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北のはげおやじの徒然日記

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カムリ・クラウン仙台オフ会と東北の旅 気仙沼からくろさきへ(旅行4日目)

2015-07-14 16:09:00 | 

​ ​6月22日(月)温泉につかり、朝の連続ドラマ「稀」をみてから、朝食の会場へ向かう。

 

 私は晩酌をしながらの夕食も楽しみにしているが、その日1日の始まりに気に入った食材でお美味しく食事できる事を何より楽しみにしている。

 

 ホテル○洋の朝食もとても満足にできる内容であった。バイキング形式の朝食の場合、主食は粥にする事が多い。和食の総菜を中心に皿にとり、牛乳とトマトジュース、食後にコーヒーと言うのが私の定番。とても美味しく、今日一日も気分よく過ごせそうな予感。

 

 部屋に帰り、トイレも済ませて、出発である。玄関前でスタッフの方に写真を撮ってもらい、出発した。

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 まず、ホテルの直ぐ前にある「海の駅」へ立寄、お土産など買いあさる。「買いあさる」と言う表現がぴったりだと思うが女性は買い物をしているとき、眼が輝いて嬉々としているように見える。被災地の復興に一役買っていると思えば、まあいいか。(笑)

 

 今日は、浄土ヶ浜で遊覧船に乗る他は、特に予定はなく、次の宿泊先「国民宿舎 くろ○き荘」までは190km程度。ゆとりのある行程である。

 

 国道45号線をゆっくり北上した。唐桑町の湾を見下ろす高台にパーキングエリアがあったので、撮影のため一寸停止。何枚か撮影していると、パーキングに観光地図の案内板があり、この直ぐ近くに「大理石海岸」なる物がある事が分かり、急遽、そこを見に行く事にした。


 国道45号線のパーキングからIMG_1114.jpg


大理石海岸

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 パーキングから1kmも走らないうちに坂道を降りて海岸に到着した。全く観光地化していないところで、入り江に小さな船着き場があり、車が3〜4台程度駐車できるスペースとトイレがあるだけ。トイレを済ませて、写真を何枚かとっている時に、あれは、日産のX−トレイルではないだろうか、われわれと同年代と思われる二組のご夫婦が降りて来られて、会話を交わす。

 

 札幌ナンバーの私の車をみて、興味をそそられたのだろう、今後の予定などを尋ねられた。今晩は、くろ○きに泊まり、あすは北山﨑、龍泉洞などをみて、横手の「さわ○び荘」に泊まる予定である事を伝えると、横手出身の奥さんがおられて、横手へ行かれたなら、「増田の蔵」を是非みて帰られる事を薦めますと、紹介された。

 

 24日は新潟23時30分発のフェリーに乗り込むだけで、特別なスケジュールを組んでいなかったので、蔵を拝見する事にした。親切に、横手へ来られたらご案内するので電話を下さいと携帯電話の番号交換も行った。しかし、調べれば、行き先なども分かるので、前日になって、親切にお声をかけてくれた事に対するお礼を述べながら、案内は辞退させていただく旨の連絡をさせて頂いた。

 

 車は「陸前高田」「大船渡」「釜石」「大槌」「山田町」を通って、「宮古市」に到着。天気はいいのに、海岸には霧が色濃くかかっている。聞くところによると、夏場はこのようになる事が多いらしい。北海道の太平洋沿岸の釧路や厚岸、

白糠、苫小牧近辺も霧が発生する。それは、親潮(千島寒流)の影響によるものだが、ここら辺も、やはり親潮の影響を受けているらしい。

 

 途中、ピンククラウンと10km程、ランデブー状態になり、楽しかった。ピンククラウンに乗っておられるのは、どのような方なのか興味があった。

 

 運転マナーはいたって品行方正。法定速度を寸分たりとも違えない走りで、私よりも慎重のようにお見受けした。乗っておられる方は意外にも私と同じ様な年代の男性のように見えたが、本当にそうだったか定かではない。

 

10kmほどもこの車の後ろを走った。

余り品行方正な運転なので、追い越しさせていただいた。(笑)

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 山田町は、私が現役の時代に、勤務先の法人が1年間医療チームの派遣を担当したところ。会員が1〜2週間程度のサイクルで、交代しながら医療チームを組んで赴いてきたところなので、特別な思い入れを持って山田町を通過したが、特に、尋ねる宛もなかったので、素通りして宮古に抜けたと言うのが正直なところ。

 

 空は晴れているのに、海岸は濃霧がかかり、見通しは悪い。浄土ヶ浜で遊覧船に乗る予定が、遊覧船が運航休止の看板が出ていた。それでも、折角の浄土ヶ浜なので、海岸まで降りてみたくなり、崖の上の駐車場におられる係員の方にお話を伺うと、身障者の方は、車のママ海岸まで降りて行けるように通行許可を出せますとのこと。お言葉に甘えて、申請手続きを行い、土産物屋さんなどがある海岸まで車で降りて行った。


浄土ヶ浜第一駐車場(崖の上)から ​IMG_1126.JPG

 すると、土産物屋さんが行っている遊覧船(ザッパ船と言っていた)で、案内しますよと若者の言葉。霧が立ちこめ見通しは決して良いとは言えないが、妻と二人、ザッパ船にのり、案内してもらう事にした。

 

 波の静かな湾内を15分程度の遊覧であったが、所期の目的を達成する事が出来た。船を操船していた若者が、「お客さん、運が良かった。この船は吉永小百合さんものった船だよ」と言っていた。

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青の洞窟

世界中に青の洞窟とよばれているところはたくさんあるようだ。

沖縄本部町の青の洞窟には、ガイド付きで泳いでいったことがある。

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 この日は、一日三陸沿岸を車でドライブするのであったが、残念ながら、濃霧のため風光明媚な海岸の景色は諦め、次の日に期待する事にして、宿へ向かった。

 

 到着したのは16時過ぎ、かなり、古い造りの建物で、その後、改修なども余り進んでいないようにお見受けしたが、温泉は良かった。熱いお風呂が苦手な私は、露天風呂があると、そちらを利用する事が多いが、残念ながら露天風呂はなかった。

 

 一人1万円を切る値段で泊まれるので、食事の内容は期待していなかったが、われわれには充分な内容のメニューであったのは嬉しい。ビールで乾杯したが、horibonpapaさんから頂いた奈良の「生酒」があったので、スタッフの方にこれを飲む事を了解してほしいとお願いし、冷やして美味しく頂いた。​

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horibonpapaさんから頂いた生酒

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カムリ・クラウン仙台オフ会と東北の旅 秋保温泉から気仙沼へ

2015-07-11 22:51:00 | 

 6月21日(日)佐勘のロビーで集合写真を撮った後、私と若隠居夫妻は皆と離れてお互いの車の乗り味を実際に体験してみる事になった。

 

 私が若隠居さんのロイヤルサルーンGを、若隠居さんが私のアスリートSを運転、若隠居さんに先導してもらいながら一般道を数キロ走行した。コンビニの駐車場に停めて感想を聞いたが、「足回りがすこし固めな印象」と言っておられたように思う。

 

 お互いの奥さんを助手席にのせてのドライブに、私の妻は、「室内での会話が楽しかった」と言っていた。私も同様である。

 

 ここで、お別れをして、いよいよ東北のドライブ旅行に出発である。

 

今回、オフ会で大変お世話になった若隠居ご夫妻とここでお別れ

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 今回の東北、特に三陸地方を旅行する目的は、初めてと言う妻に三陸地方を見せる事(私は20代の頃、3泊4日で気仙沼⇒宮古⇒浅虫温泉と旅行している)と、大震災の復興の現状を確認する事。

 

 まずは、はやてこまちさんが震災以来継続してボランティア活動をしておられる名取市閖上(ゆりあげ)地区を見る事からスタートした。

 

 少し、時間をとってゆっくり被災現場などを見て回る予定であったが、前々日に平泉を見て来られたどなたかの「アヤメが綺麗だった」との言葉を聞いて、当初予定になかった「平泉の毛越寺(もうつうじ)のアヤメ」を是非見たいと妻が希望したため、閖上では今は使われていない閖上中学校の校門で写真撮影しただけできり上げる事になった。被災から4年も経つのに、復興は遅々として進んでいない事を実感。幹線道路から中学校へ通じる道路上の中学校に向かって右側に民家があった。一見被災を免れたようにたたずんでいるが、良くその家を眺めると、玄関前に自転車があり、窓は空いて、中の様子が見えるが人が住んでいる様子がなく、どうも建物の流出は免れたが、津波をもろにかぶったのではないかと思われる。被災のままの状態で手が付けられていないとすると、家人がみなさんなくなられたのか。いろいろ頭を巡らせてしまった。

 

今は使われていない「閖上中学校」にて

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 次に向かったのは、石巻市の日和山公園。高速を通って58km1時間の行程。

 

 急勾配の日和山を登ったところに日和山神社があり、その駐車場に車を停め、市街地を眺めてみた。復興はまだまだと言う感じであった。

 

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 次に向かったのは、世界遺産「平泉の毛越寺」。急遽、コースに組み込んだため、強行スケジュールになった。77km、およそ2時間の行程である。着いたのは14時半頃であったろうか。宝物館で平安期の仏像などを見学の後、庭内を散策、今を盛りに咲き誇る数々のアヤメなどを鑑賞、写真に収めてきた。いろいろなところであやめが咲いているところをみているが、お堂とアヤメの咲く景色はまた格別であった。

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本日の予定を終え、ホテルへ向かう。今日のホテルは気仙沼のホテル○洋。54km、下道を約1時間半の行程。17時過ぎには到着できた。港の川のそばに建っているその建物は、結構、新しく見えた。小高い丘の中腹に建てられたその建物は、地下に当たる部分に温泉の温度を調整する装置が備えられ、その部分だけが津波の被害にあったとの説明を受けた。

 

 清潔感が保たれたそのホテルは、スタッフの方々の対応も爽やかで、とても心地よく宿泊する事が出来た。通された部屋の広さや造り、出されたお料理の内容、地下1800mから湧出しているという強塩泉の湯は、露天風呂の造りも気持ちよく、値段の割に得した気分にさせてくれるものであった。


宿泊したホテルの部屋から

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復興は道半ばの感じ


春を求めてー南九州の旅ー(第三日) 

2015-03-16 22:06:00 | 

 この日は曇天。

 

 高速道路のSAで停まったのは、2カ所、12時30分頃には九州自動車道最後のSAである桜島SAに到着。昼食をいただく。私は黒豚ラーメン、妻は天ぷらそば、次男は黒豚とんかつ御膳をいただくが、どれも当たり外れはありませんでした。パーキングの名称の由来から、食事をとりながら桜島が見えるのかと期待しましたが、立地条件は良くありません。全く期待はずれでした。

 

 時間が予定より早く経過しているので、明日訪問予定の知覧特攻平和会館に立ち寄る事にしました。

 

 九州自動車道から指宿スカイラインに入ったところで、パーキングスペースがあり、桜島が良く見えるロケーションだったので、立寄り、撮影を試みました。


黙々と噴煙を上げる桜島を納める事が出来ました。ニュースで、前の晩、かなり大きな噴火があったと言っていましたが、確かにそれを思わせる噴煙でした。いずれも鹿児島と反対方向の大隅半島側に流れていっているようでした。


桜島

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勢い良く噴煙を上げている

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パーキングから下を見ると柑橘系の植物が実っていました

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 38年程前に城山観光ホテルのレストランで夕食をとりながら、暗がりの中で赤い炎をあげながら噴火している桜島を見た記憶が蘇りました。

 

 知覧までは、平坦なところを通るイメージでしたが、驚きました。山道を通っていく事になるとはリサーチ不足でした。それでも14時には目的地に到着できました。曇っていて風もあり、南九州というのに寒かったですね。ナビに誘導されるまま平和会館の駐車場にたどり着きましたが、帰りに確認すると、われわれが駐車したところは、裏口で正面ではなかったようです。館内は一部を除いて撮影禁止でしたから、三角兵舎と玄関前でとった写真以外にはありません。

 私にとって、今回の旅の目的の一つは、この会館の訪問でしたから、希望が叶いました。滞在時間は90分程度で、じっくり見学したわけではありませんが、とうとう来る事が出来たという感慨はありました。

 

 次男は、感じるところが多々あったようです。また来たいと言っていました。妻も同じような感想を持ったようです。最後の出撃は7月19日だそうです。それから広島と長崎に原爆が投下され、8月15日の終戦を迎える訳ですが、敗戦が動かしがたい現実であったにもかかわらず、殆ど目的達成の可能性がない特攻と言う手段を選んだ当時の上層部の人の命を大切にしない価値観の持ち方に、戦争と言う特殊な状況がさせたのだと納得させても、とても残念な気がしました。特攻に志願された方々は、どちらかと言うと知識階級にある方々であったと思われ、生きておられたならば、戦後わが国の復興に大きな力になって頂ける方々であったと思うと尚更です。どんな状況にあったとしても、まずは人間ひとり一人の命を大切に思うところから、人の行動規範は出発すべきだと思います。決して、全体主義に走ってはいけないのではないかと改めて思って会館を後にしました。


特攻に出撃する前に宿泊していた三角兵舎

敵に見つからない様に半地下式に立てられています

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 特攻平和会館で、いろいろ考えさせられるところがありましたが、今回の旅行の目的は、南九州で春を感じることでしたので、平和会館を後にして、指宿へ向かいました。


 宿泊した宿は、指宿フェニックスホテルです。17時近くにホテルに到着、スタッフに迎えられ、チェックインの後、すぐに行ったのは、砂蒸し風呂でした。3人とも、まずはそれを体験したいという事になりました。このホテルは館内に砂蒸し風呂の設備があり、早速体験しました。一度は体験してみる価値はあるというのが感想です。連泊しましたが、2回利用しようと言う気にはなりませんでした。

 

指宿名物砂蒸し風呂の私と次男

妻は私の左となり

男女別の内湯と露天風呂を通って、浴衣を着て砂蒸し風呂に行く。砂蒸し風呂は混浴IMG_0352.jpg

 

 食事は、ホテルロビー階のレストランでとりました。写真の通り、ここの料理もとても美味しく満足できるものでした。黒川温泉から見ると一人当たり3,000円程安い料金で、設備も整い、部屋も広く、しかも美味しい料理の2食付きで、とてもリーズナブルな印象です。ビールと芋焼酎を飲みながら、楽しく会食しました。妻と次男は食後、また温泉に行きましたが、私はアルコールの所為か、バタンキュウです。ぐっすり眠る事が出来ました。


オフシーズンではあったと思いますが、1泊2食付き一人10、000円は安い。

写真のほかにも、煮物や揚げ物、食事、ワンもの、デザートなどがついて来ました

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第4日に続く


春を求めてー南九州の旅ー(第二日) 写真追加

2015-03-12 15:59:00 | 

旅行二日目

 

 この日は曇天、今にも雨が降りそう。

 

 バイキングではない朝食をいただく。大広間にわれわれ家族の分の朝食セットが並べられていました。昨晩の宿泊者はわれわれ家族だけだったようです。品数豊富、上品に調理された食材が並べられて、どれもとても美味しい。


九州でも、朝ご飯にはシャケが定番なのでしょうか。 DSCF2204.JPG

 朝食を終え、近郊のドライブに出かけました。

 

 まず、選んだ観光地が、阿蘇の「大観峰」。この場所は、夫婦で8年前に訪ねていますが、その時には霧が立ちこめ、雄大な景色を全く眺める事が出来ませんでした(およそ海抜1000mの高地なので、雲はかかりやすいのではないだろうか)。その時のリベンジです。

 

 現地に到着し、展望所(駐車場からは数百メートル程、坂を登らなければならない)まで足を伸ばし、遥かに見える阿蘇の外輪山とそれに囲まれたカルデラ台地を、この目でしかと確認する事が出来ました。これが、あの雄大な景色なんだと納得できました。北海道には、雄大と思わせる景色は沢山ありますが、阿蘇の景色は決して北海道の景色に負けていません。阿蘇中岳の噴煙も見えました。

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上下の写真は、ある部分で重ねあわせるとパノ​ラマ写真になります

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上の2回の写真を合成してパノラマ写真に加工​してくれた方が送ってくれました。

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今にもみぞれが降りそうな寒い天候でした。

私は、ライナー付きの真冬に来ているコートを持っていきましたが、正解でした。

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 展望所で雄大な景色に感嘆の声を上げて眺めている最中に、雨が降り始めました。雨が降り始めたと思ったら、それがみぞれまじりになり、急激に霧が立ちこめはじめました。もう10分も遅く、この場に到着していると、またもや雄大な景色を眺める事は出来なかったのではないでしょうか。ついていました。

 

 大観峰の見学を終え、次の目的地に向かいました。

 

 われわれ夫婦は8年前に訪れているのですが、次男が初めてだったので、折角の機会の為、高千穂峡へ向かう事にしたものです、高千穂は宮崎県で県をまたぐ事になりますが、距離にしたら高々68km程度、下道ではありますが、2時間程度の距離です。次男に運転を交代してもらい、向かいました。

 

 やまなみハイウエーを通り、高千穂に向かいます。左右に阿蘇の雄大な草原を眺めながらのドライブです。北海道ならかなり目にする「動物(鹿・狐・熊などの)の飛び出しに注意」の絵のついた標識(看板)が殆んど見当たりません。次男が、「父さん、動物の飛び出しに注意を促す看板が殆ど見当たらないね」と言うので、注意してみていましたが、確かに殆ど目にしません。そんな中、目にしたのは、下道の市街地でおじいちゃんの飛び出しに注意おばあちゃんの飛び出しに注意」の看板が道路脇に立っていました。思わず、笑ってしまいましたが、微笑ましくも、現実なんだろうなと思いながら通り過ぎました。写真は撮れていません。

 

 高千穂は残念ながら雨の降る中ではありましたが、その雰囲気を感じる事は出来ました。観光写真通りのイメージを次男も感じたのではないでしょうか。


定番の撮影スポットから撮った「真名井の滝」と

峡谷(真名井の滝はいつもより水量が少なかった)

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橋の上から(上の写真の反対側から)

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真名井の滝の反対側

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気温は低いのですが、櫻(多分)などが咲いていました

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 レストランで昼食をとり、お土産を買い黒川温泉に戻りました。帰りは1時間半程度のドライブですが、帰りの道すがら、入湯手形で外湯巡りをする事にしました。

 

 一番最初に入ったのは、黒川温泉の一番奥にある旅館 山河さん。日本の秘湯を守る会の会員旅館です。母屋棟や点在する露天風呂など、どれもしっかりした造りで趣があり、スタッフの対応も気持ちがいいもので、泊まりたくなる宿でしたね。


 私と次男は混浴露天風呂の表示のかかったお風呂に入りました(うら若い女性が入ってくるのを期待して、笑)。当初、われわれ二人だけでしたが、70歳くらい(多分)の2人組の男性が入って来ました。挨拶と若干の会話をすると、東京から新幹線で来られたとの事。毎月、二組の夫婦で秘湯を巡る旅行を行っているそうです。6月には北海道の勇駒別(ゆこまんべつ)に行くと言っていました。秘湯のスタンプを10個(3年間で)集めると、希望の旅館の宿泊が1カ所ただになる朝日新聞の企画に参加しているそうです。「良くお金が続きますね。」と聞きましたら、「お金はあの世に持っていけませんから」と話され、朗らかな仲の良さそうなお二人でした。奥さん方も一緒に入ろうとしたようですが、われわれがいるのに気ずき、女風呂に行ったようです。


旅館 山河の玄関前で

次男と妻

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 その後、黒川温泉の中心街にある旅館のお風呂に入ろうと、車で中心部へ乗り込みましたが、黒川温泉の中心街は、道幅が極端に狭い。一方通行路でしたが、一番狭いところでは、クラウンなら通れなかったのではないでしょうか。目的の旅館に着いても、日帰りの入浴客の為の駐車スペースはとれませんと言われ、私が、車をわれわれの投宿している旅館「美里」に戻しにいき、妻と次男がお風呂を巡ってくる事になりました。美里も黒川温泉の中心街にある旅館なので、妻達が外湯巡りをしている旅館に、徒歩でいける距離なのですが、私は、旅館で夕食までゆっくり、美里の露天風呂に浸かることにしました。

 

 夕食は、昨夜と同じ1830です。

 並べられた料理は、昨日とは全く異なります。鯛(姿煮と土瓶蒸しにも入っていました)熊本牛(陶板焼き)が中心でしょうか。とても美味しかった。このほかにも、揚げ物や当然にご飯、汁物、デザートもつきました。

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 翌朝、朝風呂に入った後、8時から広間で朝食です。

この日は、われわれのほかに、学生とおぼしき二組の男女と一緒の朝食でした。

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 チェックアウトを済ませ、いよいよ指宿に向けて出発です。

 九州自動車道を利用し、片道285kmの距離(札幌〜函館と同じ距離です)で、熊本インターチェンジまでは、阿蘇のやまなみハイウエーを通りながら下道60km程度ですから、高速に入る前1時間半程度、高速に入ってから2時間半程度と4時間程度の行程を予定しましたが、案外早く到着する事が出来たため、翌日予定していた知覧特攻平和会館の見学はこの日に行う事にしました。​


黒川温泉 和風旅館 美里 玄関前にて​

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第三日に続く


春を求めてー南九州の旅—

2015-03-08 16:26:00 | 

3月2日(月)から6日(金)まで、北海道の長い冬を逃れて、春を探しに九州へ行ってまいりました。

 

 昨年は、愛車クラウンで、本州方面へ2回、道内旅行1回行いましたが、今回は、貯まっていたマイルを利用し、特典航空券で福岡まで飛び、レンタカーで九州を廻る計画です。

 

 現役の時代には、年6〜10回程度、出張と私事旅行などで飛行機を利用していましたので、随分利用していなかった様に感じます。調べてみると2012年9月以来ですから、2年半ぶりという事になります。退職前の1年間は膝や腰など2回の手術を含め、100日もの間、職務を免除して頂きました。職場には恵まれました。感謝しています。

 

 いつもの旅行なら、妻と二人ないし義理の兄妹などとの旅行でしたが、今回は、たまたまホテル勤めをしていた次男が開業準備などの為に、勤めを辞めたタイミングと合致したため、次男を伴っての3人の旅になりました。(今後は、もうそのような機会はないでしょう。)

 

 私の当初の計画は、福岡まで飛行機を利用し、新幹線で鹿児島まで出向き、南九州の宮崎、霧島、指宿辺りで3泊する4日程度の旅行を考えていましたが、妻から「黒川温泉に泊まることと、連泊してゆっくり過ごしたい」との希望が出されたため、黒川温泉と指宿温泉に各2泊する4泊5日の計画とし、新幹線利用をあきらめ、空港からレンタカーを借りて移動する事にいたしました。

 

 結構、長距離の移動となりますが、経費的な事も考慮し、レンタカーはスタンダードクラスの「カローラ」としました。日頃クラウンに乗り慣れている私は、カローラで長距離移動することに多少の躊躇いもありましたが、さすが、わが国のベストセラーカーです。ドリンクホルダーの場所が、運転席からは若干背伸び気味にしなければ、届かないなどの点を除けば、長距離の移動手段としても十分な性能を持ち合わせてくれていました。(いつかはクラウンからダウンサイジングしなければならない時が訪れると思いますが、我慢できそうです。笑)

 

 それでは、旅行日程に合わせて、写真を交えてご紹介します。

 

 3月2日(月)この日は、福岡地方は晴れの予報が出ていました。

 新千歳空港11時20分発のJAL3510便にのり、定刻を5分遅れで14時に福岡空港に到着。手荷物を受け取り、予約していた日本レンタカー(空港ビルの道路を挟んだ向かいにある)でカローラを受け取り、いざ出発です。われわれ夫婦だけの旅行の時には、私が殆ど運転を引き受けていますが、今回は次男が同行しているので、交代で運転しました。

 

新千歳空港にて

機内は通路を挟んで左右それぞれ3席です。HIKOSAIさん、この飛行機はなんでしょう?​

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 まずは、黒川温泉を目指します。九州自動車道を利用し、鳥栖ジャンクションで大分自動車道に乗り換え、日田で下道に入り、黒川温泉を目指す130km程の行程でしたが、レンタカーのナビの癖を飲み込むのに時間がかかり、道を間違え、長崎方面の道路に入ってしまいました。次男に、時間をロスし、宿泊施設に予定の17時に到着できない旨を連絡してもらうと同時に、現在地を伝え、黒川温泉に向かう道順などを電話で教えてもらいながら、17時30分頃、無事に到着。

 

大分自動車道です

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 まずは、何をさておいても、温泉です。夕食は18時30分からとお願いし、早速入りました。黒川温泉では一般的なようですが、内湯と露天風呂がそれぞれ独立していて、内湯に入った後、裸のまま露天風呂に向かう事が出来ず、一旦浴衣を着て露天風呂に向かう事になりました。私の泊まった宿は傾斜地に立てられ、内湯は1階、露天風呂は建物の2階相当のところにあります。移動は、浴衣は羽織りますが、パンツは脇に抱えたままの移動です。(いわゆるノーパン状態、笑)。写真でお見せする事が出来ないのは残念ですが、内湯・露天風呂ともに決して大きくはないのですが、風情があり、硫黄泉の香りを嗅ぎながら気持ちよく入浴できました。

 

 お食事タイムです。黒川温泉は部屋食が多いようです。二日間ともに部屋食でいただきました。

 決して、高額な宿泊料金を出した訳ではないのですが、どれも、上品で美味しい味付けがなされ、満足いくお料理でした。次男は板前調理師で、今回の旅行でどのような料理が出てくるのか興味を持って参加したのですが、この旅館の調理師の腕を、「しっかりした腕前」と好評価していました。


写真右から

土瓶蒸し、馬刺、煮物、食前酒、先付け

酢の物、一人用の鍋(豚肉と野菜を煮たものにたまごをかけて、卵とじ風にして食べる、とても美味しい)

茶碗蒸し

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お造り、香の物、ご飯

写真取り損ねましたが、確か揚げ物もありました

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まずは、生ビールで乾杯し楽しく会食しました。食べるのに苦労する程のボリュウムでした。



旅行第二日に続く。