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涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

奈良国立博物館で「快慶」展

2017-04-09 11:00:00 | 美術館・博物館

氷室神社を訪れた後、昨日から始まった奈良国立博物館での「快慶展」に出かけてきました。

今朝の新聞に載っていましたね。

「歴史刻まれた 造形美 快慶展開幕」

  

氷室神社の南側の道路を隔てたところが奈良国立博物館です。

  

鹿があちこちにいますよ。

  

博物館のエントランスには快慶展の垂れ幕。

 

 快慶は、わが国を代表する仏師のひとりであり、鎌倉彫刻様式の完成に重要な役割を果たした人物として運慶と並び称されてきました。快慶には確証ある遺品が際立って多く、鎌倉時代初頭の造像界の動向を具体的に知るうえで不可欠な存在である一方、出自や工房など、その人物像には不明な点が少なくありません。 
 建久3年(1192)に無位でありながら後白河院追善の造像に抜擢されるなど、康慶の弟子のなかでも特殊な立場にあったようですが、こののち運慶と肩を並べて活躍の舞台を得る画期となったのは、後白河院主導のもと重源により進められた東大寺再興造像でした。 
 「巧匠アン(梵字)阿弥陀仏」と称したことからもわかるように、快慶は単に仏師として重源にしたがっていたのではなく、熱心な阿弥陀信仰者として造仏に臨んでいたことも見逃せません。彼が生涯をかけて追求した実在感と格調の高さを兼ねそなえた阿弥陀如来立像の姿は、後世「安阿弥様」と称され、来迎形阿弥陀の一典型としてながく受け継がれてゆきます。平安時代には、仏師定朝が「仏の本様」と謳われる理想的な仏の姿をつくり出しましたが、快慶はこの定朝にも匹敵する役割を果たしたといえるでしょう。   
 本展は、快慶の代表的な作品を一堂に集めて、わが国の仏教美術史上に残した偉大な足跡をたどる試みです。さらに、快慶作品の成立と密接に関わる絵画や、高僧たちとの交渉を伝える史料をあわせて展示することにより、いまだ多くの謎に包まれた快慶の実像に迫ります。本展を通じて、多彩な快慶作品の魅力を堪能していただくとともに、現代を生きる我々の共感をいまもなお呼び起こし、仏の規範とされつづける快慶芸術の本質について考える機会となれば幸いです。

(ちらしより)

運慶、快慶については勿論日本史選択だったので知っていましたが、
こんな歴史、そしてこんなに多くの仏像を作成していたとは驚きでした。

東京国立博物館での「快慶展」も観に行きたい。

  

もっと混雑しているのかと思いきや、意外と空いていました。

こんな撮影コーナーもありましたよ。

 

今日は入ることができませんでしたが、ロビーから庭園。

   

ぶつぞう館への地下通路にも撮影コーナー。

 

スタンプラリーにも参加。

「阿修羅」2度も行ったけど、こんなのあったかな~。

何時ものごとくポストカード2枚購入。

阿弥陀如来立像。静岡・新光明寺。

そして快慶の工房で作られた阿弥陀如来像たち。


さて、興福寺まで歩いてゆき、南円堂でお参りをしようかと思います。


今月どれに行くか?

2017-04-05 21:00:00 | 美術館・博物館

今日の新聞に乗っていた美術展。

まず、龍谷ミュージアムでの「浄土真宗と本願寺の名宝II」

 大阪市立東洋陶磁美術館で「ハンガリーの名窯 ヘレンド」

奈良国立博物館での「快慶」

京都の龍谷ミュージアムだと、京都国立博物館の「海北友松」、京都市立美術館での「漢字三千年」も一緒かな?

 

大阪だと大阪市立美術館での「木×仏像」展とセットかな。


世界初公開ー文字の刻まれた兵馬俑

2017-03-24 13:00:00 | 美術館・博物館

去年の夏に、大阪中之島の国立国際美術館で「始皇帝と大兵馬俑」展が開催されたのですが、
今日から京都市美術館別館で「日中国交正常化45周年特別展 漢字三千年ー漢字の歴史と美ー」展。

そこで世界初公開の文字の刻まれた兵馬俑が展示されるようです。

京都文化博物館、京都国立博物館、龍谷ミュージアムなんかも一緒にゆけたらええなぁ。

 

 


氷室神社と国立博物館

2017-03-16 15:00:00 | 美術館・博物館

そうだ、氷室神社の枝垂れ桜、そろそろ咲くかも、と思って氷室神社に向かいました。

三条大路には鹿の飛び出しに気を付けるようにと立て看板。

  

到着。

梅は沢山咲いているものの、

 
  

枝垂桜はまだまだ。

 

でも近寄ってみると、かなり蕾が色付き、そろそろ開花間近です。

 

辛夷ももうすぐですね。

  

向かいにある奈良国立博物館。

もう次の特別展「快慶」への模様替え。

   

小鹿。

 

近鉄奈良駅へ向かう途中に「快慶」の看板。

 

公園内には白い馬酔木がかなり咲いてきましたね。

  

民家の軒先に生け花。

 

近鉄奈良駅までもどってきました。
観光案内所で「快慶」のちらしを見つけました。
これで3種類目です。

    

すると、イトーヨーカドーの前にとまる路線バスがやってきたので、それに乗ってかえります。


「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力」展

2017-03-12 14:00:00 | 美術館・博物館

今東京の「Bunkamura ザ・ミュージアム」で開催中の
「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力」展。

ゆきたいな~と思っていたけれど、今日の新聞にその記事。

暁斎と言えば随分前に京都国立博物館でも展覧会がありましたね。

その記事をよくみると、「高知市、京都市、金沢市にも巡回する」とあったので調べてみると、
京都駅にある「美術館「えき」KYOTOで2017年6月10日(土)~7月23日(日)に開催とか