つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

電車に忘れ物

2014-01-16 | 日記
Tさんはご自分で音響ミキサーまでお持ちなので、いろいろな音源の機器をつないでマイクや音楽を自在にコントロールされる。 機器のほとんどは秋葉原で中古品を買ったとのことだが、あまり一般の人が持っているものではないので、グループのパーティなどでは大変重宝されている。 私はとてもそんな複雑な機器は使えないので、会場備え付けのモノラルのポータブルスピーカーとステレオラジカセを接続して、CDとカセットテープの音楽と司会者のマイクを使えるようにすることにした。

高尾駅前のコーヒーショップでTさんに会い、ステレオとモノラルの変換要領などを教えてもらい、マイクロフォンや接続ケーブルをお借りして、帰りに北野駅前のパーティ予定会場に立ち寄って接続確認をすることにした。 電車に乗っているうちに少し眠気がさし、はっと気がつくと北野駅。 こりゃいけないと慌てて降りて駅前のパーティ会場のエレベータに乗って、おやっと思ったらマイクやケーブルを入れた紙袋を持っていない。しまった!電車の中に置き忘れた! 急いで駅に戻り、駅員に乗っていた電車、号車No.、紙袋の特徴、中に入っているものを話し、電車を追いかけて探してもらうことにした。 

すぐに府中駅に電話し、僅かな停車時間中に社内を見てもらったが、それらしい物はないとのこと。 一瞬不安になったが、中身からして持ち去られる物ではないので、引き続き追いかけてもらうようにお願いした。 特急なので次の停車駅は調布だが、ここでは探せないという。 きっと最近地下駅になって駅員のいる改札とホームがかなり離れているからだろう。 その次は明大前で調べてくれ、それらしい紙袋はあったが、中身を見ることはできなかったとのこと。 終点の新宿ではすぐに折り返しで発車するので社内確認はできない。 電車は紙袋を乗せたまま折り返し、再び明大前で確認したが、ここでも中身は見れなかったとのこと。 もうこうなると北野駅に到着するのを待って駅員が確認してくれるというのでお任せした。

電車が北野駅を発車して乗客が改札に向かってくる後ろから、若い駅員がニコニコして紙袋を持ってきて「これですか?」と言われたので、深々とお辞儀をして「それです! たいへんありがとうございました」とお礼を言った。 ご丁寧にも「大変お待たせしました」と言われたが「いえいえ私の不注意で大変ご迷惑をおかけしたので、恐縮の限りです。 申し訳ありませんでした」 受け取り証にサインして一件落着。 若い駅員の爽やかな対応にグッとくるような感謝の気持ちでいっぱいになった。

さっそく接続テストをし、マイクのジャックが1つしかないので、司会者用のスピーカーを別途用意しなければならいことや、ラジカセとの接続ケーブルをもうひと工夫しなければならないことが分かり、Tさんと連絡を取りながらさらに準備を進めている。 26日には何とか間に合わせよう。

パーティの音響を勤めてくれるポータブルスピーカー



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