つれづれ雑記

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タイ旅行-3 王宮

2012-03-19 | 旅行
現在は王宮には国王や王室の方々が住んでいないので、何時でも見学者に開かれている。 もっとも今は国王は少し離れた王居にもおられず、3年前からチャオプラヤー河畔の病院で暮らしておられるとのことだ。 王宮の一角には守護寺ワット・プラケオ(エメラルド寺院)があり本堂のご本尊を参拝できる。 王宮はタイ国民は入場無料だが我々外国人は有料。 宮内庁所轄の桂離宮などは日本人は何ヶ月も前に予約が必要だが外国人は予約無しで入れるので、全く逆の扱いだ。

ワット・プラケオの境内にはさまざまなパゴダがあり、青空の下に良く映えてきらびやかで美しく、どこから見ても写真に残したくなる。 回廊には延々とラッタナコーン王朝誕生の歴史絵巻が描かれているが、解説が無いのでサッパリ分からない。 次回までには少し歴史を勉強して来よう。 王室の各建物の要所には衛兵が直立していて、観光客が並んで写真を撮っている。 兵役は国民の義務だが全員というわけではなく、必要人員だけ抽出し召集するらしい。 しかし高校生は男子は全員一週間程度の入隊を何回か経験し、将来の召集に備えるとのことだ。

そろそろ王宮を出ようとしたとき急に衛兵が動き出し、我々を足止めしたり車の通行を遮断したりし始め、しばらくすると周辺は人一人通らなくなった。 何事かと思ったが今日は王女が来ていたが、お帰りになるのだそうだ。 衛兵は笛を吹いたり大声を出すわけでもなく、実に穏やかに通行規制をかけている。 やはりお国柄、韓国や中国ではこうは行かないだろう。

王宮前は観光客で一杯


ワット・プラケオのきらびやかな境内




地元の人たちがお祈りを捧げていた


王宮の衛兵


王女がお帰りになるので通行遮断

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