長時間にわたり、ご清聴ありがとうございました。

ももパのメンバーと歓談です。

南極レースのウエアやツールの展示を見たりさわったりしました。

写真に写っていない大勢のももパの仲間も参加していました。

ありがとうございます。

居合わせた数人で記念撮影です。

お話がつきません。

 

貝畑さんは、「大変な道こそ、面白い」と話されます。

講演では、ランニングのきっかけは次男さんが白血病で亡くし心配した友人からの誘いで走り始めたこと、

またご自身も、がんサバイバーであることも話されました。

「大変な道こそ、面白い」

なかなか言える言葉ではありませんが、このような思いを胸に置いておけば、私たちもいくつになっても生活を楽しめるのではないかと思いました。

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナに平和を!


『夢を追いかけて地球を走る』 貝畑和子さんの講演会。その2

2023-09-12 06:53:15 | 貝畑和子さん南極250㎞チャレンジ

ペンギンには6m以内に近づかないことと言われてるんですが,むこうから近づいてくるんですね-と貝畑さん。

氷山をバックに走っています。ベストショットです。

ボートから上陸してから10分でスタートです。荷物を置いて防寒具も脱ぎます。

観測船と完走メダルです。

ここまでがお話の前半です。

貝畑さんの数々のレースを振り返ります。

日本縦断3500kmをブラインドの方と走りました。

日本中の仲間がサポートしてくれました。

北海道から南下します。本州に入ってからは日本海側を走り京都、大阪から山陽道を走りました。

ゴールは佐多岬でした。

2002年ラン・アクロス・アメリカ(5000km)

北米大陸横断レースです・

サポートカーとサポートパーソンが必須です。娘さんがサポートです。

一日70kmを71日間走ります!!

女子1位でゴールしました。

2004年 シベリア大陸横断マラソン(10417km)

サンクトペテルブルクを2月にスタート、ウラジオストックがゴールです。

1日50kmペースとすると単純計算で200日かかります。

マイナス50度といわれるバイカル湖を夏に通過するための日程です。

行く先々の町や村で人々に迎えられます。

雪の日、住宅の前で。家に泊めてもらったこともあるそうです。

みんなで伴走です。

選手3人の国旗を掲げて少年少女が伴走しています。

軍楽隊の応援もありました。

3人の旅です。貝畑さん、世界の友人から一緒に走ってほしいと言われていました。

ゴールの瞬間です。道路にはKaZUKO KaIHATA ♡と大書きされています。

続いて、トランス・ヨーロッパ・レースです。

2003年には2000km地点で怪我でリタイア。

2009年にリベンジ。

イタリア~ノルウェーコース(4659km)を女子3位で完走しました。

エイドでエネルギーチャージです。

さらに2012年も。デンマーク~スペイン4300km女子3位です。

ただただ驚くばかり、会場の人々です。

ただぴっろい草原でエイドサポートです。

ビールの味は格別だった!

編集していても混乱気味になってきました。

一服です。

最終編に続きます。

 

ウクライナに平和を!


『夢を追いかけて地球を走る』 貝畑和子さんの講演会です。その1

2023-09-11 05:11:57 | 貝畑和子さん南極250㎞チャレンジ

9月10日、倉敷駅前天満屋6階にある「ウィズアップくらしき」で開催されました。

主催は「宙(そら)の会」さんでした。

会の様子を画像で紹介したいと思います。

講演前の会場です。すでに多くの方が着席しています。

会場には貝畑さんが南極チャレンジで使用した衣服や様々なツールが展示されていました。

世界各地の大会での様子がパネルで紹介されています。

アフリカの砂漠でのレースの様子です。

レース仲間と笑顔で談笑しています。

2006年サハラレース、ゴールの写真です。

貝畑さんの活動記事のコピーが配られています。皆さん予備知識ばっちりです。

主催者の方から貝畑さんの紹介です。

スライドでなければ想像もできないレースの世界です。会場が暗くなります。

まず南極レースの紹介です。2022年11月から12月に渡って行われました。

持参したツールの一覧表です。防寒具からゴーグルや帽子、靴下そして様々なツールです。

すべて主催団体からの指定があり、日本で購入することが困難なものもあったそうです。

中央に南極大陸と左に南米の地図です、間にドレーク海峡があります。荒波で有名です。

次は南極レースが行われた南極半島と島々の地図です。南米からもっとも近い場所にあります。

日本からはヨーロッパ経由50時間余りの空の旅です。アルゼンチンの南端、ウシュアイア空港に着きました。

街の生活なども紹介されました。物価が高い!

南極に渡る船の前で日本チーム6人です。これから頑張るぞ!

南極でレースをすることがどのようなことか紹介です。南極にはなにも持ち込まない、持ち去らないのが鉄則。

これはトイレ回収ボックスです。

靴の消毒も徹底して行われます。

岩場で食事をしています。ごみを捨てないようにスタッフが監視しています。

宿泊は船に限られます。毎日、ボートに乗り換えてレース会場に向かいます。

ボート(ソディアック)で上陸します。軍用につくられた丈夫なボートに満載です。

主催団体から送られてきたレース映像です。

 

今日はここまでです。時間がなくなりました。

 

その2に続きます。