1.オフ会世話人の心境
前日のyahooの天気予報では、19日(土)は支笏湖周辺だけが狙い撃ちされたかの様に終日「弱い雨」の予報。
この種のイベントの成否を判断する重要な要素に、天候の善し悪しがある。企画の内容が大したものでなかったとしても、天候さえ良ければ、それだけで参加いただいた方々に良い印象を持ってもらえる。天気予報が外れてくれる事を願いながら、当日を迎えた。
2.苫小牧港で出迎え
AM4時20分頃に目覚める。わが町は、曇り空ではあるものの、微風と気持ちがいい。このような天候が丸駒温泉周辺でも維持できる事を念じながら、苫小牧港に向かう。
高速を使って我が家から50分程度で到着。6時到着のシルバーフェリーで来られるsettaiさんと若隠居さんを迎える為である。
午後には、丸駒温泉でお会いできるのに、わざわざ早朝に苫小牧港へ出向いたのは、私が4月中旬に宇都宮・信州方面へフェリーを利用してドライブ旅行に出かけたおり、仙台港では時間的な余裕がとれないため、仙台におられる若隠居さんとはお会いできないとお知らせしていたにも関わらず、若隠居さんがわざわざ出迎えてくださった事に対するお返し。
フェリー桟橋で出迎える時には、どのような場所で待機したら良いのか場所探しをしているうちに、下船が始まり、トラックなどに混じって乗用車も下船が始まった。下船口の駐車スペースに、既にオートバイツーリングの一行10人程度のグループが駐車し、そばに白のカムリが停まっていた。もう1台の車の下船待ちをしている佇まい。私は、すぐにsettaiさんである事を嗅ぎ分け(?)(settaiさんのお顔は若隠居さんからお写真を見せて頂いたりして知っていた)、近づくとsettaiさんもすぐに気がついて、まさか、迎えに来るとは想像していなかったようで驚かれたようである(驚かせようと企図したいたずら心が的中)。
まずは、歓迎のご挨拶をしながら、若隠居さんを待つ。
遅れて、若隠居さんが下船。settaiさんの車を見つけて近づくと、私の車もあったので、これまた驚かれたのではないか。(うっひっひ)
記念に、オートバイ一行のお一人(快く撮影を引き受けてくれたが、どうもオートバイ一行の隊長さんにお願いしたようで、撮影が終わるまで隊長さんを使うはめになり、オートバイ一行の打ち合わせの邪魔をしてしまったようだ)に若隠居さんが撮影をお願いして記念撮影していただき、14時過ぎに丸駒温泉で待っている事を告げて別れた。
settaiさんと若隠居さんはこの後、苫小牧⇒室蘭⇒洞爺湖⇒支笏湖のルートでドライブし、14時過ぎには丸駒温泉に到着された。
3.丸駒温泉での出迎え
私と妻が丸駒温泉に到着したのは14時丁度ころ。自宅から丸駒温泉までは、自宅⇒国立滝野すずらん丘陵公園⇒石山⇒支笏湖丸駒温泉で約60km。札幌市内を通るので2時間の所要時間。残念ながら、石山辺りにさしかかると弱い雨が降り出し、丸駒温泉までそれが続く。ふと、24年11月に行った第一回オフ会(本州から若隠居さんと一年生さん、地元からえれぴあさんとたまゆきさんが参加)のときの空模様(みぞれになりそうな寒空で大粒の雨が降り、屋外駐車場での車の披露はやめ、屋根付き駐車場に移動して、そそくさとお互いの車の披露を終え、一旦別れて懇親会へ移動するというさんざんなオフ会)が頭をよぎる。
しかし、14時半頃には、雨がやんでくれた。曇り空ではあるものの、20度くらいの気温で心地よく、避暑をかねてこられた方には丁度良いコンディションになったと胸をなで下ろす(若隠居さんは、少し寒さを感じておられたようだが)。
私が到着した時に、回りを見渡すと、見た事があるシルバーのカムリ(モデリスタフルエアロ装着)が停まっている。たまゆきさんが早くに到着し、日帰り入浴利用者として、温泉に浸かっている事が想像された。
間もなく、settai さん、若隠居さんご一行が到着。16時頃に到着とお聞きしていたので、少々驚く。しかし、若隠居さんは、前日18日9時30分に仙台の自宅を出発し、昼過ぎに八戸に到着するも、settaiさんに八戸を案内していただき八戸見学の後、20時過ぎにフェリー乗船手続きをして、24時頃までお二人で船内で飲酒。翌朝4時に起こされるという強行スケジュールであったようで、ご年齢もご年齢(先輩に失礼か、笑)なので、お疲れのご様子。チェックインして頂き、お部屋でくつろいで頂き、16時40分頃にホテル玄関前(ホテルのご好意で、ホテル正面のスペースをわれわれの車がまとまって駐車できる様に配慮してくれ、6台の車が整然と並ぶ事ができた。ホテル関係者の配慮に感謝)に集合する事を約束して別れる。
間もなく、温泉を切り上げたたまゆきさんがロビーに現れる。まだ15時前で、みんなが揃うのは16時40分頃としているので、間があいてしまうが問題ないかと確認すると、揃うまで待ちますとの返事。私と談笑しながら、続いて来る参加者の到着を待つ。
すると「えれぴあさんご夫妻」、最後に「大雪-カムリ達の遊ぶ庭—さんご夫妻」が到着し、16時40分過ぎに再度玄関前に集合いただく事を約束して、チェックインして頂く。
チェックインに際して、私もそうであるが、みなさんアルコールの持ち込み分をフロントのスタッフの方々に、懇親会場で使用するので冷蔵が必要なものなどについては、そのような扱いをお願いしたいと預け、ホテルスタッフの方々も快く対応して頂いた。本当に感謝に堪えない。
4.車談義・車自慢・記念撮影など
若者の車マニアのオフ会と異なり、淡白に車の披露などが行われるものと予想していたが、予想に反して、結構な盛り上がり、1時間ほども続いたのではないか。
- たまゆき号のモデリスタフルエアロは格好がいい。ほかの車と違う印象
- settai号はウクライナグリルを装着しているほか、ホイールのセンターキャップにレクサスマークをさりげなくつけている。(Settaiさんは実はレクサスマニア)
- クラウンでも、ロイヤルとアスリートを2台並べると、結構な違いがある事に気がつく。フロントマスク、内装、リアのアンダーバンパの華飾(アスリート)やリアランプの形状の相違など
- えれぴあ号にはアマチュア無線の装備がつまれ、トランクには無線の専用アンテナがついていたり、リアの窓に面して日本ハムのマスコット「BB」が二つ並べておかれているのが可愛い。
- 大雪—カムリ達の遊ぶ庭—号は、それまで、20年間大事に乗ってきたいすゞのビッグホーンからの乗り換えで、ハイブリッドカムリの静粛性に驚いている。
などなど。ご年配諸氏ではあるが、さすが車のオーナーの集まり。嫁さん連中も加わり、殊の外話が盛り上がっていた。
たまゆきさんとは、これでお別れした。たまゆきさんにはわざわざ、この為に丸駒温泉までお越しいただき、感謝。
5.大懇親会
18時に開始とホテルと打ち合わせしていた。通常の懇親会は2時間で終わると言うのが相場であるが、2時間は盛り上がればすぐに経ってしまう時間。ホテルと交渉し、最大限2時間半までの許可をいただき、あわせて10分間前倒しして17時50分開始とさせて頂いて、会場の大広間へご集合いただいた。
最初に幹事の私から簡単な歓迎の挨拶と連絡事項などの説明を行い、ホテル側と打ち合わせの通り、「最初の一杯だけはホテルから採ってほしい、そうして頂けたら、後は持ち込でいただいて結構」と約束していたのに従い、全員でビールのジョッキーを注文し、乾杯で開宴。
乾杯の発声は、幹事の独断で、こんオフ会の開催提案者のsettaiさんに、突然の指名で驚かれたようであるが、お願いして行った。
あとは、10人が入り乱れて(表現が悪いかな)の飲酒と歓談が、雰囲気が盛り上がったまま続く。
私にとっては、settaiさんご夫妻、大雪さんご夫妻、えれぴあさんのご主人が初めてお目にかかる方なのではあるが、日頃ネットを通じてそれぞれの考え方などの一端を承知している関係からか、すぐに打ち解け、それにもまして、ネットに参加していないはずの、settaiさんや大雪さんの奥さん、えれぴあさんのご主人もすぐに旧知の間柄であったかの様に、歓談の輪に加わって頂けた事が大変嬉しかった。
そうそう。こんオフ会にあたり、車好きオヤジさんから、「参加できなかった自分の代わりに参加させてください」と文章とともに、二次会などで食べられるようお菓子の詰め合わせなどを送って頂いたので、私から手紙やメールでいただいた内容をご披露させて頂いた。
このオフ会の為に参加者からお持ち込みいただいたものは、ものすごい。持ち込み過ぎ。(笑)
長沼のどぶろく四合瓶2本
発砲系日本酒「作(「ざく」とよぶ。三重のお酒)四合瓶2本
スパークリングワイン(イタリアとボルドー) 2本
イタリアワイン赤2本
麦焼酎「百年の孤独」1本(宮崎)
宮城のお酒「日高見」一升瓶2本
北海道の地酒「金敵」「二世古」など四合瓶4本
アルコールの弱い女性用にと「ゆず酒」四合瓶1本
など、大量である。
余ったものは、2次会会場(幹事の部屋であるわれわれ夫婦の部屋へ持ち込んで飲酒したが、それでも余り、手分けしてお持ち帰りいただいた)
結構な量をみなさん飲んだ様に思っていたが、私は幹事役の所為かあまり酔わず、みなさんも上品なお酒の飲み方で、話を盛り上げる潤滑剤として、上手に飲まれていた印象。
翌朝、私が「大した量は飲んでいないようだ」と話したら、若隠居さんが「決してそんな事はない。結構飲んだよ。あなたが強いんだと言われてしまいました。」(笑)
大懇親会の最後の方で、ホテルに用意してもらったカラオケで、私が口火を切り、settaiさんとえれぴあさんのご主人が歌い(題名は忘れた。両人が歌っている時には、アルコールの給仕などに頭が行っていた様に思う)、名残惜しそうにしていたが、ホテルとの約束もあり20時50分に、中締めの乾杯(北海道では良くそうする)を若隠居さんにお願いして一次会を終えた。
懇親会場に持ち込んだものの後始末は、持ち込んだ方で処理してほしいとホテルと約束していたので、飲み終わったビンだけ会場に残して、飲みかけのものを含めて、空いていないものなどを皆で手分けして、そのまま全員で二次会の会場である私の部屋で移動した。
実は、settaiさんはクラシックギターを嗜まれる。そんな特技をお持ちなので、ホテルに用意してもらい、演奏してもらおうと考えていたが、ホテル側で用意してくれたのは、ガットギターではなく、スチールギターであったため、それが実現できなかった事は残念であった。またの機会を待とう。今後も、そのチャンスはあるだろうから。
何故か、来年は仙台でやろうと言う声が上がり、何となくみんなその気になっている様に感じたのは私だけか。
6.二次会
全員が二次会に参加である。残ったアルコールを持ちこみ、あらかじめ用意しておいたチーズ、おつまみ、果物、車好きオヤジさんからいただいたお菓子などを酒の肴に、話は、なお盛り上がる。
いろいろな話で盛り上がったが、実は私は良く覚えていない。
「ガズともの話」や「髪の毛の話」も出た様に思う。
髪の毛に関しては、写真で見るsettaiさんの毛髪は黒々と見えたが、実際に拝見すると白いものが目立つようになっていたので、少し安心した(なんじゃ?)。
「若隠居さんが、カツラではないかと私の髪の毛を引っ張る」とsettaiさんが言っていたな〜。
話の途中で、ガズともに電話をしようとして、白羽の矢が立てられたのは、車好きオヤジさん、何度かやり取りして、漸く繋がったら、次から次と交代で電話口に出て、車好きオヤジさんは酔っぱらいからの電話への対応に苦慮したのではないだろうか。酔った勢いによるものとご容赦願いたい。(電話が行く事は予想されていた事と思うが)
これも、話は尽きないが24時近くになり、流石に明日から長距離ドライブに出かける人もおり、お開きとした。
次回の仙台が、何となく現実味をまして終えたように思われたが、酔った席での会話なので、真面目に捉えなくて良い様に思う。(知ーらない。)
7.朝食とお別れ
だいたいの方が7時の朝食会場(バイキング)の開始にあわせて揃い、分散して朝食をとる。
Settaiさんご夫婦は、朝食後7時半過ぎにホテルを出発するとして、一番最初に出発した。次に若隠居さんご夫妻が発たれ、続いてえれぴあさんご夫妻が帰られ、大雪さんご夫妻と私ども夫婦が11時近くまで、ホテルの庭に出て、談笑。3人の子育てを経験したもの同士で積もる話をいつまでもしていたようだ。私と大雪さんも、大雪さんの勤務先の関係者はよく存じているので、話に花が咲き、尽きない雰囲気。チェックアウトの時間が来たので、大雪さんご夫妻を見送り、最後にホテルの清算を済ませて、帰宅の途についた。帰宅の途についたと言っても、20日は母が入所している施設の家族会が12時から施設前庭で開催される為、その会場に直行したのであるが。
以上、かなり長—い報告記になってしまった。駄文を長々と書き連ね、当日の雰囲気を伝えられたかは自信がないが、これにて、報告記を終える。
よろしかったら、覗いてみてください。
追記
今回のオフ会開催に当たり、会場の丸駒温泉旅館の方々には、いろいろと気配りの行き届いた配慮をして頂いた。一番こむ時期であったにもかかわらず、6台がまとまって駐車できる様に配慮してくれたり、持ち込んだアルコールの冷蔵やアルコールの種類に応じた沢山のグラスの用意、二次会部屋での飲食用のグラスまで用意して頂いた。大変行き届いたご配慮に、心から感謝したい。ありがとうございました。
苫小牧港
ホテル玄関の案内表示
勢揃いした車
記念撮影1
たまゆき号
若隠居号と北のはげおやじ号
settai号
えれぴあ号
大雪号
車談義・車自慢の風景
大懇親会記念写真
持ち込んだアルコールの一部と車好きオヤジさんの差し入れ
二次会風景(車座になって談笑)
settaiさんの出発
若隠居さんの出発
えれぴあさんの出発
大雪ご夫妻と庭で談笑(エーデルワイスの花を眺めながら)
妻と大雪さんの奥さんは1時間以上話し込んでいたのではないか。
エーデルワイスの花
大雪ご夫妻の出発