ブログの題材不足のため、日曜日の夕食を紹介。
無性に秋刀魚が食べたくなり、妻にお願いして、とびっきり新鮮な秋刀魚を買ってきていただいた。
東京目黒では秋刀魚まつりが行われ、用意した7000匹の秋刀魚がわずかな時間で底をついたという報道が流れていたが、例年だと岩手県から仕入れているものの、海水温上昇などの影響もあって、秋刀魚の不漁が続き、今年は北海道根室で上がった秋刀魚を提供したそうだ。かくいう根室も漁獲量は例年に及ばないらしい。
それでも、この時期に秋刀魚を食すのは、長年私の体に染み付いた生理現象のようなもの。
1匹398円と秋刀魚にしては相当高いものになった(例年最盛期になると、スーパーでは1匹70〜80円程度になる)が、今回は「刺身用」のものを、判冷凍状態にしてさばき、酒の肴にしていただいた。絶品である。鮮度・脂ののりなどを加味した食感が堪らない。
食材に会うお酒は、高知の「久礼」の純米吟醸酒をいただいた。
これは、猪口(茨城の若手陶芸家沼野秀章氏の作品)です。