猫好きmokaの腎臓がんと日々のこと。

2015年6月人間ドックがきっかけで腎臓腫瘍が発覚、その後T1bの腎臓がん(淡明細胞がん)と診断されました。

mokaの腎がんの記録(術後1年〜2年)

2017-08-10 11:20:50 | 腎細胞癌








2年前の今日、8月10日は
腎がんの為の右腎全摘手術を受けた日でした。



告知された当時は
「がん=死」と想像してしまい
すぐに死んでしまうのだと思って
毎日、泣いて過ごしていました。


この2年間…
私にとって、初めての経験の連続でしたが、
今年の8月で術後2年を迎える事ができた事…

とても有難くて、嬉しい気持ちと一緒に
色々な想いが巡っています。







最近の体調は、
大きく気になる所はありませんが、

疲れやすくなった…と感じる事が多くなったので、
時間を見つけては、
横になる時間をとるようにしています。


これは、
年齢的なものもあるのかも知れないけど、
典型的な更年期の症状はないので
良し!とする事にします


あと、疲れたり冷えたりすると
腎臓を取り出した傷(約4センチ)のある右下腹が
ポコッと張った感じになります。

この症状は、ずっと無くならないので、
仕方のない事なのかな…と思います。


右腰辺りに3ヶ所ある腹腔鏡の傷は、
傷痕も痛みも全く気になりません。







術後1年〜2年までの記録を記します。



2016年7月
人間ドックにて
「胃陥凹性病変の疑い」要精密検査の結果が出る。



2016年8月
腎がんでお世話になっているのと同じ病院の
消化器内科にて胃カメラ検査→生検もしました。

この時の検査用紙に
「胃がん疑い」の文字があったので、
ダブルキャンサーになったのだと思いました。


胃カメラは、鎮静剤を使用しての検査の為、
苦痛なく眠っている間に終わっていました。


結果は、
慢性胃炎で悪いものではありませんでしたが、
ピロリ菌が見つかったので
「ボノサップパック400」を処方され、

1週間飲みきった2日後に、全身蕁麻疹が出る。
(薬の副作用でした→近所の皮膚科で薬処方され治癒)



2016年10月
術後1年2ヶ月検診
血液検査、腹部胸部CT検査(造影剤なし)

結果…転移所見なし



2017年1月
術後1年5ヶ月検診
血液検査、腹部胸部CT検査(造影剤なし)

結果…転移所見なし



2017年2月
原因不明の蕁麻疹



2017年4月
術後1年8ヶ月検診
血液検査、腹部胸部CT検査(造影剤なし)

結果…転移所見なし



2017年7月
術後1年11ヶ月検診
血液検査、腹部胸部CT検査(造影剤なし)

結果…転移所見なし



2017年7月頃から、
夕方になると微熱が出ていましたが、
血液検査でも炎症反応なしで原因不明。

体調は良いので
今は検温をやめて気にしない事にしました。






3ヶ月に1度にある主治医の診察時には、
分からない事や疑問に思った事は、
質問するように心がけています。


もし、肺に転移した場合は?
ファーストラインは、スーテント
セカンドラインは、オプジーボでの治療になる事。


骨や脳への転移の心配は?
肺に異常が見つかった時に詳しく調べます。


その時には、
また状況が変わっているかも知れないけど、
今のところ、主治医からはこう言われています。



検査の結果を聞くのが怖いのは相変わらずですが、

ただ漠然と怖がるだけじゃなく
良い結果、良くない結果をイメージしながら、
検診を受けるようになりました。







知り合いの看護師さんに教えてもらった
受診の心得を再確認…


1. 伝えたいことはメモして準備
2. 対話の始まりはあいさつから
3. よりよい関係づくりはあなたにも責任が
4. 自覚症状と病歴はあなたを伝える大切な情報
5. これからの見通しを聞きましょう
6. その後の変化も伝える努力を
7. 大事なことはメモをとって確認
8. 納得できないことは何度でも質問を
9. 医療にも不確実なことや限界がある
10.治療方法を決めるのはあなたです





こんな感じで術後2年を迎える事ができました。
来月からは、腎がん3年生です。


やっぱり8月は「ひまわりの黄色」が綺麗です


moka


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