むるあの趣味部屋

むるあの話の中でも趣味に関しての評価関係を集めてみようかなと。

NDS&PSPハード評価

2005年01月21日 13時38分56秒 | ハード・周辺機器等
さて、ちょっと今晩から旅路に出るのと、いつも職場更新なので(苦笑)月曜までは間違いなく更新がありませんがご容赦を(^^;

さて、なんだかんだで新携帯機を手にしたので、せっかくなのでNDS・PSP双方のハードレビューもしておきます。
一応比較形式で書きますが、あくまでそれぞれの個性・長所・短所を見るためのものですので、どちらが良い・悪いではないものと思って読んでいただけると幸いです。

あと、ネット環境回りは試せないのでレビュー外になってます(汗)

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【外観】
●NDS
横幅はGBAより狭く、GBASPより広いという感じ。
重さは2画面分あるためやや持ちつづけると重い印象。
同時に2画面分の影響で、折りたたんだ時含め、厚さが結構ある。
シルバー1色だが、メタリックという感じでないため、あまり目だって汚れとかは気にならないかも。

●PSP
GBAより更に横幅が広いが、それ以外は厚さも含めそれほどNDSと変わらない印象。
重さもNDSとそれほど変わった感じはない。
黒いボディだがツヤだしな感があり、使っていると指紋が目立ってしまうのがちょっと辛いか。
ただ、持ち歩いてのかっこよさは間違いなくある。


【画面】
●NDS
画面自体はGBASPサイズに近い画面が上下2画面となる。
決して大きくはない分、1画面に収める部分としての画面サイズに物足りなさを感じるか。
保護シート使用してのプレイだったが、タッチパネルは結構やはりこすりとかが多いと傷が気になりそう。
保護シートがかなり跡がつきました。
とはいえ、やはり使用時間が増えれば必然的、といえる範囲ですし、見づらくなるほどではなかったです。
やったゲームが2D系だったので、描画関係は断言はできませんが、GBASP等よりは若干いい印象はありました。

●PSP
やはり画面の広さはかなりあります。
と同時に、かなりクリアな画面なので、映像表現上はかなりいいかと。
「真・三國無双」なんかは画面見にくくなるかと思いましたけど、実際はそうでもなかったですし、これなら補助機能系(フォト・ムービーなど)の充実を図りたくなるのも納得。
但し、ゲームによっては勿論PS2などと比較すれば劣る描画になるのは、携帯機なので仕方ないと思うべきかと。


【操作感】
●NDS
十字キーとボタンに関しては、正直ちょっと小さ過ぎる感じ。
的確な操作を要求されるとちょっと厳しい感じもします。
それを補うタッチペンでのパネル操作はかなり良好。
反応もさして悪い印象はありませんでした。
惜しむらくは操作すべき画面が小さいこと。
店の試遊台で「直感ヒトフデ」をやった時に思いましたけど、なぞるべき部分が狭いが故にちょっとずれると別のパネルが変わってしまう、というあたりで、細かいなぞりは落ちついてやらないと厳しいかな? という印象を受けました。

●PSP
総じてPS2コントローラに近いだけあり、十字キーやボタンの操作感は良好。
ただ、○ボタンの件はやはり、上手く使わないとっていう感じはありましたね。
その他は問題になる感じはなかったのですが、L1スティック代わりの部分だけは不満。
あれは操作しにくいですし、何より触りごこちが悪いです(汗)


【サウンド】
※ソフト次第の部分もあると思いますのでご了承の程を
●NDS
感じとしてはGBASPとさして変わらないような印象はありました。
イヤホンつけてプレイしてましたけどね。
「大合奏バンドブラザーズ」なんかも、ソフトMIDIな感じのサウンドでしたしね。
ちなみにイヤホンでも内臓スピーカーでもそれほど音源的な差はありません。

●PSP
基本的にPS2でプレイしているのと変わらない感じの音楽が流れます。
ただ、内臓スピーカーでやると音が割れる? というか弱いというか、ちょっと微妙な感じです。
イヤホンしてやるとかなりクリアで問題がないので、プレイするときはイヤホン推奨かも。


【ソフト用スロット】
●NDS
GBAソフト、NDSソフトでまったく別になっている。
NDSソフト用スロットはソフト自体がPCのSDカード系程度の大きさで小さいため、ソフトが刺さっていなくても違和感がないのだが、GBAソフトのスロットはカバーもなくぽっかり空いた状態のままなので、そこがちょっと不満な点かも。
なお、さすがにどちらもメモリー的な動きなので、読みこみ時間とか読みこみ音は皆無ですね。

●PSP
UMD自身がMDに近い形状で、実際スロットもMDウォークマンのようなものと思ってもらうとわかりやすいかも。
手にしたものは特に射出不具合は出ていませんし、カバーとかもしっかりしているので違和感もないです。
ただ、メディアの関係上ロードがそこそこついて回る事、及びロードの際、ディスクを回す時にちょっと音がしてしまうのが残念なところ。


【その他】
●NDS
起動直後はソフトの有無に関わらず、必ずメニュー画面にいきます。
そこでピクトチャット・GBA・NDSのどれを起動するか選べるので、両ソフトを差しっぱなしにしていてもいいのは高評価。
ただ、ピクトチャットとか、NDS本体の設定変更などの際にわざわざNDS再起動を要求されるのがちょっと面倒といえば面倒。
スリープにするソフトが特になかったですが、スリープ自体は特に問題ない感じです。

●PSP
ソフトが入っていると自動でそちらが起動する辺りはPS2と一緒。
ないときはPSPの各種設定や多彩な補助機能がブラウジング表示されています。
この辺の感触はPS2等と大差ない感じですね。
スリープ機能も基本的には問題がないのですが、スリープからの立ち上がりで、今までのソフトだと数秒フリーズするかのような形でのローディングが発生するのがちょっと気になりました。
ただ、スリープ以外でも、バックライトなどの省電力モードがあるので、結構そういう面は優遇されている感じですね。


【総評】
個人的にはどちらも良いハードだと思いました。
と同時に、ソフトのラインナップをみてもそうですが、ふたつの機種が目指したものが違うので、単純にどちらがいい、という評価ができないっていうのもあります。

NDSはGBAシリーズを受け継ぎつつ、新ハードらしい特徴を持たせました。
でもソフト内容や新しい特徴「タッチパネル」はやはり、携帯して操作・遊ぶというものに特化した印象なのですね。
つまり、従来の携帯機の流れを受け継いでいる、という感じなんです。

対してPSPは、携帯機ではありますが「PS2のようなゲームや機能が使える」という意味で、携帯機として特化というよりは、ひとつのハードジャンル、という扱いで世に出した印象なんですね。
実際出ているゲームも、持ち運んでお手軽に、というゲームはNDSと比較しても少ない印象。
その辺で携帯機として、携帯機に特化するというよりは、携帯機だけど「すごい性能ですよ」という部分を表に押し出しているハードだと思います。

総じて方向性が違う印象なので、どちらがオススメ、ということはありません。
でも同時に言えることはやはり「やりたいゲームがあるなら」買ってみては? というところですね。
それがなくて買う、という分でのオススメは、残念ながらちょっとできないなぁと(^^;
特にPSPはまともに遊ぶならバリューパックレベルの準備がいり、初期投資はかなりのものですからね。

とりあえずは参考までのハード比較でありました。
まあほんと、あくまで一個人からみた一意見、という捉え方で参考程度にしてくださいね(^^;

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