涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

やはり梅雨ですね。

2016-06-19 19:00:00 | 古典芸能

昨日の夕方まではよく晴れ、美しい夕焼け空を観ることができていたのに、
夜中を回ったころからしとしとと雨が降り始めたようで、朝には窓ガラスを叩く雨音で目が覚めました。

慌てて昨夜干した洗濯物を取り込んで。ギリギリぬれていませんでした。

ベランダのマリーゴールド、蕾から黄色い花びらが覗いてきました。

そして夕方にはもっと伸びてきましたよ。

フウセンカヅラを植えた植木鉢に昨日太い茎と大きな葉が伸びていたのですが、
たった一晩でこんな姿に。
どうもこれはオシロイバナ?

でもオシロイバナなんて育てた覚えがない。
ということでこぼれ種からということではないのです。 

そしてこちらの葉大根の種を撒いた植木鉢にはまたまた何か得体のしれない植物が。
この植木鉢には去年何だったか、球根を植えたのですが、去年は何も花が咲かなかったっけな。

それがまた今年も伸びてきたのかもしれません。 

南十字星の蕾はまだ開く気配はなし。

あべのハルカス美術館へ行こうと思っていたけれど、この雨。
今日は部屋でいろいろ。

3月に買ってまだ途中までしか見ていなかった「義経千本桜」の文楽のDVD。
残っていたVol.4をじっくりと鑑賞。
これには昭和59年4月の国立文楽劇場での公演「道行初音旅」「河連法眼館の段」が収録されています。
今歌舞伎座の第三部でもかかっていますね。
そして昭和56年国立劇場小劇場での公演「河連法眼館奥庭の段」も収録。

そして特典映像として昭和45年5月の国立劇場小劇場での「道行初音旅」と、昭和45年国立劇場での「道行初音旅」も。 

 

5月に購入したこ「義太夫を聴こう」でも、道行の段の解説もあり、
3月に購入した「浄瑠璃集」にも原本が収録されていたので、
それを読んでから視聴です。 

 

「道行~」の義太夫は南部大夫、咲大夫、津国大夫、文字久大夫、織美大夫、
三味線は竹澤団六(現・鶴澤寛治)、鶴澤清友、鶴澤浅造、竹澤団治(現・竹澤宗助)
人形遣いは先代の桐竹勘十郎が佐藤忠信(実ハ源九郎狐)で出ていたり、吉田蓑助が静御前。

吉田蓑助さん、まだ脳梗塞を患う前でまだまだ黒髪でお元気です。 

「河連~」の義太夫は、中 豊竹嶋大夫、奥 竹本織大夫(現・竹本綱大夫)
三味線は、中 鶴澤清介、奥 先代鶴澤燕三、鶴澤燕二郎(現・鶴澤燕三)
人形遣いは亀井六郎を吉田蓑太郎(現・桐竹勘十郎)、駿河次郎を吉田玉女(現・吉田玉男)、

鶴澤清介さん、まだ髪の毛がふさふさで真っ黒。

昭和45年の「道行初音旅」なんて、「二世鶴澤道八」襲名披露公演で、先日引退した竹本住大夫がまだ竹本文字太夫なんですよ。
そもそも鶴澤道八なんて知りませんし。 

部屋にちらかっていた未読の夕刊を整理していると、
この前観に行った展覧会の記事。 

へ~そうだったんだ、と改めて知ること多いですね。