ふわり綴り

不安定なアッチの続き。気ままに気に止まったコトをメモメモ。

こういう取材が出来るのに何故、消費税増税路線なのかな>朝日

2008-09-05 09:54:12 | 経済
自己破産した労働者、3分の2が非正規雇用 近畿6府県(朝日新聞) - goo ニュース
調査結果を分析した辰巳裕規弁護士は「不安定な雇用におかれた労働者は低賃金のために生活が成り立たず、多重債務に陥りがちになるという構造がはっきりした。最低賃金の底上げや有期雇用の見直しを急ぎ、働く人が借金に頼らずに暮らせる社会にするべきだ」と話している。(永田豊隆)


米国の失業者保険の申請数が、市場の予想より大きく超えたため、
個人消費の落ち込みを懸念して、米国のマーケットで株価が下落した。

本来なら、日本も今は失業者の対策や中小企業の大型倒産も相次いで起こっていることに、総裁選は総裁選として(どうせ自民党の政治家や一部の地方党員にしか縁のない選挙なので)淡々と報道し、国会が動かないと駄目なはずなのだが、
・・・・・
どうもならないのかね。(溜息)
と、ニュース記事を追っていると、
【社会】消費しない20代が日本を滅ぼす!?…竹中氏「人生はお金を稼ぐ面と使う面の喜びある。若者、サクセスストーリーを経験して」★4 ダイアモンド
1 :ぽこたん( ・∀・ )φ ★:2008/09/05(金) 06:00:37 ID:???0
消費しない20代が日本を滅ぼす!?
http://diamond.jp/series/nippon/10021/

上田 今回のテーマは「ミニマムライフ」です。これは最近の若者の生活様式を表す言葉で、平たく言えば「最少限度の生活」という意味ですね。
最近、大企業で高収入にもかかわらず、「車は要らない、お酒も飲まない」という人が増えているそうです。いったい、何故ですか?

竹中 実はこの言葉、「昨年、新聞社が提唱したトレンドウオッチに関わるキーワードの中で、最も影響力があった」と言われています。
今の20代を語る言葉として、最も適していますね。
以前、「シンプルライフ」という言葉が流行ったことがありましたが、これは「生活の質をもっと簡素化しよう」という意味でした。
それに対して、ミニマムライフは「生活にかかるお金と時間の量を節約しよう」というもっと現実的で強い意味を持っています。

上田 確かに堅実に貯蓄をしたりして、「必要最低限の生活」を好んでいる若者が多くなった気がします。
たとえば、「貯金が1300万円もあるのに、築年数が古いアパートに住んで、一日に使うおカネが昼食代のわずか500円程度」などという若者の話を、
よく聞いたりしますよね。

竹中 こういう若者が、今後日本経済をどのように変えていくかということについては、経済学者として大変興味があります。
彼らの多くは、子供の頃から「きちんと貯金しなさい」と親に言われて育っているため、消費に消極的だからです。

上田 なるほど。それではこの「ミニマムライフ世代」、いったいどんな特徴があるんでしょうか。ミニマムライフ世代とは、
1980年から88年生まれの20代を指しており、現在の日本にはこの世代が約1150万人います。全員がそうではありませんが、
その上の世代と比べて全般的にミニマムライフ的な価値観を共有しています。言い換えれば「縮み思考の世代」、英語なら「シュリンク世代」ですね。
彼らの価値観は「楽が一番」「傷つくのが嫌い」というもの。その一方で、「人生に手ごたえが欲しい」という相反する感情も持っています。
無気力な世代ではないですが、こういう思考は、まさに彼らが生きてきた時代背景に強く影響されているようです。

上田 たとえば、28歳の若者の人生と、日本経済の代名詞である「日経平均株価」の推移を重ねて見ると、興味深い相関が見て取れます。
まず、彼らが小学校低学年の時に「バブル崩壊」が起きました。それ以降は、「失われた10年」の間に思春期を送っています。
しかもその間、ずっと「就職氷河期」でもありました。
思春期を送った時代の世相の影響も大きいですね。中学3年生のときに「阪神・淡路大震災」や「オウム真理教事件」(いずれも1995年)、
そして大学3年生のときには「米国同時多発テロ」(2001年)など、不安にさいなまれる事件や天災が続発しています。
こういう経済事情や世相の変化が大きく影響して、「何が起きてもいいように備えよう」という危機感が強いのではないかと思われます。

竹中 そうですね。彼らの思考形成には、確かに時代背景が大きく関わっていることは間違いありません。

上田 ちなみに20代を対象に行なった内閣府の生活意識調査では象徴的な結果が出ました。「将来に備えたい」と回答した人の割合が、
今年とバブル期の1989年を比較すると、なんと13%以上も増えている。それにしても、20代の若者が将来を心配するには、少し早すぎる気もしますが・・・。

竹中 ミニマムライフ世代の思考は、私たち団塊世代と比べると「コインの裏側」のようなものです。団塊世代は、
リタイアして「これから人生を楽しもう」という人たち。今までおカネを貯めて来たけど、老後は一生懸命夫婦で使おうという意識が旺盛です。
しかし、若者は違います。「とにかく将来に備えなくてはいけない」という不安が強い。年金問題もそうですが、将来の日本の重荷を
負担する側としてのプレッシャーを抱え込んでいるような側面もあります。

上田 なるほど。しかし、今後はこのミニマムライフ世代が社会の中枢を担っていくわけですよね。やはり日本経済に与える影響はかなり大きい気がします。

竹中 よい例が、「自動車の販売台数」です。ここ数年間で、新車、中古車とも目に見えて販売数が落ちて来ています。
それに伴い、自動車雑誌も売れなくなりました。これは人口減少や都心回帰の影響もありますが、ミニマム世代の消費動向も少なからず
反映されているはずです。
自動車だけでなく、消費者がお酒を買えば行政の収入になる「酒税」も、この5年間で2割近く、15%も減少しています。
もちろん、発泡酒などの税金が安いお酒の需要が増えている影響もありますが、やはりミニマムライフ世代の影響は無視できないでしょう。

上田 確かにすごい消費の落ち込み方ですね。

竹中 それに加えて、最もわかりやすいのが「消費性向」、つまり所得が100あれば、それをどれだけ使っているかという目安になる指標です。
男性を見ると、1970年前後は所得の9割を消費に回していましたが、現在は7割強しか使っていません。女性のトレンドは男性と少し違いますが、
やはりバブル以降は下降トレンドにあります。

上田 燃料高の影響もあったとはいえ、今年はお盆の海外旅行客も少なかったようですね。こういう若者がプラス思考に転じて、
景気を盛り上げてくれる可能性はないんでしょうか?

竹中 そこで私が声を大にして言いたいことは、こういったミニマム世代の若者に「サクセスストーリーをぜひとも経験してもらいたい」ということです。

上田 サクセスストーリーとは、どういうことですか?

竹中 先ほど言ったように、この世代が小学生のときにバブルが崩壊して、大学の就職活動の時期には超就職氷河期でした。本当に「受難の世代」であったことは事実です。
そのため、将来に対するリスクを過大に見積もる傾向がある。これは特に主観的なリスクなので、消費を抑えて将来に備えて貯蓄しようという
動きが出てきます。
でも、イケイケドンドンとは行かないまでも、やはりいくつかの成功体験を積み重ねて行くうちに、「自分はもっと行けるはずだ」
「自分はもっと色々なことができるはずだ」という気持ちになれるはず。そうなると、消費に対して前向きな思考が出て来ます。
ミニマム世代の人たちは、これまでの人生でそういう経験がなかったんですね。

対照的なのが団塊世代です。仕事をやればやるほど給料も上がったし、競争は大変だったけど、それなりのリターンもあった。
サクセスストーリーが豊富だったんですね。だから、今のおじさんやおばさんを見ると、若者と比べてすごく元気です。
そういった意味でも、若者に色々なサクセスストーリーを経験して欲しい。
その経験の場はやはり企業の職場です。企業も重要な仕事に若者をどんどん登用して行くべきだし、その中で前向きな思考を持った若いリーダーが
どんどん出てくればよいと思います。

上田 なるほど。彼らは、おカネを稼いだり使うことによって得られる喜びを、まだそれほど経験していないんでしょうね。
そんな彼らに対して、僕があえて提言させてもらうとすれば、「世の中のためにおカネを使え」ということでしょうか。

 ミニマムライフ世代は、人生に手ごたえを求めている世代でもあり、ボランティアなどに非常に興味を持っています。お酒を飲んだり
車を買ったりしなくても、意義や目的のあることにはおカネを使う傾向があります。

 そういうところに意義を見出せるなら、直接的な消費でなくても構わないんじゃないか。たとえば、子供の将来や地球環境のために
おカネを使ってもらうのも、立派な消費です。それは、巡り巡って自分の将来の「備え」になる場合も多いと思います。

竹中 そう。たとえば、仕事に限らず、ボランティアでサクセスストーリーを経験してもらってもよいわけです。
そして、新しい考え方のステップに進んでもらう。人生には、お金を稼ぐ面と使う面が両方あります。
今後はその「稼ぐ面」において、この世代の動向を見守りたいですね。

上田 そうですね。ミニマムライフ世代の「可能性」に期待しましょう!

(終わり)

自分が行ったことの検証は、何もせず<不況>すら、限られた世代のせいに出来るその詐欺師的なミニマム脳竹中ヘイゾーとダイヤモンドに乾杯。

269 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:55:30 ID:Wj9it1XM0
自民党と政商(トヨタ、キヤノン)、外資に蝕まれる日本人勤労者

①小泉(竹中平蔵)改革の失敗

2001年、小泉政権発足により市場原理主義に基づく”新自由主義”が日本で本格的に導入された。
新自由主義とは、従来政府が担ってきた経済への調整を、
規制緩和等により市場に任せ、各々が市場で利己的に競争しあうことにより、
「見えざる手」が働き、市場の均衡が保たれるという理論である。
この理論は、実際には弱肉強食の理論であり、
構造的に強者と弱者の二極化を促進させ格差社会を生み出す。
新自由主義を導入した他国でも既に同様の問題が引き起こされている。
もはや市場原理主義の謳う市場任せの解決が不可能な状態、俗に言われる「市場の失敗」に陥っている。
また、新自由主義的な経済政策を推し進めていた国際通貨基金(IMF)も、
“新自由主義的経済政策の推進は論理的にも実践的にも誤りだった”と2005年に認めている。

②自民党と経団連の癒着

財界からの政治献金は癒着を非難されロッキード、リクルート事件を機に停止されていた。
経団連(当時の経団連会長、奥田碩:トヨタ)は財界からの政治献金を小泉政権時代に復活させ、
政治献金を行う際の政策評価基準となる「政策評価」を毎年発表し、
その政策達成率により各党に政治献金を行っている。
自民党は法人税減税、労働規制の緩和等の経団連からの要求を受け入れ、
経済財政諮問会議に数多くの経団連のメンバーを送り込んでいる事から
経団連から毎年25億円程度の政治献金を受けている。
2007年にはホワイトカラーエグゼンプション等の規制緩和を
経団連からの新たな提言として検討する態度を示し高評価を得た。(経団連2007年政策評価より)
また、自民党からは外国勢力により政治への影響を防ぐために
規制していた外資企業からの献金を政治資金規正法改正案する事で
外国株主比率が過半数を超える企業からの献金ができるように改めた。(例:現経団連会長企業:キヤノン等)
小泉氏は経団連(トヨタとキヤノン出資)設立の国際公共政策研究センターに
政策研究機関最高顧問として迎えられた。(国際公共政策研究センター会長、奥田碩)
奥田氏(トヨタ取締役相談役)は郵政改革により民営化された日本郵政の社外取締役に就いた。

293 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:58:46 ID:Wj9it1XM0
③労働者の非正規化と低所得化、優遇される大企業と富裕層

自民党により1999年に改正派遣法働者派遣法全面改正された。
当初、不況に陥った企業を支援する目的での緩和と謳ったものであったが、
企業の業績が回復、好景気を迎えても2003年、2004年と
次々と派遣法を緩和され、現在も規制緩和に突き進んでいる。
当初、派遣は限定された専門職に限られ、期限も決められていたが、
対象となる業種は原則自由とされ、その期間も無期限とされた。
また、労働基準法、有期雇用法も2003年に改正され、
正規雇用が義務化される期間が1年から3年に延長され労働者の正規化を阻んだ。
これらは経団連の「雇用の多様化」「雇用の流動化」「国際競争力強化」等の提言を受けたものだ。
規制緩和により非正規のハイリスク・ハイリターンの図式が崩れ、
本来想定されていない非正規の低賃金競争、底辺への競争が始まった。
それに伴い、企業が戦後最大の収益を上げる中、
非正規化の影響は正規雇用者の賃金にも及び、日本の労働者全体の賃金を押し下げ続け、
個人消費を萎縮させ、内需低迷を引き起し、日本のGDPは急降下した。
多くの企業が取り入れた能力主義も実際には賃下げの理由と使われ、
企業の収益と労働者の賃金が更に剥離する事態を招いた。
低賃金化の影響は若年者、特に20代の日本人勤労者が影響を受け、
20代勤労者の50%が非正規労働者(下記厚生労働省調査とは別統計)、
20代勤労者全体の22%が年収150万円未満(2007年、厚生労働省調べ)、
つまり、20代勤労者の半数は不安定な雇用状態に置かれており、
5人に1人が発展途上国並の賃金で物価の高い先進国で暮らしている事となる。
その一方で大企業や富裕層には大幅な減税行い、追加で特別減税を行った。

130 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:27:43 ID:m3NKyk1F0
竹中と小泉の一派が金持ちとその一族、友人主義に偏重した政策をとったから
こういうことになったんだよ。

サクセスストーリー?お前もお坊ちゃまじゃないか。ただ階段駆け上がっただけのね。
どこからそんな妄言がはけるのか信じがたいよ。

154 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:32:37 ID:m3NKyk1F0
消費しないのはね、

・下請けも客なんだという認識がない上流工程の人たちが作るものに信頼がない
・単に金がない
・商品の信頼性の極端な低下
・派遣会社を設立して、お偉いさんの親友に金を合法的に配り、富の集中が加速した
 
要は、大手ーメーカーからの派遣会社へ支給する金から人件費を引いたもの=派遣会社のただ飯ぐらいの一族と株主への支給額だから、
ぶっちゃけて中流階級の給料を派遣会社が猫婆してるんだよな。で、結局人件費が膨らんでいることを
みんなは知らされていない。

159 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:33:18 ID:VTr8yua00
>竹中 そう。たとえば、仕事に限らず、ボランティアでサクセスストーリーを経験してもらってもよいわけです。
>そして、新しい考え方のステップに進んでもらう。

竹中も若者が金を使えないのは認めてるんだな
でもボランティアで金のかからない(掛かると思うけどね・・・)サクセスストーリーをつかめば
新しい考え方のステップに進めるといってる
ここでは消費する考え方のことだわな
竹中は心理的な問題から若者が金を使わないと思ってる
若者は現実に底辺労働で金で苦しみながら
ドス黒い将来を見てる
背負いきれないほどの国の借金と砂糖にたかるアリのようにウジャウジャいる老人達にたかられる未来ね
竹中は一部の金持ちの若者だけを日本人だと思ってるとしか思えないね

まずボランティアはただじゃできない=コネのない若者には金がない 将来もない
ボランティアでサクセスストーリーをつかんだとしても金がなければ使えない

176 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:37:16 ID:3g/5BVpd0

ヘタすると、働くより犯罪犯して生活する方が
楽しいんじゃないか?
なんて錯覚を起こさせかねない世の中なのかも知れない、
という視点で世の中を省みる政治家や行政官がどれほど居るだろうか
否、そいつら自体が「法律なんて守ってたら生きていけないよ」くらいの事を
思っていたりする世の中だな
なんてことを国民に思わせるような政治や行政の仕組みになっちまってるんじゃねえか?


200 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:43:19 ID:YtSfqF8W0
竹中って、派遣会社の役員かなんかじゃなかったっけ?
「そこではサクセスストーリーは得られるんですか?」
って上田は質問すればいいのに



世の中の役に立ってない経済学者が何言っても無駄だな

219 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 06:47:26 ID:Pp/vksJg0
>>127
>まあ若いうちに金使いまくって老後は万引き繰り返し
>て刑務所で悠々自適
>後は介護もしてもらうという手段もあるお

つうかセーフティーネットがこれ位しかないのも
問題だよなwwwケケ中さん
あと叩き易い所ばかり叩いていると
馬鹿にしか見えないですよ

355 :名無しさん@九周年:2008/09/05(金) 07:06:27 ID:mrSdzkQO0
竹中よ、よくその口から言えるな
おまえ派遣会社の相談役とかやって若者の労働報酬を
チューチュー搾取していながら何を言ってるんだ?

いまの若者が余裕ある金持ってるわけねーだろ!
それでなくても、おまえらから散々搾取される社会構造にされて
こっちは生きていくだけで精一杯なんだよ

奴隷にするだけじゃ足りないってのか?
ふざけんな、世が世なら何か起きててもおかしくねーぞクソが

政府が宛てにできん以上、自分の生活は自分で計画するしかないんだよ
遊ぶことより生きる事で精一杯って何度も叫んでるだろ

ふざけんなボケ竹中

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