涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

女殺油地獄

2016-08-05 20:00:00 | 古典芸能

先日読んだ「週刊誌記者 近松門左衛門」という新書は、「曾根崎心中」と「女殺油地獄」が取り上げられていました。

で、曾根崎心中はNHKエンタープライズから出ているDVDにはまだ無いんですよね。
女殺油地獄の方も無いのですが、そうそう、以前文楽劇場で買った
「近松門左衛門名作文楽考①  女殺油地獄」にDVDがついていたんだっけ。

 

 豊竹咲大夫さんの直筆サイン入りです。

 

切場の「お吉殺しの場」の最後をしめくくるところ

「この脇差は栴檀の木の橋から川へ しづむ来世は見えぬ沙汰
この世の果報のつき時と、内を抜け出で、一散に あしにまかせて」

となってこの場が終わります。

 

ふと気づきました。
先日東洋陶磁美術館に出かけた時に渡った橋が栴檀の木の橋じゃないですか!

 

ちょっと前までこの橋の南側にも栴檀の樹があったのですが、
台風で倒れてしまい、
今は北側にだけ栴檀がはえています。

大阪天満からこの橋を渡って逃げて行ったんだなぁ。

 



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