ももちゃんねる

日々の暮らし、飼い猫のこと、ガーデニングなど気ままな日記。

N子さんへ

2011-04-29 20:50:07 | 天使のおともだち
もし、貴方の愛するペットが不治の病となり
病院で安楽死を勧められたら、

皆さんは、どうなさいますか?


私は過去に、二匹の愛猫を不治の病で失いました。
そして、病院で安楽死を勧められました。

私には、今生きている命を絶つことが出来ず、二匹とも家で見送りました。

二匹とも、苦しい、苦しい時間を私と共に過ごし、
最期は、彼らの名前を絶叫する私の手の中で旅立ちました。

最期に至るまでは、一喜一憂する時間を過ごし、
あるいは、絶望に打ちのめされるような時を迎えることもあり、
ただただ、側についているだけで、
あの子たちの苦しみを、代わってあげることも出来ない私自身の無能さに歯がゆい思いをしたものです。


N子さん、
恐らく貴方の気持ちも私が経験した時と似ているのでしょうね。
貴方のことを思うと、切なくて涙が出ます。


もう駄目なのか・・・
いやいや、まだ大丈夫!

そう信じて居たかったのに・・・


今まで、喘いでいた呼吸が止まり、
最後の時を告げる、痙攣の後・・・

恐ろしいほどの静寂が訪れる。


なんだろう・・・頭の中に浮かぶものは。

感謝の気持ち?

安堵感?

涙がぶわっと溢れ出す。

夢の中の出来事のようなのに、動かなくなった小さな骸がそこに横たわる。

愛した者の、悲しい現実。

残された者の、寂寥感。


看取るというのは、辛いことです。
でも、最期の時間を共有できるというのは、限られた人にだけ許された事でもあります。

淋しいけれど、悲しいけれど、
あの子達が生きて生きて、そして最後まで生き抜いた時間は、
何物にも変えられない大事な思い出です。

何年経っても私達が忘れない限り、あの子達は記憶の中で永遠に生き続けるのです。



お医者様によっては、ペットの苦しみを少しでも軽くしてあげるためにと
安楽死を勧められる方もいらっしゃいます。

中には、安楽死が必要な場合もあると思います。

でも、やはり、最期まで一緒に生きていて欲しい。
少しでも長く側に居て欲しい・・・

第一、彼らは絶対に死ぬ事を望んでいないと思うから。

安楽死を断って、最期まで命に向き合ったN子さん。
そして、最期まで頑張りぬいた勇気あるチャウりん。




あなた達は同志であり、ファイターだったね。

毎日の見事な戦いぶりに、胸を打たれました。

今は、その戦いも終わりましたね。
少しゆっくりなさってね。



長々となりました。
まとまりのない文章で、ごめんなさい。




このたびの東北関東大震災における行方不明ペットの情報や保護施設など、
ペットのいろいろな情報をこちらのサイトでご覧になれます。

被災地動物情報



動物愛護協会よりお願い

義援金の募集
 東北地方太平洋沖地震の被災動物やその飼育者の支援を行うため、
活動資金の募集をしております。
振込先口座は、下記のとおりです。
 ご協力お願い申し上げます。


みずほ信託銀行 渋谷支店(店番号022)
※みずほ銀行ではございません。
普通預金 4335112
口座名 緊急災害時動物救援本部
(キンキュウサイガイジドウブツキュウエンホンブ)


動物救援を行うため、皆様よりの義援金をお寄せいただきたく、
ご協力下さいますようお願い申し上げます。

日本動物愛護協会 

日本動物福祉協会






転載です


ポチたまの松本秀樹さんが、
避難所や仮設住宅の一部へ
ペットと同伴できるようにと
環境省宛てに署名活動を始めていられます。
ダウンロードで署名ができるようになっています。
1万人になったら環境省に提出するそうです。


http://www.n-d-s.tv/pet-rescue/shomei.html


★4月28日現在: 282,641名署名が集まっています。★





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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ごまきゅー)
2011-04-29 21:35:06
元気なときは、可愛がって、苦しんでるときは見てられないってのは、自分の所有物って感じがする。でもきちんと向き合って行く事が一緒に暮らしてきた証しみたいなもんじゃないかな?生きようとして頑張ってら苦しいんだと思う。一生懸命いきようとする者に対して安楽死は失礼だな。なんて真面目に書いてみました。
返信する
Unknown (猫ママ)
2011-04-30 00:52:39
Nさん チャウりんちゃん
大変な思いをなさっていたんですね
最後まで全てを受け入れる 辛いことだけど、家族ですものね
チャウりんちゃんのご冥福をお祈りします
返信する
ずっと一緒さ!(^^)! (まめおかん)
2011-04-30 07:08:02
いつだって何があっても手元から離すことはないわぁヽ(^。^)ノ
おかんがあの世とやらに旅立つ時にゃわが仔たちの骨も一緒に入れてもらうんだよぉ
どっちが先かは神のみぞ知るちゅうけどね^m^
今年の冬は厳寒で融けも遅く植木もバキバキ折れ家の中のパキラや幸福の木やらが凍みてしなくれたゴボウだわぁ
林の木も雪の重みで例年になく倒れたり枯れたりしてて危ない所だらけだわぁ
春とはいえまだまださっぶい日が続いてても庭の花は咲き始めてくれてるんでせっせとお手入れしてるよん( ^)o(^ )
返信する
頑張ったチャウ君、安らかに眠ってね。 (imi)
2011-04-30 17:36:22
こんにちは、imiで~す。
安楽死・・・・・
傍で見送る・・・・・
どちらも辛い選択ですね。


N子様のチャウ君、苦しいのに良く頑張りましたね。
でも、もう苦しくないから安らかに眠ってね。
そして飼い主のN子様、ご家族の皆様、苦しみ衰弱していくチャウ君の姿を見続けるのは
本当にお辛かった事でしょうね。
この辛さは経験したものでないとわからない辛さだと思うわ。
モモコさんも辛い経験を2度も・・・・・

チャウ君、きっと皆様方に感謝して旅立ったと思いますよ。
愛情をいっぱいもらい幸せに包まれて旅立った事と思います。
きっと‘ありがとうー’と言ってますよ。

悲しみは中々癒えないと思いますが、
ゆっくりと心を癒やして下さいね。
チャウ君のご冥福をお祈りいたします。
返信する
Unknown (ゆず)
2011-05-01 12:32:50
私もリズの時に安楽死を視野にいれるようにと言われました。
でも、その時は万が一にもよくなるかもしれないから絶対に私の都合で命を絶ってはいけないと思い、断りました。断ったというより眼中にありませんでした。
結局は、リズに苦しい時間を増やしただけかもしれません。。。大切な家族のことですから、難しい問題ですよね。。。。
返信する
安楽死 (スー)
2011-05-01 13:08:56
今まで考えたこともなかった。
スーもスーⅡも
一生懸命戦い自分のニャン生を生き抜いてくれたと信じてる。
でも、うちの仔になって幸せだったんだろうかと
泣いてしまったこともたくさんあった。
答えは聞けなかったけど「幸せだった」
と言ってくれいると思ってる。

N子さんチャウりんちゃん
よく頑張ってくれました。
心よりご冥福をお祈りします。
返信する
今でも (まみむママ)
2011-05-02 02:27:58
うちのまろさん 見送ってからまだ 一年経ちません。
最期の時のことを思い出すと、胸が張り裂けそうです。
悲しくて悲しくて、 自分が無力だという事が
悔しくてやりきれません。
 
逝かないで 逝かないでと思う反面
こんなに苦しいのなら 早く逝かせてあげた方がいいのでは
と、自分勝手なことも考えました。

でも、まろさんが嫌だって思う事は絶対しないと決めたんです。
病院が大嫌い・外に出るのが大嫌い。
だから、家で過ごす事に決めたんです。

・・・でもね、心の片隅に少し残っているのです。
最期をラクに迎えさせてあげたかった。
それは、物言わぬ仔を看取った者が 一生抱える感情ではないでしょうか。

あぁ~~ん、モモコさん
思い出して PCの前で一人 号泣ですよ・・・。
返信する
Unknown (じるにゃんこ)
2011-05-07 20:37:12
そうそう!
何もしてあげれないのならせめて一緒に居てあげることで
愛猫さんも幸せを感じて旅立てるのだと思います。。。
返信する
Unknown (トム子ブログのN)
2011-05-09 17:36:26
モモコさん

チャウりんの記事には いつもコメントありがとうございました。
ともすれば切なくてたまらなくなる日々に
みなさんからの温かいコメントが、本当に支えになりました。

そして記事にまでしていただいて
たくさんの方に 温かい声かけをここでもいただいてしまった。
本当に有難うございます。
何度も 何度も 読み返しに来ていたのだけどね、
どうしてもすぐにコメント入れられなかった。

次男坊は、前向きに一歩も二歩も踏み出し始めました。
私は全ての感情をしっかり受け止め
チャウりんを想いながら ゆっくり行こうと思います。

いろいろとありがとうね。
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