ルワンダ

Ｊ君がホームステイするまでルワンダのことは何も知らなかったが、アフリカ中部の小さな国で人口密度はアフリカで最も高い。　英国連邦加盟国でＪ君も綺麗な英語を話した。　Ｊ君は内戦の頃はルワンダを離れ、隣のウガンダにいて教育を受けた。　今はそうした外国で高い教育を受けた人たちが帰国し、新しい国づくりに携わっている。　ことに内線で多くの男性が失われたので、女性が自立して生活できることが大きな問題となっている国だ。

彼も国連大学の研修生として来るまでは日本について何も知らなかったようで、我家の和室で寝たり、温泉に入ったり、いろいろと初めての経験をしてもらった。　滞在中ちょうど横浜でアフリカフェアが開催されていたので一緒に行った。　アフリカ各国が国の紹介や特産品の販売をしていて、彼にとっては日本でのアフリカ各国の理解のされ方が分かり、私にとっては今まで未知だったアフリカのことを知るとても良い機会だった。

そのＪ君から先日ひょっこりメールが来た。　研修でホノルルに来ているとのこと。　近くまで来たからとの挨拶だが今も忘れずにメールをくれるのは嬉しい。　でもアフリカからホノルルにはどんなルートで行くのだろう。　どちらから廻ってもたいへんな長旅だ。

牛の革張りのルワンダのドラムの模型


バナナの皮で作ったルワンダ女性の農作業人形