熊本の避難所で、テレビの生中継をしていたレポーターが、
被災者の人から「見せ物じゃない」などと怒鳴られて
生中継を急きょ打ち切ったという記事を読みました。
この件について、ツイッター上で「報道各社は被災地に迷惑かけすぎ」などという批判もあるらしいが。
http://www.sankei.com/entertainments/news/160422/ent1604220025-n1.html
どうなんでしょうかね。
確かに、報道する側は被災者に配慮しなければならないのは当然だとは思います。
避難生活で大変な状態にある中で、カメラやマイク向けられたりするのは
ストレスだと感じる方々はいらっしゃる事でしょう。
私(わたくし)は被災者ではないのでわからないのですが、その一方で
報道の方たちが徐々に減っていくのを寂しく思う人も、いたりするのかなと思うんですが。
被災者の人が、報道関係者に怒鳴りたくなるのはしょうがないとは思いますが、
でも報道される事で助けられている事も多いのでは、ないでしょうか。
この避難所は、被害が大きく報道も集中していた地域だと思うんですが、
報道されている地域の避難所と、報道されていない地域の避難所では
救援物資の集まりが大きく違うらしい。
盛んに報道されている地域の方が救援物資がたくさん集まるんだそうな。
そういう部分だけでも、報道によって助けられているのではないかと私(わたくし)は
思いますし、問題のあった避難所で生活をしている方々の中にも
同じように思っている方々はたくさんおられるのではないかと思います。
批判をつぶやいている方たちに言いたい。
あなた達がそうやってつぶやくという事は、中継を見ていたんでしょ?
この中継を見ていなかったとしても、地震が発生してからの特別報道番組を
見てたんじゃーないんですか?
そんなあなた達が、なぜ「報道各社は被災地に迷惑かけすぎ」などと批判できるのかね?
被災地の状況を知らせてくれているのは報道各社なんだな。
確かに一部、迷惑行為や不謹慎な問題もあったようですがね。
持ちつ持たれつではないのかなと私(わたくし)は、思います。
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