映画道楽

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007/カジノ・ロワイヤル ★★★★★

2006年12月21日 | Weblog
 007ファンとしては、待ちに待った新作。でもなぜか複雑。ボンド役のダニエル・クレイグ。なぜ彼が?という思いが強い 。ショーン・コネリーから受け継いできたボンド役の俳優たちには、どこかしら相通じるところがあり、納得し胸を膨らませて新しいボンド役を受け入れてきた。
 しかし、ダニエル・クレイグ には、どうしても納得いかない。なぜ彼が。金髪、瞳はブルーアイス、どちらかといえばボンドの悪役が似合いそうな俳優さんなのだ。そんなどうも納得がいかない気持ちを持ちつつ劇場へ。

 ところが、面白すぎる!!!!!「24」ばりのスピードと展開、いやアクションシーンははるかに凌いでいる。「MI:3」よりも迫力がある。実によくできた内容で大満足。正直言えば、「ムーンレイカー」の頃から作品として大いに物足りなさがあったのだが、今回はシリーズ最高作と堂々といえる傑作なのではないだろうか?

 ただ、やっぱりダニエル・クレイグ は、いままでの007とは違う。ホモやゲイ受けするキャラなのだ。やたらと裸のシーンも出てくるし。男の色気をアピールしている。女性狙いといよりは、どうも男狙い。そう思て観ていると、ちょっと気持ち悪い拷問シーンが出てきた。金玉攻め!ダニエル・クレイグ の喘ぐ顔は、まさにホモのラブシーンのよう。

 そもそもホモを連想させたのはおすぎがこの映画をほめていたから。ホモが好き映画という色めがねで作品を見てしまった。いやいや、そういう色眼鏡でさえ観なければ、大変満足できる傑作だったのだけど…ダニエルの裸のシーン、多すぎじゃないですか?昔、ショーン・コネリーのころは裸のシーンはあったけど、今回ほど強調していなかった。女性の方はダニエルの裸は魅力的に見えるのかな。