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涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

午後から相国寺承天閣美術館と龍谷ミュージアム

2016-11-24 15:00:00 | 美術館・博物館

午後から京都へ。
相国寺承天閣美術館、そしてその後竜谷ミュージアムへ。

部屋を出て、電車の中で気づく。
デジカメと携帯電話、充電して持ってくるの忘れた・・・

ってことで今日は写真がありません。

折角の京都の紅葉、承天閣美術館のツワブキ、夜の京都駅のクリスマスツリーを紹介できないのが残念です。

たまたまやってきた京都国際会館行きの急行列車に乗り込み、
そのまま乗り換えなしで京都市営地下鉄今出川駅まで。

たまたま地上に出たところが同志社大学のキャンパス内でした。

洒落た建物に、洒落た学生たち。
同じ大学生といっても、自分たちの大学とは全く違いますね。 

駅から徒歩5分ほどで相国寺。
今秋の特別公開中です。

その相国寺の境内にあるのが承天閣美術館です。

現在開催されているのは「伊藤若冲展」

  

2016年4月22日(金)~5月24日(火)に東京都美術館で若冲展が開催されました。
行きたかったのですが、都合がつかず。
もし都合がついても混雑状況が半端じゃなかったようで、やっぱり行かなかったかも。

その時の目玉が若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅(宮内庁三の丸尚蔵館)。

今回その「動植綵絵」30幅が、(といってもコロタイプ印刷での複製品です)展示されていて、
釈迦三尊像はもちろん相国寺の所有なので実物が展示されているということで出掛けてきたわけです。

今年は伊藤若冲(1716~1880年)生誕300年を迎えます。
これを記念し、若冲の名品の数々を展示いたします。
宝暦9年(1759)鹿苑寺(金閣寺)大書院に描いた障壁画50面(重要文化財)全て。
また明和7年(1770)若冲が相国寺へ永代供養として奉納した「動植綵絵30幅」は毎年6月、
相国寺方丈で厳修される観音懺法法要に明治まで掛けられておりました(現在は宮内庁三の丸尚蔵館所蔵)。
この度コロタイプ印刷により精密に復元された「動植綵絵30幅」を一堂に展示いたします。
若冲畢竟の作品をぜひ御堪能ください。

<コロタイプ印刷>ゼラチン水溶液に重クロム酸塩を加えた感光液をガラス板に塗布・乾燥させ、
これに撮影されたネガフィルムを密着し紫外線を当てる。
これによってできる細かい”しわ”にインクを付着させ印刷する。
多色印刷は、幾度も撮影を繰り返し、各色の製版を作り、重ね刷りをする。
複雑な手間と高度な技術により、本物と見紛うほど精密に復元される。
現在では、世界的に希少な技術となっている。

(ちらしより)

若冲の大作が数多く展示されていました。

コロタイプ印刷の「動植綵絵」は非常に鮮やか。素晴らしかったです。


京都文化博物館で「黄金のファラオと大ピラミッド」展、「池大雅」展、「用明文庫の名宝6」展

2016-11-17 19:30:00 | 美術館・博物館

 

地下鉄烏丸御池駅の構内にあるSHIZUYAでサンドイッチの昼食。

地上に上がって烏丸通りを南に進み、三条通との交差点に着きます。

ここの南東角にエクシオールがあったのですが、工事中。
改装中?それとも撤退?

コーヒー飲みたい。

確か北西角にはスタバがあって、そこは関西初の「クスペリエンスバー」。

この前ニュースで見て、いっぺん行ってみようとおもっていたのだけれど、もそこへ行くのは交差点二度渡らないといけないから、大変。

帰りにってことで我慢して博物館へ急ぎます。

三条通は古い建物が多いです。

三条烏丸南西角のみずほ銀行京都中央支店。 

西に進んで、京都中京郵便局。

さらに東へ進んで京都文化博物館。

確か、サブウェイだった店が、チーズケーキの店「Frais Frais Bon!」となって、一昨日オープンのようです。
ガスパールザンザンのショップのようです。
 

  
  

別館の方から入ってみました。

 

今開催されているのはこれ。「黄金のファラオと大ピラミッド展」

 

 今からおよそ4500年前、古代エジプトの古王国時代に、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3代のファラオたちによって巨大なピラミッド群が建造されました。宇宙からも見えるというこのピラミッドは、古代ギリシア時代から伝わる「世界の七不思議」の中でも、一番目の不思議として知られ、今でも残っている唯一のものです。ピラミッドは、いつ、何のために、どうやって建てられたのか、謎のテーマはつきません。
 本展覧会では、世界一のエジプト・コレクションを誇るエジプトの国立カイロ博物館から、こうした王とピラミッドの謎に関するエジプトの至宝を出品いただきます。3大黄金マスクの一つと称される「アメンエムオペト王の黄金のマスク」や「クフ王の銘が入った彫像」、美しく壮麗な「彩色木棺」など、監修者の吉村作治氏が選び抜いた100点あまりの至宝の数々です。古王国時代を中心に、ファラオや王家の女性、貴族、ピラミッド建設を支えた人々などを紹介し、ピラミッドとそれを建てた偉大なファラオたちの壮大なドラマに迫ります。
 また、ツタンカーメンの黄金のマスクやギザのピラミッド、ルクソール神殿、カルナク神殿などを撮影した高精細4Kシアターも本展覧会の見どころの一つです。古代エジプト3000年の旅をお楽しみいただきます。

会場は4階→3階です。
4階へのエレベーターホールにある撮影コーナーには「死者の書」にある「メジェド神」。 

4階には、

ツタンカーメンのは、エジプトの博物館から門外不出なので、見たければエジプトに行かないといけないんですよね。
で、今回出展されているのは「アメンエムオペト王の黄金のマスク」なんですよね。

ピラミッドの形、材料、意味の変遷についていろいろ知ることができます。

例によって絵葉書だけ買ってきました。

アメンエムオペト王の黄金のマスク  第3中間期 第21王朝
国立カイロ博物館所蔵

 

メンカウラー王のトリアード 古王国時代 第4王朝
国立カイロ博物館所蔵 

 

イタ王女の襟飾り
中王国時代 第12王朝
国立カイロ博物館所蔵

クヌムト王女の襟飾り
中王国時代 第12王朝
国立カイロ博物館所蔵

 

アメンエムペルムウトの彩色木棺とミイラ・カバー
第3中間期 第21王朝
国立カイロ博物館所蔵

  

2階の総合展示では「近衛家 王朝のみやび 用明文庫の名宝6」展も開催中。

京都市右京区に所在する公益財団法人陽明文庫には、平安時代以来の貴重な歴史資料が数多く収蔵されています。陽明文庫は、摂政・関白という朝廷の要職に就いた藤原氏五摂家の一つ、近衞家の御蔵を継承した機関で、平安時代から幕末にいたるまでの公家資料の一大宝庫となっております。
今回の展示では、これらの収蔵資料の中から、詩懐紙・和歌懐紙を中心に、近衞家に伝わった王朝文化の世界をご紹介いたします。
懐紙(かいし)とは、ふところに入れておき必要に応じて使用する紙のことですが、とくに作文会の漢詩や和歌会の和歌を書く料紙に用いられ、その書式や紙の使い方が定められていきました。
陽明文庫には、天皇・摂関や彼等に仕える貴族達が自ら筆をとって記した懐紙や、平安時代の歌合を分類した『類聚歌合』等の韻文資料の優品が多数残されています。
藤原道長の自筆日記『御堂関白記』とあわせて、彼等が和歌や漢詩に籠めた“こころ”を感じ取って下さい。

「御堂関白日記」というと、藤原道長の日記ですね。
ユネスコ記憶遺産に登録されています。

国宝、重要文化財、重要美術品のオンパレード。

 

そしてもう一つ「京都府蔵池大雅美術館コレクション 池大雅」展も開催中。

池大雅(1723〜1776)は、近世日本の文人画史を代表する巨匠の一人です。大雅が生を受けたのは、江戸幕府成立100年を経て、社会・経済が十分に成熟した江戸時代中期の京都。好奇心旺盛で学識に溢れたこの都市の住人に囲まれ、少年時代から書画に才能を発揮した大雅は、同時代の最新のモードであった中国の文人文化に大きな興味と憧れを抱き、書画家としての人生を歩み始めます。諸国を歴訪して見聞を深め、古今の漢詩、学問に触れ、まだ見ぬ大陸への憧れを自由でおおらかな独特の筆さばきで表現しました。その作品は非常に表現主義的、個性的なもので、新たな文化を貪欲に求めていたこの時代に多くの支持者を集めました。一方、彼自身は世俗の名利を意に介すること無く、古の君子、詩人のごとく雅・高潔さを追い求めたと伝えられています。文人画家として自らの個性を確立した大雅、そしてその生き方を喜んで支えた人々。大雅の生き方とその芸術作品は、まさしく18世紀の近世社会が産み出した豊かさを物語るものです。本展示では、池大雅美術館より寄贈され現在京都府が収蔵する池大雅のすぐれた書画および関連資料の数々をご覧頂きます。



全部観終わったらもう18時。
龍谷ミュージアムは18時閉館だから、もう間に合わない。

ぶらぶらと駅へ向かいます。

途中にある「リビングギャラリー姉小路高倉」 

  

福井畳店

 

地下鉄に乗って、気づく。
スタバ行くの忘れた・・・ 


国立国際美術館で「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」

2016-11-13 18:00:00 | 美術館・博物館

昼の部公演が終わって地下鉄千日前線で日本橋駅から難波駅まで。
そこから四つ橋線で肥後橋駅まで。

土佐堀通を南西に進み、土佐堀1東交差点を右折。すぐそこに筑前橋。

筑前橋から土佐堀川。

川の向こうに国立国際美術館、科学館、リーガロイヤルホテル、国際会議場。

 

 反対側にフェスティバルタワー。

 

国立国際美術館と、その後ろはザ・タワー大阪レジデンス

  

国立国際美術館の入り口を入ってエスカレーターで下がると、撮影コーナー。

 

会場はさらに下にあります。

西洋美術史って、意外に知らない。

例によって絵葉書4枚購入。

 

順に「オルフェウスとエウリュディケ」パドヴァニーノ、「レバントの海戦の寓意」ヴェロネーゼ
「受胎告知」ヴェッチェッリオ、「アベルを殺害するカイン」(ティントレット)

  
 

 

一緒にこんなのもやっていましたが、よくわからない。

 
 

5時になって閉館。
またまた筑前橋から。
雲が多いものの、少しオレンジ色かかって、灯りが付き始めています。 

 

また難波駅まで地下鉄四つ橋線で。そこから近鉄で帰ってきました。

万歩計を見ると12500歩歩いていました。
久々に風呂に入るとします。
いつもはシャワーなので。


朝から大阪市立東洋陶磁美術館へ~多忙な日曜日でした。

2016-11-13 10:20:00 | 美術館・博物館

11/8の記事に書いたように、今日大阪中之島の「東洋陶磁美術館」と「国立国際美術館」に行く予定を立てました。

が、今日、国立文楽劇場での錦秋公演昼の部の予約をしていたのでした。

東洋陶磁美術館は9時半開場、文楽の昼の部は11時開演。

文楽の昼の部は15時半終演、国立国際美術館は17時閉館。

なんとか行けそうです。

大阪難波行き快速急行に乗って鶴橋まで。

 

鶴橋駅で地下鉄千日前線で日本橋まで。そこから堺筋線で北浜駅まで。

 

北浜駅から地上に上がると大阪取引所。
その前に、朝のNHK連続ドラマ「朝が来た」で有名になった五代友厚氏の銅像。 

  

北浜駅から堺筋を北に進むと「難波橋」。そこにライオン像。

 

地下鉄北浜駅にある駅のスタンプ。もうボロボロでほとんどわからないのですが、

そこには難波橋のライオンと、大阪取引所が描かれています。

難波橋の上から。
土佐堀川越しに東洋陶磁美術館、中央公会堂、大阪市役所、フェスティバルタワーが見えています。 

 
  

中之島通りに沿って歩くと、右側に東洋陶磁美術館。

 

 

 

会場は二階部分の東側、そして二階部分から三階へ階段を上ったところの東側の二か所です。
当然内部は撮影不可なのですが、二階から三階へ上がる階段のロビーにある作品は撮影OKでSNSで発信してください、と。 

これ、新聞記事に載っていた獅子型水滴ですね。

 

葡萄模様の方形水滴。

 

牛型の白磁の水滴。

 

様々な文房具。

 

三階へ上る階段のところにある大きなポスター。

 

東洋陶磁美術館のスタンプ。

美術館の前では、消防・警察などの関与するイベントが行われていました。
このあと30分で国立文楽劇場まで行かないといけないので、ゆっくりとはできませんでしたが。 

  

子供向けにアンパンマンの遊具。

 

白バイ。子供はヘルメットをかぶって、白バイに跨って撮影OKだそうです。

 

セグウェイ?

 

道端にこんな花。