むるあの趣味部屋

むるあの話の中でも趣味に関しての評価関係を集めてみようかなと。

【個人企画:S-1闘魂祭】総括:最後に色々と語ってみちゃったり

2005年10月24日 11時52分30秒 | 企画もの





伊達にセンターじゃなかったぜ!


THE センカン優勝おめでとう!

■S-1ランキング(全作品終了)


1位:THE センカン/36P

2位:THE 特撮変身ヒーロー/35P

3位:THE センシャ/34P

4位:THE カンフー/27P
5位:THE スナイパー/25P
6位:THE 逃走ハイウェイ/24P
7位:THE 任侠/22P

(レビュー記事一覧はこちらにあります)


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


……というわけで、8月からスタートしたこの企画のために、SIMPLEを3ヶ月もプレイしてみたわけですが、やっと長い旅も終了。

ということで、S-1闘魂祭を行って感じたことなどを、せっかくだからまとめ書きして締めようと思います。


表向き3強の争いに見えるが、実は2強の争いだった?
得点から見るゲームのダメさ(苦笑)



まずは下の表を見てください。
今回の結果を項目別得点としてみたものです。

----------

┏━┯━━━━━┯━━┓
┃\│基画音操爽│合計┃
┠─┼─────┼──┨
┃艦│.0..7..4..6..9.│..36..┃
┃特│.8..8..5..7..7.|..35..┃
┃車│.6..6..9..6..7.│..34..┃
┃カ.│.5..8..5..5..4.│..27..┃
┃ス.│.4..7..3..4..7.│..25..┃
┃逃│.5..6..4..4..5.|..24..┃
┃任│.5..4..5..4..4.│..22..┃
┗━┷━━━━━┷━━┛
※タイトル
任=任侠、艦=センカン、カ=カンフー、車=センシャ
ス=スナイパー、逃=逃走ハイウェイ
特=特撮変身ヒーロー
※数字
合計以外での0=10点

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合計得点を見ると、センカン、特撮、センシャの3強の争いだったことがわかります。
では、この3つ、本当に3強だったのか? という話になるんですが。

実は過去にレビュー中にも書いたことがあるんですが、。
見るとわかるんですけど、実はセンシャは音の項目でかなりの点数を叩き出してたりします。
総じて音って、しょぼくてもゲームにならないことの方が稀なんですよね。

┏━┯━━┓
┃\│音抜┃ 音を抜いてみた合計が左記ですが、見てわかるとおり
┠─┼──┨ センシャは普通に下位作品に一気に近づいてしまいます。
┃艦│..32..┃ まあそれだけ、センカンと特撮が驚異的だったことを示す
┃特│..30..┃ 結果となってますね(^^;
┃車│..25..┃ 
┃カ.│..22..┃ とはいえ、ある意味前評判どおりな結果に近いのかも。
┃ス.│..22..┃ とにかく、センカンと特撮は、こちらのプレイ前に
┃逃│..20..┃ 皆さんから頂いた前評価でもかなりのやばさがありましたし……。
┃任│..17..┃ 実際この2作品のダメさって、徹底しているんですよね。
┗━┷━━┛

センカンと特撮って、対極的なダメさが輝いてたりします。

センカンは、こちらが艦を動かせないのが致命的。
動けない=敵からすれば的なわけで、故にやられる前にやれ、という状況になってしまう。
そうなると使う武器も限られてきますし、結局ただ「撃つ」だけのゲームになる。
つまり「静」のゲームとしてのダメさですね。
勿論撃つだけでもゲームにはなります。
今回でいうなら、スナイパーは武器の変更等なくてもゲームになってますしね。
ただ、やはり題材が違うのだから、センカンとしてもっとできることを増やしてやるべきだろう? という部分が顕著に出ちゃうんですよ。

対する特撮は「動」のゲームとしてのダメさ。
動かせるのに、動かした時に爽快さに欠ける、というのはやはり厳しい。
コンビネーションにしても、出せることはいいけれど、思ったとおりに出しにくく、かつ狙った敵じゃない敵に急に向きを変えて攻撃する、というような「思ったとおりに動かせない」ストレスと、ボス1体に、ほぼフルタイム攻撃して5分以上戦闘させられるダメージの少なさ=爽快さの希薄さ。
この2点は如何ともし難いのですよ。
同じタイプの任侠やカンフーでも、ダメージ与えてる爽快感はあるし、まだ戦略性や操作性の良さはありましたから。

ちなみにDAIKAI-6さんのblogで、うちのイベント終了に触れてくださってた記事にありましたが、パーツ集めの条件が……

「残り時間71秒以上、81秒未満でクリア」
「必殺技を3回使用して一発も命中させない」
「1分11秒ピッタリにクリア」
「タイムの秒の桁が00でクリア」
「一歩も動かずにクリア」
「会話シーンをスキップせずに全部見る」
「戦闘中にポーズを10回以上キメて、かつそのポーズ中に一発も攻撃を受けない」


~記事抜粋させていただきました~

……ありえないでしょorz

いや、1週半くらい(動画撮り直したりしてたので)やったりしてましたけど、ほんと普通に遊ぶとあっさり伸び悩むんですよね、シークレット解除。

こういう部分のやりこみとか見ても、やれるのにそれが楽しみにつながらない、というあたりも、動のダメさってことなんでしょうね。

他作品も、ダメな部分もあるんですけど、むるあ的には楽しめる部分も多かったので良かったですわ。
カンフーなんかは間違いなく、他人の評価よりもいいかも?
個人的にキャンセルとか好きだったしなぁ(苦笑)

好みの差と、攻略のし甲斐があるか? といった部分なんかが、評価には顕著に出たかなぁ、というのが個人的にありました。


なんとなく受賞させてみる?
勝手に各賞発表



とりあえず、せっかくここまでプレイしたのだし、勝手に賞を作って発表してみましょう。


◆最優秀主演男優賞:ハリー・C・スペンサー(スナイパー)

こればかりはもう、池田秀一様々でしょう(笑)
とにかくもう独白モード最高! というくらいの喋りが聴ける作品としてはもうたまりません!
飛鳥涼も捨てがたかったんだけど、やはり奥さんがCAでシャア? とか思わせちゃったりとか、いろんな意味でハリーが強すぎました(おい)


◆最優秀主演女優賞:白鳥ミチル(特撮変身ヒーロー)

実はヒロインで作った時の変身前は彼女な訳ですが、喋りは普通によかったりします。
まあシークレット解除までポーズが男っぽかったとかはご愛嬌として(苦笑)、それでも普通によかったんじゃないかなぁと。



◆最優秀主演メカ賞:90式戦車(センシャ)

なんだかんだで後半ステージの主力だったのです。
この辺にくると、もらえる戦車のスペック差はないんですが、個人的に陸上自衛隊系が戦車的に好きだったりしたのです(笑)


◆最優秀助演賞:宇津木博士(特撮変身ヒーロー)

名前間違っているかも(汗)←会社で書いてて思い出せない
この人何がすごいって、カスタマイズでの独り言。
「孫が生まれたんじゃ」に始まり「ヤバイダーは、やばいだ~」みたいなオヤジギャグまで変幻自在の鬱陶しさorz
カスタマイズでの一人舞台に負けましたわ……。


◆最優秀演出賞:THE スナイパー

とにかく、他がPS2だというのに、その追従を許さない演出の数々。
もうこの雰囲気だけは、他のSIMPLEに真似できないんじゃないだろうか……。
正直、防衛軍より雰囲気なら勝っていると断言しますね。


◆最優秀音楽賞:気が付けばヒーロー(特撮変身ヒーロー)

やはり主題歌系はいいですわ。
演出なら間違いなくスナイパー。
だけど曲となると、この哀愁漂う歌詞に涙が絶えないこの歌には勝てないです(笑)
ラストステージで曲が掛かった時も、典型ながらちょっとだけ嬉しかったですし。


◆最優秀脚本賞:THE カンフー

物語を見ると、ほんと典型なんですよ、カンフー系映画の(笑)
父の敵がいたり、老師と敵、父親の関係に巻き込まれたり、なんてあたりとか、さすがカンフーモノ。
ついでに間の笑いを誘う展開もいい感じ。


◆最優秀アクション賞:THE 任侠

やはり、コンボ決めにいったりとかの使い分けとか、ややカメラに難あるものの、ベルト系アクションとして遊べる作りとか、普通に面白いです。
連続技も、使い分けに始まり、攻撃スピードあがる装備によりすべてが繋がるようになったり、なんて幅もあるし、装備揃うといろいろできるのがいいかなと。


◆最優秀シューティング賞:THE スナイパー

まあ、三作品からいったら揺らぎないですな。
ってかW半角作品は正直微妙だったしなぁ。
一応順位どおりの出来って感じではあるんですけどね。

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とまあ、こんな感じですね。



おまけ話
むるあ的祭色々



◆一番テンションがあがった&下がったタイミング

一番あがったところは、任侠で千本パンチ見つけて以降の任侠プレイと、カンフーでキャンセルができて、カンフーマスターシナリオの最後のボスをノーモンキーしようかと考えていた辺りでしたねぇ。

個人的に攻略見つけたりすると俄然盛り上がるのは周知のとおりなんですが。
任侠は器量ゲージをどう使うか? という部分があるのですが、この辺の効率関係で、千本パンチ覚えたあたりからかなり効率よくなり、快適に進めるようになったのが大きくて、この辺は千本特訓ばかりしてました(笑)

カンフーも同様だったんですが、カンフーマスターシナリオの最後のボスは、モンキー状態での登場なもんで、ノーモンキーでいくか~、って思ったけどダメだったんですよ(汗)
それでも7割までモンキーなしでなんとかしてまして、その辺の「やってやるぜ!」みたいな気持ちが非常にテンションあげてましたね。

逆に一番下がったのは、センカン始めて4ステージあたり。
ファーストリアルプレイメッセージを今見直しても、その絶望っぷりは他の作品の比じゃないですわ(汗)
お陰で眠くなる眠くなるorz

◆順番決定はいつだったのか?

実は順番アンケートする前から、特撮はラストと心に決めてたんですよね。

で、アンケートの内容とかから、自分の中では

・最初は手堅いので慣らし
・中盤にスナイパー(唯一のSIMPLE1500だし)

という方向性もあったんですよ。

あとはあまり同方向のゲームが連続はしたくないな、ということで「センシャ」「センカン」と、「任侠」「カンフー」「特撮」は極力並ばないようにしようとした結果、今回の順番になりました。

3ソフト目くらいまで、考えてましたけどね(汗)

ちなみに一番悩んだのは「センシャ」と「センカン」どっちが先か? という点。
なんとなく、雰囲気的にやばさが上だったセンカン先にしちゃいましたが、このインパクトでか過ぎで、中盤が霞んだのはいうまでもなくorz

◆投げたくなるときはなかったのか?

なんかSIMPLEスレで名前が挙がっててびっくりしましたが、仏でもなんでもなく、ムカツク瞬間はありましたよ(汗)

特にW半角は強敵で、センカンは先にも書いたとおりテンションさがりまくりだった時がそうでしたし、センシャはプラックティスなのに三連続撃破されたときには流石に怒りが沸沸とこみあげましたね(--;

とはいえ、すべてがどうしようもない作品ではなかったというか、他の評価は悪い(そしてこれが正解)中で、自分はそうでもなかったと感じるものが多かったので、結構遊べたってのが本音でした。

まあでも、カンフーはガードキャンセルなかったら多分泣いてた可能性高かったですし、紙一重だったり、スナイパーですら弾速遅くてうはぁ……となるステージありましたし、結構プレイ短時間だと紙一重でダメゲー扱いしちゃいそうなゲームは多々あったような気もしますが(汗)

やはり企画だからと、最低限の目標(=1週クリア)は目指して、かつその中で試行錯誤したことで、自分なりの楽しさを見出せたのは大きかったです。

まああと、スレには書いたんですが、自分「動かせずにムダに演出見せられつづける」ってのがダメなんで、アクションはその辺あまりないんで良かった、というのもありますね。

実際ここ10年、PS出てからのFFとか一切やってないのは、その辺が顕著に出てそう、という先入観ありましたしねぇ(汗)
まあRPGはどうしてもそういうのは仕方ないんでしょうが、自分は遊びたいんであって、見たいわけじゃない、と思わせる作品って多々ありますから……。

◆今後SIMPLE系をどうする?

この、S-1闘魂祭より前は、むるあは防衛軍とタクシー、エディットレーシングなど、自分で無難そうなものを、評価集めた上でプレイしてきてたんですよね。
なもんで、地雷と呼ばれる作品群は避けてたわけですよ。

そんな中で勢いあまってこの企画だったわけですが、まあやはり、よくもわるくも2000円販売のための予算で作った範囲ではないか? と感じる事も多いんです。

でも、こういうのを購入して一喜一憂も確かにありかな、と思うようになりました(笑)

自分の興味を引いているALLSTAR格闘祭なんかもありますから、せっかくだし(全ては無理ですが)これからは色々抑えてみようかな? と思いますね。

まあ、またこういう系の企画も面白そうだし(笑)
↑爆弾発言?


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


というわけで、約3ヶ月の間お付き合いいただいた方々に感謝!
なんだかんだでレビューがあまり弾けられなかったのは性格でているなぁ、と思いますが、リアルプレイレビューでの砕け散りっぷりは良かったのではないかと(汗)

これからはSIMPLEも含め、また何時ものゲームレビュー系に戻りますが、良ければ今後も暇なときにでも覗いてあげてください。
また変な企画やらかすかもしれませんので(苦笑)

~おまけ~
全作品動画を10日間限定で最終公開!
(公開:2005/11/03 12:00:00まで)