ももちゃんねる

日々の暮らし、飼い猫のこと、ガーデニングなど気ままな日記。

春に思う事 (2)

2008-04-15 16:18:42 | 風太の病気の事(Felv発覚)
(1)の続きです。



隔離生活が始まってすぐの頃の風太は、

体の調子が悪い事もあって、

ケージの中や、布団の中にもぐりこんでばかりいました。




(お座敷暮らしに少し慣れてきた頃の風太氏)



ご飯も、あまり食べる事ができなかったので

「ハネミル」や「カロリーエース」、ad缶など強制的に給仕していました。


その間も一日おきにインターフェロンの注射を打ち、抗生剤を飲ませながら、

様子を見る日が続きました。


6.2キロだった体重は、治療前は5.5キロまで減っていました。


インターフェロンが効を奏し、

熱も下がり始め、食欲が出始めたのは、

インターフェロンを3回打った頃だったでしょうか。




(やっと食欲が出始め、夢中でご飯を食べる風太氏)




この間、ブログで知り合った友人達に、

さまざまな「サプリメント」の情報や、

励ましのメールなどをいただいて、

本当にありがたかったです。




(新年も、お座敷暮らし・・)



サプリメントは、「D-フラクション」(初めの頃は倍量使いました)

「カバノアナタケエキス」

「コロイダルシルバー」

「初乳」を、カロリーエースに混ぜてシリンジで飲ませ、

フラワーレメディーの「ゲンチアナ」と「ゴース」も使いました。





とにかく、やれる事をやるだけ・・・必死でした。



そして、ネットでいろいろ検索している時にめぐり合ったのが

「ビムロン」という薬でした。

いまだ、未承認の薬なのですが

このまま、インターフェロンの注射を打ち続けていると、

出てくるといわれる副作用のことを考えると、

思い切ってこの薬にかけてみようと思いました。







「ノア動物病院」の相談サイトと、日本獣医師学会のサイトで、

この薬の使用方法などを詳しく教えてもらい

道内の取り扱い代理店に電話をして、

病院の先生に使っていただけるように、説得しました。


臨床例が、ペットでは無いということがネックになりましたが

飼い主の自己責任で・・・という形で入手する事ができました。




(病院に注射に通わずに済んで、調子付く風太氏)




「ビムロン」を使い始めて、5ヶ月半ほどになりますが

今のところ、副作用が出た感じはありません。

体調も、落ち着いています。

激痩せした体重も、ストレスフリーの座敷暮らしのせいか

元より増えたという、笑える結果になりました。


菜月の陰転が確定し、

4種ワクチンの耐性が出来た

今年、2月10日

晴れて隔離解除となり、今に至っています。



これから先、どうなるのか・・・

それは、わかりません。


Felvが、このまま暴れだすことなく

今年一年、そしてこの先ずっと、大人しくしてくれるように、

毎日、「ビムロン」を使う時に、願っています。

一緒に、沢山の季節を過ごす事ができますように・・・


<*検索で、こちらに来られた方へ*>

ビムロンについて、私の知っていることはお教えできますので、

コメントを残してください。




  (本日の風太氏・・・テラスのフェンスに登って、偵察中)



 P S.

昨日、入手できなかった「猫手」ですが・・・

本日、無事に手に入れる事ができました。

以前より、心持薄くなった感のある本を手にとって、

  

「もう会えないのね・・・猫手・・・」


としんみりしてしまいました。




「今まで、ありがとね!! Good bye! 猫手!!」




「ふ~~~ん・・・
  こりが、最後の猫手でしゅか・・・
       あたち達、表紙になれましぇんでしたねぇ・・・」





ぽちっと・・・

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春に思う事 (1)

2008-04-14 05:03:37 | 風太の病気の事(Felv発覚)
長かった冬も終わり

道内も、ようやく春になりました。

庭に出ると、ヒバリの声がして気持ちいいですよ!

まだ、風が冷たいですが

雪割草の花も咲き、

水仙の芽も大きくなってきました。




余談ですが、春一番に咲くクロッカスや雪割草などの花の事を

「スプリングエフェメラル」と言うんだそうですね。

春のはかない命、とでもいうことなのでしょうか?

エフェメラルは、昆虫のカゲロウのことでもありますね・・


本州では、桜前線も東北に上陸し

今頃は、桜の下で「うかれぽんちゃん」が

大量発生しているのでしょうね?




飲みすぎは、体に毒にゃのよ・・・
わかっちゃいるけど・・ほにゃららら・・なのよねぇ




心に余裕のあるときは、

季節の移り変わりにも敏感に反応できますが

そうでない時は、

あっという間に季節がめぐり

気がつくと、葉桜だったという事になってしまいます。



去年の私は、そうでしたね。

いろいろありましたからね・・・



でも今年は、余裕があるのです。

去年の春のモモに続き、秋には風太の病気がわかり・・

こんな風に、春の訪れを好ましく思えるとは、想像出来ませんでした。



風太の体調が落ち着いている事が、

心の余裕に繋がっているのですね。



ん~~~んっ! 
やっぱ、シャバの空気は違うねぇ・・




風太は、去年の10月に前足を引きずるようになり、熱発しました。

病院で、神経のダメージが原因かも・・という事で投薬治療をしましたが、

一向に完治せず、40度近い高熱と呼吸の乱れなどもあり、

インターフェロン治療をしました。



ワンクール注射したあと、容態が落ち着き安心したのもつかの間、

一月後の11月11日に、同じような症状がでました。

食欲も無く、1キロ近くも体重が減り、失禁をし・・・



そして血液検査の結果、Felvに感染している事がわかったのです。





(一時、回復したように見えた頃)





すぐに、エリカとなつきも検査し

エリカは陰性でしたが、

菜月は擬陽性というショッキングな結果でした。

エリカにはすぐに、4種ワクチンを打ち

風太と菜月は、インターフェロンを打ち始めました。


Felvは、治療法が無く、感染力もエイズよりも強い恐ろしい病気です。

生後2ヶ月でうちに来て、一度も病気になった事がなかったのに

いったいいつ感染したのか・・・

さっぱり思い当たりません。




(風太 生後三ヶ月ほど やっと階段を昇り始めた頃。)




でも、キャリアであるのは事実。

可哀想ですが、風太は隔離生活をさせなければなりません。


菜月が、陰転しワクチンの耐性が出来るまでは・・

どうやって隔離するか・・

何が必要か・・

などいろいろ考えて、眠れぬ夜を過ごしました。

そして、みんなの気配が感じられる、一階のほうが淋しくないだろうと思い、

居間の隣の和室に、隔離する事にしました。

そして隔離中は、私が和室で寝るようにしました。

11月15日から年をまたいで、2月10日までの期間、隔離は続きました。


(長くなりますので、2回に分けてアップします。続きは、あした・・)


 ぽちっとひとつ・・

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