くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

オオシマザクラとコヒガン

2019-03-30 | 日記
とても若く見える90代の女性が30年前に亡くなった御主人の話をしてくれた。ふざけるのが好きだったという。彼は60歳で定年退職した日、家で酒を飲んで俺はまだ若いのだと言って居間で逆立ちをしたらしい。その時、腕の力が抜けて倒れてしまいその後首から下が全く動かなくなって緊急入院したが1週間後に亡くなった。頸髄損傷だった。しなくていいことをして惨事にあうことはよくあること。注意しよう。

今年は寒くてまだソメイヨシノは満開にはなっていない。4月はじめに満開になるだろう。日当たりのよいところでは咲いている可能性があると思い職場近くの公園に出かけると真っ白のサクラが満開に咲いていた。

オオシマザクラ?



真っ白な大きな花、わずかに展開しかけた緑色の葉が見えるのでオオシマザクラかな?


オオシマザクラ独特の芳香がわずかにある。


ただ萼片に鋸歯がなく、花柄と萼にはわずかに毛がある。典型的なオオシマザクラではなくソメイヨシノが少し混ざったオオシマかも。


近くには似たような白いサクラがあちこちに咲いている。




葉の展開はもう少しだが、白く大型で香りがあり、花柄と萼は無毛、萼片に鋸歯があるというオオシマザクラの特徴を充分備えている。


コヒガン

公園の中に2-3mほどの小さなサクラが植栽されている。もう一部の花は咲き終えているようだがまだつぼみもある。ここ何年もこの木はそれほど大きくならない。


花も小さくエドヒガンザクラとマメザクラの種間雑種のコヒガンかなあ。




萼筒は細長い壷形、毛が多い。

カワズザクラと唐子咲きツバキ

2019-03-12 | 日記
講演会のために論文を読んだりスライド作りやらで結構忙しかった。毎年見ているカワズザクラとツバキが咲いているか確認のために職場近くの公園に出かけた。


広場には幾本もカワズザクラが植栽されている。どれも満開に近い。




遊びにきた家族連れも犬の散歩やジョギングしている人たちも立ち止まって、満開の桜を見上げている。


受験も終わりそろそろ合格発表の時期だから、この桜の下で合格メールを受け取ったなら最高だろうなあ。





唐子咲きツバキ

カワズザクラのすぐ横には、花芯のおしべ全体あるいは葯が花弁に変形したいわゆる唐子咲きのツバキが植栽されている。


10cmほどの大きさでずっしりと重い。