くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

フウ、カンレンボク、ハスの実

2019-10-15 | 日記
10/13(日)の夜ラグビー・ワールドカップのスコットランド戦が行われ日本はスコットランドを28対21で撃破した。日本が前半3トライ、後半1トライを決めたシーンは素晴らしかったが、それ以上に残り20分間の両者の全力でぶつかっていく姿は感動的だった。観衆によるカウントダウンが0になってボールを蹴り出しノーサイドを迎えるまで緊張した試合だった。

10月はじめに大阪で会合があった。梅田もずいぶん様変わりしたなあ。阪神デパート側の歩道橋はまだ残っていた。そこから阪急とJRをつなぐ横断歩道を歩く人たちを眺めながら遠い昔を思い出した。初めて大学を卒業して大阪の会社に就職した。阪急雲雀が丘駅から梅田にでて環状線に乗り換える毎日だった。夕暮れの涼しい風とともに胸苦しい思いが込み上げてきた。何百回もここを通ったはずなのに何の痕跡も残らないことがあるのだろうか?時空を超えて当時のつらい思いや喜びがいまだに渦巻いているのを感じた。

フウ マンサク科 フウ属

樹高20mほどのフウの大木があった。


果実がたくさんついている。職場近くの県立公園ではモミジバフウの果実がそろそろ見れる季節だなあ。葉は3中裂し裂片の先は尾状にとがる。紙質。ふちに細かい鋸歯がある。葉柄の長さは約8cm。




果実は秋にクリのイガ状になる。この果実はたくさんの花が集まって1つの球状になっていて直径は2.5-3cm。


カンレンボク ヌマミズキ科 カンレンボク属

フウの大木の横に不思議な果実をたくさんつけたカンレンボクを見つけた。カンレンボクは中国南部原産の落葉高木。職場近くの緑化園にも植栽されているからすぐにわかる。




葉は大きな長楕円形で光沢があり葉脈がはっきりしている。


果実は直径3cmほどの球状の房になる。


10-11月頃に黄緑色でバナナの房が丸くなった感じの果実をつける。


ハス ハス科ハス属

ハス池があった。




蜂の巣状の花托の中に果実が見える。

コクワガタとツリフネソウ

2019-10-03 | 日記
先の日曜日には何本か映画を見た。どれも2流映画だけれども案外楽しめる。
「トランス・ワールド」(原題: ENTER NOWHERE、2011年アメリカ) 謎の山小屋に迷い込み、逃げられなくなってしまった3人が実は時空を超えて親子関係だったというたSFサスペンス。安上がりだけれどよくできている。
「絶海9000m」(原題: PERDIDOS、2017年ポルトガル) 豪華クルーザーで楽しむ男女7人が海に入り船に上がる術を見つけられないまま一人ずつ力尽きていく。絶海というシチュエーションで繰り広げられるサバイバル・スリラー。あまりに単純なストーリーだけれど記憶に残る。
「マッチスティックマン」(原題: Matchstick Men、2003年アメリカ) 神経症で潔癖症の詐欺師ロイ(ニコラス・ケイジ)は、相棒のフランクと突然現れたロイの娘アンジェラ(アリソン・ローマン)に騙されるコメディタッチのクライム・サスペンス。ロイの偽の娘アンジェラとの関係がなぜかホッとする。
「ザ・クリーナー 消された殺人」(原題:Cleaner、2007年アメリカ)元警察官で現在は殺人現場の清掃員をしているトムが殺人容疑をかけられる。テレビドラマ風のサスペンス映画。

コクワガタ

ヒガンバナの近くのイタヤカエデの木の上で昨年ノコギリクワガタを見つけたので今年もいるかもしれないと思って探してみると思った通り一匹のクワガタ発見。


コクワガタだった。子供のころはコクワガタなどありふれていて価値がなかった。今はどんなクワガタも珍しい。いつまでもクワガタが生息し続けてほしい。


今年は残暑きびしく29-30℃くらいあるのでまだクワガタも元気。

ツリフネソウ ツリフネソウ科ツリフネソウ属

緑化センターの周辺は湿地帯が続いていて、遠くには高速道路が見える。この一帯には毎年ツリフネソウが群生している。


今年もちょうど花の時期。赤紫色の花がみえる。




一本取り上げて観察。見れば見るほど不思議な形をしている。


正面。


横から。花の後ろに伸びる距の先端が渦巻き状に巻いているのがわかる。


分解してみた。雄しべは5個、花糸は短く葯が合着して雌しべを包み込んでいるらしい。

ヒガンバナ満開

2019-10-03 | 日記
先日保健センターで講演を頼まれて昼から出かけた。1時間ほど時間があったので途中緑化センターで寄り道。ヒガンバナが満開だった。

ヒガンバナ  ヒガンバナ科ヒガンバナ属

池の周りにたくさんの真っ赤なヒガンバナが咲いていた。


花の時期に全く葉はない。

シロバナヒガンバナ  ヒガンバナ科ヒガンバナ属

白いヒガンバナもたくさん咲いている。形はヒガンバナとそっくり。




シロバナヒガンバナはヒガンバナとショウキズイセンの自然交雑種といわれている。ヒガンバナとほとんど同じく花期には葉がなく、花茎の先に5-10個の花をつける。花は白色で、外花被片が3、内花被片3。雄しべ6、雌しべ1で、雄しべは長くて反り返った花被片から突き出る。

ショウキズイセン ヒガンバナ科ヒガンバナ属

少し離れた日陰に黄色のヒガンバナがあった。これがショウキズイセンだろう。