【20140524-25】
先日試し張りをしたロゴスのナバホティピィが当初予想していたよりも使えそうな感じだったので、実戦投入。
カミさんを誘って久~~~し振りに車deキャンプ。天文台がある位だから☆空が綺麗に見える・・・筈、満天の星空のもと、焚火をするのも良いじゃないか、という事で鹿角平(カノツノダイラ)観光牧場へ。
と、その前に、朝10時の開店と同時にWILD-1で先日発注しておいたティピィ専用のグランドシートとインナーマットを引き取り、薪を購入して出発。
最近、圏央道が神栖まで開通したが、ウチからだと、神栖ICも稲敷東ICも牛久阿見ICも1km位違うだけでほぼ同じ、それなら安いほうが良いので今まで通り、牛久阿見ICから水戸ICまでワープ。
勿論実際は無理だろうけど、圏央道と若草大橋(有料)を上手くリンクする事は考えないのかねぇ~、若草大橋は30年で償還らしいが(2036年?)、現状は利用者が少な過ぎ、このままでは枯草大橋になりそうな気がしているのだが・・・
余計な話はさておき、南海部品水戸店で先日のオフミの帰りに壊れたナビステーPB03Wビッグフレックスクランプを購入。PC-001汎用レインカバーも見たが、あまり魅力的では無いのでこちらは買わなかった。
ついでなので近くで昼食、後はR349~R118を北上、矢祭のLion D'or(リオン・ドール)で食材を仕入れて鹿角観光牧場にチェックインしたのは15時頃、キャンプ場は貸切状態。このキャンプ場は車、バイクにかかわりなく、テント1張1,000円、それに緑化推進費が200円/人で今回は〆て1,400円也。
車の乗り入れが出来ないのでリアカーで荷物を運搬。水さえ確保しておけば、炊事場が遠くてもとりあえず問題ない、トイレは売店の1階にあるが、まあ臨機応変、適当に(笑)
設営後二人で一寸丘を登ったりしてみた。汗を流しに、村営のさぎり荘へ行こうかと思ったが動くのが面倒になり明日温泉に入る事にして止めた。
ゆるゆると夕食の支度を開始。先ずはポトフを。具はシンプルに玉ねぎ、人参、キャベツとソーセージ。今日は二人分なので、焚火缶とトライポッド改の組み合わせ。
ポトフが煮えたので、香草焼きの素?!をまぶして暫く落ち着かせておいた鳥モモ肉をチヌークのフライパン(8.5インチ)で焼き夕食は完了。このフライパン、焚火メイン(焚火の方がガスストーブより火が全体に均一に回る)で2年以上使い倒しているが肉厚が左程無くて比較的軽い割には変形やコーティングの剥がれも無い。唯ハンドルストッパーが甘くて固定しないので金属の洗濯バサミで挟んで固定。
食後、星を見るのを楽しみにしていたのだが・・・あれ、曇っている。せっかく双眼鏡を持参(素人は高倍率の望遠鏡より8倍程度の双眼鏡の方が使い易い)したのに残念。薪を一束燃やし終わった所で早いが寝ることに。曇で風が無いのでフライの張り綱を使うほどでは無いと判断してそのままにしておいた。
ティピィの中は二人には十分なスペース。いつも一人用のテントを使っているのでこの空間の広さは逆に落ち着かない。追加入手した専用のPVCコートの発泡ポリウレタンのインナーシートは約1cm厚でクッション性があり、この時期ならスリーピングマット無しで直にシュラフを敷いても良さそうだったが、その分重たくは無いが嵩張る。グランドシートは一見ドカシー風、こちらは自作しても良いかもしれない。右端写真で上が本体、その上に載っている青いのがグランドシート、下がインナーシート。ZライトソルR(180cm)2つ分というところ。
収納サイズはやや大きいが重量は左程ないので持ち運びは楽。モノポールテントの設営、撤収が楽なのは言うまでも無い。居住性については大人2人なら十分、コットも入る。通気性も悪くは無いが幕内で火を使う気にはならない。背が高い分風には影響されそうだが、しっかりとペグダウンしてあればファミリー用のドームテント程度の耐候性は有るかと思う。
カミさんはZライトソルRにULSS#3、私はULSS#5と銀マットの組み合わせで、一応冷えた場合に備えてウォームアップシーツも2つ用意しておいたが使わなかった。
朝4時頃から目を覚まして煙草を吸い、二度寝、三度寝をしていたが、6時にスピーカーから鐘の音が大音量で流れ完全に目が覚めた。
昨日のポトフの残りにトマトを加えて味を変え、ソーセージを炒め、玉子を焼き、パンを炙って出来上がり。最後にコーヒーを煎れ、残った湯でフライパンや食器の脂分を取って収納。
暫くのんびりしていたが、日差しが昨日より強い、それでも風が涼しいので余り暑さは感じない。ゆっくりと撤収作業を行い、9時に出発。
帰りもR349を使い、お気に入りの横川温泉へ。予定していた巴屋旅館は夕方まで臨時休業だったので、隣の山田屋旅館へ(500円/人)。ここの温泉はpH10.1という強アルカリ性単純イオウ泉、お肌ツルツルヌメヌメ、以前入浴した時はたしかにそうだったのだが、最近は以前ほどツルツルヌメヌメにならないのはどうした事だろう。
途中で昼食を取り、夕飯の買い物を済ませ帰宅は15時前だった。当然ながら車はバイクに比べて積み込みが楽、バイクキャンプの荷物積載の運搬がこれ以上きつくなったら車に日和るか、などと考えてしまった。
SIENTAの燃費計は約350km走って17.0km/L、一番良い時は17.9km/Lを表示していた。これだけ走れば満足。
※昨日鹿角平から携帯で投稿した記事は写真が横向きの為削除。写真は全てPentax K-r+SMC DA18-55mm
☆ライダーズアイ:鹿角平観光牧場キャンプ場(5/26追記)
当初丘陵地帯の奥の方に設営してみたいと思い、受付で聞いたところ、テン場は駐車場奥の平地のみ、即ち道路と側溝に囲まれたエリアに限定され実は牧場全体の広さから比べると左程広くない。
地面は芝と雑草で比較的フラット、ペグの効きは悪くないが、遮蔽物が無いので風が強い時はしっかりとペグダウンした方が良いかもしれない。水はけは不明だが何となく湿気があり、余り良くない様な感じがした。このテン場には木が無いので、夏場は対策が必要かもしれない。
特に巣があるような場所に設営した訳ではないが、蟻が多く、ここの蟻は人の足に登って来て普通に咬む。他にもブヨ(だと思われる)も居た。総じて虫は多いが、虻は見なかった。
朝から晩まで雉(雄)の鳴声が聞こえ、姿も見えたがこの時期が繁殖期なのか、結構うるさかった。カラスも数羽いたから食料管理は必要だと思われる。野犬がいるという書き込みを見たこともあるが今回は居なかった。
テン場より一段高いところにある道路を通行する車やバイクは頻繁ではないが、結構夜遅くまで通る。滞在中記憶の限りでは、18時、21時、06時、09時に防災スピーカー(どこにあるかは不明)からアナウンスや鐘の音が大音量で流れうるさい。
車、バイクの乗り入れが出来ず、駐車場からはリアカーでの荷物の運搬となるが、リアカーが1台しかないのと、リアカーの前後の荷物止めのストッパー(仕切り板)が無いのでリアカーを止めて傾むけると荷物が崩れ落ちるので、工夫が必要(写真参照)。
尚、以前バイクで来た時はバイクはセキュリティの事もあるのでテン場との境の木の所までは乗り入れても良いと言っていた。また、荷物の積み下ろしの時には乗り入れが許可されたという話もあるが、そのあたりはケースバイケースでの運用になっているものと思われる。
炊事場が道を挟んだバンガローのある側なのは仕方が無いが、炊事場の水道が風呂屋の水栓の様に押している間だけ水が出るタイプ。諸事情からそうなったであろう事は想像できるが、使い辛いのは確か、洗剤の類は無い。シンクはコンクリート製で比較的綺麗(利用者が少ない?)だが端の部分に一部青苔がみられた。
炊事場がある方は遠いので、管理棟の1階にあるトイレを利用した。和式水洗、トイレットP有り。シャワー室もあったが未利用。
ホームページでは利用の2日前までに予約が必要となっているが、当日の朝に電話をしてOKだった。売店にはかなり食料品、調味料等があり、氷やアイスクリームも販売してる。外には夜も使えるソフトドリンクの自販機あり。
ゴミは持ち帰りということなので、今回は出来るだけ焚火で燃やしてしまい、残りは持ちかえった。
空いている時期ならのんびりとキャンプが出来るのと、人数が多ければテントだけ積んで、食事はBBQセットやトン汁セット(要予約)で済ますというのもありかもしれない。尚、放射能に関しては検索すると複数ヒットする。