戸隠神社
2014-01-21 | 旅行
長野駅前からバスで約1時間、片道料金は1200円だが往復で買うと2200円になると案内所で教えてくれた。 これはラッキー! 行きのバスはバードライン経由で、長野市内を過ぎるとどんどん急坂を上って行くので市内の風景が見る見るうちに下界に遠ざかる。 市内はほとんど雪はなかったが、上りにかかると道の両側は除雪された雪が積み上げられている。 戸隠中社に着くと参道は80cmくらいの積雪だったが、細くつけられた足跡を辿って大鳥居をくぐり、正面階段に向かうとここは急階段で危険なのか通行禁止。 脇道を上って本殿の前に出た。 狛犬も大屋根も雪に埋もれているがとても風情のある雪景色の中を参拝した。
傍にある宝物殿に入ったら、この時期に訪れる人はあまりいないのか少し待たされ館内に暖房を入れてくれた。 展示物は少ないがゆっくり見ると、戸隠は天照大神が隠れた天の岩戸が飛来して戸隠山になったということで、5つの社があり、奥社には天の岩戸を開けたアメノタヂカラオの命が祀られ、中社には岩戸神楽を創案したアメノヤゴココロオモイカネの命、火之御子社には踊りを踊ったアメノウズメの命が祀られている。 神社とばかり思っていたが明治維新の神仏分離までは戸隠山顕光寺というお寺で、比叡山や東叡山につながる学問や修験道場として栄えたようだ。 今でも奥院、中院と社ではなく院という呼び方もある。
学芸員に聞くと奥社は雪崩で壊れたことがあり、中社は昭和17年に火災で建て替えられたので、比較的新しい簡素な建物だが、最も古い形を残している宝光社は神仏混淆様式で彫刻もたくさんあるとのことなので、宝光社まで15分ほどの下り道を歩いた。 なるほど古い立派な社殿で、階段には擬宝珠がありお寺の様式だ。 社殿の前には2人の外国人が日本人にガイドされながらスノーシューを履いて雪道の林間をここから中社まで歩くという。 雪の季節でもいろいろな楽しみ方があるものだ。
戸隠といえばお蕎麦。 ザルの上に5社を意味する5つの束にした「ぼっち盛り」。 お酒は諏訪の「真澄」をお燗してもらい、野沢菜のお漬物とともにいただく贅沢な昼食だった。
戸隠中社
御神木の大杉
アメノウズメの命を祀った火御子社
最も古い宝光社
スノーシューで雪の林間を歩く外国人観光客
戸隠のお蕎麦は絶品でした
傍にある宝物殿に入ったら、この時期に訪れる人はあまりいないのか少し待たされ館内に暖房を入れてくれた。 展示物は少ないがゆっくり見ると、戸隠は天照大神が隠れた天の岩戸が飛来して戸隠山になったということで、5つの社があり、奥社には天の岩戸を開けたアメノタヂカラオの命が祀られ、中社には岩戸神楽を創案したアメノヤゴココロオモイカネの命、火之御子社には踊りを踊ったアメノウズメの命が祀られている。 神社とばかり思っていたが明治維新の神仏分離までは戸隠山顕光寺というお寺で、比叡山や東叡山につながる学問や修験道場として栄えたようだ。 今でも奥院、中院と社ではなく院という呼び方もある。
学芸員に聞くと奥社は雪崩で壊れたことがあり、中社は昭和17年に火災で建て替えられたので、比較的新しい簡素な建物だが、最も古い形を残している宝光社は神仏混淆様式で彫刻もたくさんあるとのことなので、宝光社まで15分ほどの下り道を歩いた。 なるほど古い立派な社殿で、階段には擬宝珠がありお寺の様式だ。 社殿の前には2人の外国人が日本人にガイドされながらスノーシューを履いて雪道の林間をここから中社まで歩くという。 雪の季節でもいろいろな楽しみ方があるものだ。
戸隠といえばお蕎麦。 ザルの上に5社を意味する5つの束にした「ぼっち盛り」。 お酒は諏訪の「真澄」をお燗してもらい、野沢菜のお漬物とともにいただく贅沢な昼食だった。
戸隠中社
御神木の大杉
アメノウズメの命を祀った火御子社
最も古い宝光社
スノーシューで雪の林間を歩く外国人観光客
戸隠のお蕎麦は絶品でした