私がヴィシーで生活し始めて数週間後に祝祭日を利用して友達とイタリア旅行へ行った。クラスメイトの女の子2人と男子2人。皆日本人。男子はフランス料理の料理人。もう一人は外語大学の学生でイタリア語を第二外国語で専攻しているため英語、フランス語のほかにイタリア語も若干話せる。よって俺は食べるのみ、着いてくのみの旅行。
当初ローマにも行きたかったのだが、4日間しかなかったため何都市も周ることはできないし電車で行くつもりだったので北よりにあるミラノに行くことに。駅で切符を買ったあとネットで調べたら日程をずらすと

飛行機で行っても料金がさほど変わらないことが判明。どのみちパリに出ないとならないのでヴィシーからパリまでの3時間、+パリから電車で行くとミラノまで6時間。合計9時間もかかる!パリから飛行機に乗ると1時間半くらいでミラノに着く。しかもピークの時間帯をずらすと飛行機の料金は恐ろしく安くなる。ゼロが一個違うくらい。
じゃあ、時間短縮の飛行機で行こう!ということになり、切符の払い戻しをしてもらうためにヴィシー駅まで行く。しかしここでひと悶着。まず私ともう一人の子で全員の分の切符代をクレジットカードで代替していた。通常日本で払い戻しの手続きをすると本人が切ったカードの額をキャンセルしてくれますよね?しかしヴィシー駅の駅員のおじちゃんは何故か5人分の切符代の合計(仮に500ユーロとします。)のうち私に400ユーロ、もう一人の子に100ユーロ戻すと言い放った。自分がサインしたカードの金額と払い戻される額が違う上、フランスの鉄道は25歳以下だと割引料金が適用されるので5人のうち2人がその25歳以下の割引対象額となり誰の分が自分の元に返ってくるのかがわからずややこしいったらありゃしない!
結局SNCF(フランス国鉄)は合計金額ちゃんと返すから、そっちで勝手に清算しろ。ということだった。。じゃあ、なんで全部まとめてどっちか一人に返さないのか?なぜサインした同額の返済ができないのか?などとつっこむことは当時の私の語学力では無理だった。相手の言うことを理解するので精一杯。。さらに手続き途中でコンピューターが壊れ、何度もカードを切るハメになる。後ろには長蛇の列が出来ていく。。
噂には聞いていたけど、もしかしてフランス人って頭悪いんじゃ・・?
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