ヒメシャガとニョイスミレ

昨夜全仏オープン男子シングルス4回戦で世界ランク7位の錦織圭は同38位のブノワ・ペール（フランス）を6-2、6-7、6-2、6-7、7-5で下し8強進出を決めた。粘り強く諦めない錦織の姿に感動。今日はナダル戦。ちょっと厳しいかなあ。

ヒメシャガ　アヤメ科アヤメ属

東北大学植物園の中を歩いているといたるところでヒメシャガに出会った。ヒメシャガは日本特産の多年草。




草丈は低く、葉が薄くて光沢はなく、冬には地上部が枯れる点でシャガと区別される。短く横に這う根茎がある。






葉の間から斜めに花茎を伸ばし先端近くに数輪の花をつける。花の大きさは約2cmで淡青紫色。


ニョイスミレ（ツボスミレ）スミレ科スミレ属

半日陰の空き地にハート型の面白い形の葉の植物が群生していた。葉は丸く基部は深く心形で全体としてはきれいなハート形をしている。


近づいてよく見ると小さな白い花をつけている。よくよく見るとスミレのようだ。あたりを見渡すと名札がありニョイスミレと記されていた。


花は茎の葉腋から出て花柄は立ち上がり葉より少し上に出て花をつける。花はとても小さい。


花色は白で上弁は反り返る。


前から。花弁には基部に向けて紫の筋が入る。


横から。距は丸くて短い。