つれづれ雑記

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神戸マラソン④ スタート~序盤

2012-12-01 | スポーツ
心配していた早朝の冷え込みもなく、快晴無風の絶好のマラソン日よりで申し分ない。 更衣テントで着替えをしながら明石の男性と話したが、70歳までは4時間以内で走るつもりと言う強者だった。 お互いに今日は楽しみましょうと別れ、手荷物をまとめて指定のトラックに預け、スタート地点のCブロックに向かったが、もういっぱいの人で埋まっていた。 スタート地点では市長の挨拶、高橋尚子さんの激励、昨日の高校生の合唱などのセレモニーが行われていたが、Cブロックは100mほど離れているので全く見えない。 やがて「一斉にスタートしました!」といっても全然動かない。 やっと少しずつ動き始めスタートラインを通過したのは5分後だった。

花時計を右に曲がり京町筋を元町方面に向かうと道路の両側はランナーに付き添ってきた人でいっぱいだ。 元町の大丸前で左に曲がると南京街の前で中国の蛇踊りがドラや太鼓の賑やかな鳴り物で応援してくれた。 右に曲がって海岸通りを西に向かうと両側はビルに囲まれ日陰ばかりなので、寒い日はなかなか身体が暖まらないだろうが今日は暖かいので問題ない。 中央郵便局を右に曲がり、すぐ左に曲がると道幅の広い多聞通に出た。 すぐに湊川神社の標識が見えた。 神戸では楠公さんと親しまれている楠木正成を祀った神社で、小さい頃一度来たことがあり、提灯に菊水が描かれていたのを記憶している。

多聞通の沿道もいっぱいの人で、太鼓を叩いたり頑張れ、頑張れと盛大な声援を送ってくれた。 でも「負けないぞ!岩手」のTシャツで走ったのに、まだランナーが集団になっていて見にくいのか、「岩手頑張れ!」と言ってくれる人はほとんどいなかった。 やがて長田区に入ると両側には真新しいビルや家が立ち並び、震災後の大火災で焼失した街とは全く思えない復興ぶりだ。 中越沖地震で甚大な被害のあった新潟県柏崎市では目貫の商店街でも復興は歯抜け状態だったが、ここはびっしりと建物が立ち、空き地は見られない。 大都市は復興するエネルギーも違うのだな。 長田の駅前には復興のシンボルとなっている巨大な鉄人28号が一瞬見えた。

通天閣の向こうから夜が明けてきた


日曜日の阪急梅田駅はガランとしたもの


快晴無風の絶好のマラソン日より


スタート地点はもうランナーでいっぱいだった


着替えを済ませ手荷物を指定のトラックに預ける 係りの皆さん朝早くからありがとう


「負けないぞ!岩手」のTシャツで走った



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