北のはげおやじの徒然日記

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昨日今日

2014-11-13 21:46:00 | 日記

​ 退職以来、殆ど読書らしい事はしていなかったのですが、

世間で話題になっている新刊を、わたしも読んでみたくなり、

ハードカバーは殆ど買わないのに、思い切って買ってしま

いました。(笑)


 どんな本だと思いますか?

 マスメディアで大活躍し、自身も派手な生活をして、今年

1月に亡くなられたタレント(?) そうです、「やしきたかじん氏」

とその最後に結婚した女性の、なくなる2年前から臨終までの

足跡を再現した百田尚樹氏が書き下ろしたセミドキュメント風

小説「殉愛」です。


 なぜ、このような本を読む気になったのか?


 一つには、やしきたかじんさんは、わたしと同じ年であること。

 此の年になって、ターミナルステージをどう過ごすべきか、い

ろいろと考えを巡らす様になって来た事。

 などで、自分の今後を考える上で何か参考になる事があるの

かなというような意味合いです。


 内容は、わたしに言わせれば、偏った情報に基づいて偏った

見方で書き下ろされた、ある編集意図のもとに作られた読み物

いうように感じられて、後味の悪いものになりました。

 詳しくは述べません。

 百田尚樹氏の執筆によるものですから、一気に読み進めて

行けます。わたしも2日で読みました。

 題材が題材なだけに、売れることを意識して作られたと勘ぐり

たくなるようなものでした。



 退職後、殆ど読書もせず、読みたくなった本がこれで、いささか

残念な気がしましたが、火・水と本を読んで自宅にこもっていた為、

(風邪気味のため、プールも行っていません)、身体がむずむずして

ドライブに出かけたくなりました。


 この時期に、どこにドライブに出かけると言っても、宛などありま

せん。思い出して、9月だったと思いますが、妻と二人で見た

映画「ぶどうのなみだ」のロケ地だった所に出かけてみようと

思い立ちました。主役の大泉 洋さんはわたしの町出身のスタ

ーで、大学の後輩になります。


 妻に誘いをかけましたが、「する事があるからあなた一人で行

って」との事で、一人でカメラを抱えて出かけました。(わたしが、

妻に誘いもせずに単独行動すると、後の仕返しが恐ろしいので

す。)(笑)



 場所は、岩見沢市郊外の宝水ワイナリーです。自宅から30km

程度の所です。

 確かに、映画で使われたと思われる景色が広がっていました。

IMG_0349.JPG


しかし、ブドウ栽培の面積が狭い。あれだけの面積で作られる

ぶどうをもとに作られるワインは少量だろうと思いましたが、

醸造施設を見せて頂きましたが、思った通り、数千本も瓶詰め

すれば亡くなってしまうようなタンクで作っていました。

 訪問した記念に、ワインを買って帰ろうと考えていましたが、

値段を確認すると赤ワインが2800円を超えます。ロゼワイン

で1600円しました。基本的にロゼは飲みませんので、赤なんで

すが、現役時代なら買っていたでしょうが、年金生活の身、今は

それをするとだめでしょうと心の中で叫ぶ声が聞こえます。対応

してくれた女性は、美形でわたし好みの人だったので、気が引け

ましたが、「ひやかしにきてしまったようで申し訳ない」とお断りし

て、帰って来ました。その女性も、「気にしないで、またお越し下

さい」とお声がけしてくれて、気分は良かったですね。(単純です)


 映画のロケ地になったという事でしょう。平日にもかかわらず、

何組かの人が訪れていました。



宝水ワイナリーの醸造所とクラウンアスリート

IMG_0352 のコピー .pdf




マイカーは11月6日にスタッドレスに履き替えました。

(ホイールはBSのエナジーライン、タイヤはミシュランXーICE

IMG_0351 22.45.18.JPG


純正ホイールで​夏タイヤの時のマイカー

DSCF1146 のコピー .pdf



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヴェル24)
2014-11-14 08:27:20
おはようございます。
やしきたかじんさん 良い歌好きな歌結構有ります。だけど本は買いません。

ワイナリーへのドライブ気分転換出来ましたか? 大泉洋さんはアレよアレよと言う内にスターになられましたネ。
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Unknown (一年生)
2014-11-14 12:48:11
こんにちは

やしきたかじんさんのことは金スマでやってたので少し見ました。

途中から見たんですが、女性のことは疑りの目で

まず見てしまいました、そしてそう言う考えしかできない自分に少し嫌気がさし、

そんなこともあるんだな~と思いこむことに。

実際はどうなのかな~?
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Unknown (北のはげおやじ)
2014-11-14 22:44:48
ヴェル24さんへ

今週は、風邪気味のためプールは行っていません。
そうすると、日中することは、いつもしている食器の
後片付け、お風呂掃除以外には、殆ど何もありません。

読書も良いですが、ドライブはやはりいいです。
気分が晴れました。(笑)

大泉 洋君は、すごいですよ。
あれだけ、映画の主役を務めながら、
今でも地元の週3本のTVのレギュラー
番組は、継続して出演しています。

休む時間は殆どないのではないでしょうか。
偉いもんです。
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Unknown (北のはげおやじ)
2014-11-14 22:52:05
一年生さんへ

「殉愛」は、架空の出来事を小説にしたものではなく、
日記や証言などをもとにした事実を中心に書き下ろした
いわば歴史小説のようなものだと思うんですが、その中に
登場する実名でない登場人物の描写の仕方は、まったくの
悪役としてでてきます。

それなのに、それらの方々がどのような考えでそのような行動を
とったのかなどの取材がないままに、一方的な情報
をもとにして作品が作られていると思われる事に、これはおかしいと
訝しく思ってしまいました。
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Unknown (settai)
2014-11-15 08:40:06
いつの間にかホイールとタイヤを交換していたようで着々とドレスアップすすんでますねぇ!
でも、この天候ですからタイヤ交換されていると思いまが、私も来週マイカーと会社の車のタイヤ交換しなくては。
会社の車は盛岡まで行かなければなりませんので面倒です。

確かにワインは一度開けると飲みきりですから結構お高くつきますが美味しいですよねぇ
私は自宅では飲みませんから(晩酌はやりません)一番安上がりです!(笑
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Unknown (車好きオヤジ)
2014-11-15 09:58:03
ご無沙汰してます。
「殉愛」は自分も読みましたが後味が悪いのはやはりはげおやじさんが素直な性格だからでしょうね。
やしきたかじんという人物について書かれている時点でまず彼の言動やそれまでの家庭生活が
一般人とは大きくかけ離れていることを思うと私の場合は参考にならぬある意味フィクションと同義に
思って読みましたから。
例によって流し読みで3~4時間で読み終えました。
初版が30万部だったか40万部だとか聞くのも当然著者や出版社の思惑や意気込みもあるでしょうし、
生真面目に読むのは悪い事ではありませんけどサラリと読む方が良い本ではないかと感じました。
印象に残った部分と言えば死期が迫った頃に新妻を残して先に逝くのが残念で悔やむ彼が
妻に自分の死後に浮気したらその相手を呪い殺すとまで嫉妬深い発言をするのに、
あのタレントだけは許すと書いてあったところでしょうか?
実は名前を出された彼には好感を持っているのもありますけど本人は迷惑でしょうね(笑)!
全くの偶然ですけどこの本を読む前日に読了したのが今年直木賞を取った黒川博行の「後妻業」。
内容については書きませんけど何だかなあって思っちゃいましたね。
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Unknown (北のはげおやじ)
2014-11-15 15:26:23
settaiさんへ

ホイールとタイヤを替えてドレスアップしたのでは
ないですよ。
冬タイヤに履き替えただけですよ。
年金生活の身に、そんなお金はありません。(笑)

まだ(失礼)、会社との縁は切れていないようですね。

定期購入していたワインも止めましたので、ワインセラー
も空きが目立つ様になって来ました。(笑)

安くて美味しいワインを紹介してください。(笑)
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Unknown (北のはげおやじ)
2014-11-15 15:57:45
車好きオヤジさんへ

400ページを3〜4時間で読むというのはすごいね。
とてもまねができない。

生真面目に読んではいませんよ。

主人公(やしきたかじん氏とさくらさん)の生活を垣間見よう
だとか、苦しい最後はどう過ごしたのだろうかだとかに興味
はなく、わたしと同じ年の人間が死に行く時に、死をどのよ
うに捉え、立ち向かったのかなどに関心が向いたからなんです。

そう言う意味では、結構克明に事実関係を捉えてストーリー
を作っていると思うんですが、あの物語に登場する人物の中で
3人かな、例えば「H」などと実名ではない名前で登場してくる
人がいますが、その方々はいずれもさくらさんにとって、悪役と
して登場しています。殆どの登場人物は実名で登場させて
いるという事は、ノンフィクションであるという印象を読者に
を与える意味合いが底には含まれていると思います。

そうであるなら、登場した人物すべてに、取材して書き上げる
必要があると思うんですが、どうも悪役として登場する人物
に関する情報源は、さくらさんからの一方的な情報をもとにして
書かれている様にしか読めないんですよ。

偏った情報をもとに書かれたものであるなら、フィクションと断って
書き続けるのであれば許せるのですが、あたかも事実を克明に
書き上げた様に装っているいるので、そうであるなら、出版する
姿勢そのものに、異議を唱えたくなってしまったのです。

あそこに書かれた悪役の彼らは、書かれている様に、
共感できる人物ではないのかもしれませんが、
この本が出版された事によって、大変大きな被害を
受ける事になってしまったのではないかと思ってしま
いました。

さくらさんの人物像も、下賎なわたしから見ると、美化
し過ぎのように見えて、臭いものを感じてしまいました。

読書を再開したので、ホットな新刊本ではなく、文庫
本(この頃結構高い)を買い求めています。

これからは図書館かな。
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Unknown (オジジ~)
2014-11-16 08:54:06
最近はぜんぜん本を読まなくなってしまいました。
やしきたかじん氏のことは、私もテレビで観た程度です。
亡くなったときは、いろいろとあったのですね。 小生、こういったことに関心がないため、
ご本人方の問題であり周りがとやかく言うものではないと、
何を信じるもなく冷めた目で観ていました。
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Unknown (北のはげおやじ)
2014-11-16 10:57:18
オジジさんへ

同じ年の人間が、どんな思いで死と向かい合ったのか
関心があったので、おもわずよんでしまいました。

病気は日頃健康に気をつけていても、なる時にはなってしまいます。
遺伝的な要素が大きいんだろうと思います。

しかし、やしき氏は、暴飲暴食、喫煙、不規則な生活
などあまりにも、好き勝手に生活してきたようです。

お金はあっても、健康を害しては、何もできません。

健康であることのありがたさをかんじさせました。
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