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涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良国立博物館で「特別陳列 お水取り」

2017-02-24 16:00:00 | 美術館・博物館

 

「特別陳列 お水取り」を観にやってきました。
毎年恒例なのですが、毎年少しずつ出展物が異なっているんですよね。

博物館に入ると、籠松明が展示されています。

  

今年も内陣が展示され、声明の音、沓の音、五体投地の音が流れています。
その前で十五分ほど聞き入っていました。

同時に「名宝展 珠玉の仏教美術」も開催されています。
【絵画】【書跡】【工芸】【考古】に分かれて展示されています。
【考古】を除き、時期を変えて展示品が変更になります。
今日は5点の国宝、19点の重要文化財、その他いろいろなものが出展されています。

1時間半ほどかかって展示を観ていました。

駅へ向かう前にと手洗いへ。
びっくりするほど綺麗な手洗い。
中国人が便器、個室、洗面台など撮影していました。
綺麗なトイレが気に入ったのでしょうね。

博物館を出たところから見える大仏殿の屋根。

近鉄奈良駅まで歩いて戻ります。

途中、地面のあちこちに小さな花。

 
 

近鉄奈良駅に到着です。
待ち合わせの定番「行基像噴水」。 

 

東向き商店街で遅めの昼食。
「むぎの蔵」さんで鍋焼きうどんセット。

 

腹いっぱいです。

でも、箸やレンゲを持ち帰る人がいるんですかね?
こんなお願いをしなければならないなんて。 

ある居酒屋の前に飾られていたモモ。

 

今日奈良国立博物館で貰ってきた次の特別展「快慶」のちらし。



以前もらったのはこれですから、かなり立派なのになっていますね。

 

  

 

そして今国宝館が改修中、そして西金堂再建中の興福寺のちらし。

  

 


これからの展覧会

2017-02-22 19:00:00 | 美術館・博物館

新聞にこれからの展覧会の記事。

まず京都。

京都文化博物館では「戦国時代展」

う~ん、戦国時代よくわからない。

龍谷ミュージアムで「浄土真宗と本願寺の名宝II」。
これは良さげ。 

そして奈良。

奈良国立博物館での特別展「快慶」。
左の記事は奈良版。

これは行かないと。
 

 


北斎とジャポニスム

2017-02-18 14:00:00 | 美術館・博物館

午後から休み。

新聞を整理していたら、今年の10/21~来年の1/28に東京上野の国立西洋美術館で
「北斎とジャポニスム」展があるらしい。

こちら関西では同じころ10/6~11/19にあべのハルカス美術館で「北斎-富士を超えて-」展、です。
(2/12の記事に書いています)

 19世紀後半、日本の美術は、西洋で新しい表現を求める芸術家たちを魅了し、“ジャポニスム”という現象が生まれました。なかでももっとも注目されたのが、天才浮世絵師•葛飾北斎(1760-1849)。その影響は、モネやドガら印象派の画家をはじめとして欧米の全域にわたり、さらには絵画、版画、彫刻、ポスター、装飾工芸などあらゆる分野に及びました。北斎芸術が、西洋における新しい芸術を生み出す原動力となったのです。

 本展は、西洋近代芸術の展開を“北斎とジャポニスム”という観点から編み直す、世界初の展覧会です。国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをはじめ西洋芸術の名作約130点と、北斎作品約50点(錦絵20点、版本30冊)をあわせて展示します。北斎という異文化との出会いによって生み出された西洋美術の傑作の数々を堪能いただくとともに、西洋の芸術家の眼を通して北斎の新たな魅力も感じていただけることでしょう。

葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」

カミーユ・クローデル「波」

 

葛飾北斎「伝神開手 北斎漫画」

エドガー・ドガ「踊り子たち、ピンクと緑」

 

葛飾北斎「富嶽三十六景東海道程ヶ谷」

クロード・モネ「陽を浴びるポプラ並木」

う~ん、行きたい!

最近東京での歌舞伎公演に心を誘われるものが少ないので、
歌舞伎を観に行ったと思って、他の美術館とセットで観に行くのも考えよう。 

 


東洋陶磁美術館で「台北国立故宮博物院 北宋汝窯青磁水仙盆」展

2017-02-12 19:00:00 | 美術館・博物館

 

国立国際美術館を出て、南へ。
土佐堀川沿いの道を東へ。

肥後橋辺りから堂島川の北に林立する高層ビル。
角が丸みを帯びたビルはフェスティバルタワー。 

どんどん東へ向かうと日本銀行大阪支店、さらに御堂筋を超えると大阪市役所、中之島公会堂、そして東洋陶磁美術館。
日本銀行の近くに辛夷。 

入り口正面にかかっていた「大阪市立東洋陶磁美術館」の幕の色が、青色から褐色に変わっています。

今開かれている特別展は「台北国立故宮博物院 北宋汝窯青磁水仙盆」展です。

 

 

展示されている青磁水仙盆は6点。

I.青磁無紋水仙盆 汝窯/北宋時代
現存する北宋汝窯青磁の中での最高傑作です。
乾隆帝がとりわけこの作品を好んだそうです。

II.青磁水仙盆 汝窯/北宋時代

III.青磁水仙盆 汝窯/北宋時代
汝窯水仙盆のなかでは最大サイズのもので、この大きさのものは伝世品ではこれ一点のみです。

IV.青磁水仙盆
台北故宮博物院像の水仙盆では唯一、その底に乾隆帝御製詩が描かれていない作品です。

V.青磁水仙盆 汝窯/北宋時代
これは大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する安宅コレクションの一つです。
北宋汝窯青磁の伝世品は、現在世界で90点余りが確認されており、そのうち二点が日本にあります。
もう一つは東京国立博物館にある、川端康成が所蔵していた青磁盤だそうです。

VI.倣汝窯青磁水仙盆 景徳鎮官窯/清時代
清朝の景徳鎮官窯に置いて作られた、Iの写し(模倣)。
宋代の青磁に対する憧憬、オマージュとして制作されたようです。

写真で見る色とはかなり色調が違いますね。

もうひとつ、特集展「宗磁の美」というのもやっていましたが、残念、もう閉館時間。

淀屋橋駅まで歩いて、自分は地下鉄御堂筋線で難波まで、そこから近鉄で、
相手は淀屋橋駅から京阪電車で帰ります。

地下鉄淀屋橋駅。

 

NHKの朝の連続ドラマ「ごちそうさん」で、め以子の夫・西門悠太郎が建築にかかわった地下鉄1号線。
これは今の地下鉄御堂筋線。
竹元さんが拘り、悠太朗もその実現に奮闘したアーチ型の天井とシャンデリア。
この駅にもそれが残っています。
その他、梅田、心斎橋駅にもその構造がのこっていますね。