くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

ピラカンサ、ニシキギ、キク、キバナコスモス、コスモス

2019-11-25 | 日記
ピラカンサ バラ科トキワサンザシ属

ジュウガツザクラの横を抜けて広場にでるとその先に真っ赤な果実をたわわにつけたピラカンサが目に入った。ピラカンサはバラ科トキワサンザシ属の種類の総称で、日本ではトキワサンザシ、タチバナモドキ、カザンデマリ(ヒマラヤトキワサンザシ)の3種類をピラカンサと呼ぶらしい。


素晴らしい赤。トキワサンザシだろうか?わからないなあ。


葉の裏。
 
ニシキギ ニシキギ科ニシキギ属

すぐ近くにはニシキギが斜めに傾いた枝を伸ばし真紅の美しい紅葉をつけていた。


枝の翼が特徴的。

スプレーマム キク科キク属

近所のおばあさんが畑をつくりその周りにいろいろなキクを植えたのだろう。




後ろ姿。






どれも小さなキクで可愛い。

キバナコスモス キク科コスモス属

キバナコスモスとコスモスが並んで植えられている。比較するのにちょうどいい。キバナコスモスの葉はコスモスのようには細くない。


花の後ろ。長く尖った緑色の萼状の総苞片8-9片とその内側に膜状の総苞片8-9片がある

コスモス キク科コスモス属



花の後ろ。総苞片はキバナコスモスと同様2列だが内側の膜状総苞片は圧着している。以前のブログ『せっかち散歩2013-10-20』を参照。

ネムノキの果実とジュウガツザクラ

2019-11-24 | 日記
ネムノキ マメ科ネムノキ属

空を見上げると、大きく腕を広げ枝に2回偶数羽状複葉がわずかに残されていることからこれがネムノキであるとわかる。


果実が見える。


枝のジグザグも特徴的。果実は裂開して種子を出してしまっているようだ。

ジュウガツザクラ バラ科サクラ属

桜が咲いていた。


毎年ここではジュウガツザクラが咲く。ちょうどいい時に来たなあ。誰もこの桜には見向きもしないのには驚き。とても美しい。




ウィキペディアによれば、ジュウガツザクラはエドヒガンの系列でコヒガンの園芸品種。年に二度開花する。花は十数枚で、花弁の縁が薄く紅色になる。




後ろ姿。萼筒は紅色でつぼ型。


ハラビロカマキリがいた。前脚の基部に、数個の黄色をしたイボ状突起を持つのが特徴。三角の頭でこちらを睨んでる。

コサギとアオサギ

2019-11-24 | 日記
貯水池の周りにコサギとアオサギを見つけた。じっとして動かない。

コサギ サギ科コサギ属

くちばしは黒色、目元は黄色、足は黒、指は黄色であることからコサギであることがわかる。ダイザギ、チュウサギはくちばしは黄色で指は黒。

アオサギ サギ科アオサギ属

青みがかった灰色の羽毛でくちばしが黄色いのでアオサギだろう。

チェリーセージとナンキンハゼの紅葉

2019-11-24 | 日記
先週の日曜日はとてもいい天気だったが、この連休は雨。先週は近くの貯水池周辺を一回りした。

チェリーセージ シソ科アキギリ属

まず最初に目についたのはチェリーセージ。


上唇の先端から雌しべの2裂した柱頭が外に出ていて可愛い形となっている。


チェリーセージはサルビア・ミクロフィア(Salvia microphylla)とサルビア・グレッギー(S. greggii)、そして二種の自然交配種サルビア・ヤメンシス(Salvia x jamensis)の総称だが、その区別は外から見ただけでは難しいらしい。

ナンキンハゼ トウダイグサ科ナンキンハゼ属

街路樹のナンキンハゼもちょうど見頃。チェリーセージの横に自然に生えてきたナンキンハゼも見事に紅葉し始めている。


緑から赤へのグラディエーションが素晴らしい。




果実が見える。果実は三角形に近い球形の蒴果。果皮は黒色で中に3個の白色の蝋状物質で覆われた種子がある。

ソバの花

2019-11-24 | 日記
職場から20分ほど郊外に車を走らせるとスギと広葉樹林の森そしてそれに連なる谷津田が至る所広がっている。その近くにある牧場の横ではソバを栽培している。花は咲いているだろうかと気になって行ってみた。

ソバ タデ科ソバ属

ソバの花が一面に咲いていた。


今年も見ることができてうれしい。食用に栽培されているのだけれど観賞用としても十分美しい。


花は総状花序。




花には花弁はなく白色から淡紅色の萼片が5深裂し葯は桃色。


葉は心臓形から三角形。上部の葉は柄がなく茎を抱くが下部の葉は長い柄があり互生する。鞘状の托葉がある。


果実は三角錐形の痩果。緑色から白色そして紅色になり完熟して乾燥すると黒褐色になるらしい。雌しべの花柱は1本で先が3つに裂ける。右と左の花に果実が見える。