つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

七ヶ浜で足湯ボラ⑤

2012-05-06 | 災害
七ヶ浜町とアメリカのプリマスが姉妹都市だそうだ。 ボストンに近く、メイフラワー号で清教徒が上陸し最初に入植した地で、私も何度か行ったことがある。 付近には当時の生活を再現した村もあるが、何と国際村にもその一部が展示されているらしい。 今度行く機会があったらぜひ見てみたい。 ちなみにメイフラワー号が船出したイギリスのプリマスにも行ったことがあるが、今も古い港町の風情が残り、丘から見る港の景色は素晴らしかった。

仮設の集会場で足湯の準備をし早速開始しようとしたら、コーディネーターから「将棋が出来ますか」と聞かれたので「一応出来ます」と応えたら、「良かったねー○○さん、今日は将棋が出来るよ!」と、70歳代の男性と将棋を指すことになった。 この仮設には相手をする人がいなく、将棋、囲碁、カラオケが毎日行なわれている公民館には週2回の送迎バスでしか行けないそうだ。 結局この日は午前も午後もこの人と将棋を指すことになり、結果は1勝3敗。 まあ相手は危なくなると「待った!」をするので仕方がない。 でも足湯だけでなくこんな慰問の仕方もあるのだ。 男性はなかなか話の輪に入れないので集会場に来ない人が多いが、こういうサービスも加えればもっと多くの人に喜んでもらえそうだ。

お昼はコンビニでお弁当を買って、近くの君が丘公園でお花見をしながら食べた。 チームのメンバー同士、年齢を越えてすっかり仲良しになり、この日の夕食は東京に帰る夜行バスの出発までの間、仙台駅地下の「大戸屋」で延々3時間、話が尽きなかった。 たった3日間行動をともにしただけだが、ボランティア精神に溢れた素晴らしい人たちだ。 その後もお互いの活動状況をFacebookで伝え会っている。

国際村仮設住宅


将棋4番勝負


浜辺で見たたくさんの鯉のぼりと大漁旗は復興への心意気を感じた

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