むるあの趣味部屋

むるあの話の中でも趣味に関しての評価関係を集めてみようかなと。

【個人企画:S-1闘魂祭】THE スナイパープレイレビュー

2005年10月04日 17時20分02秒 | 企画もの

実はまだ2週目途中ではあるんですが、レビュー敢えてしちゃいます。
思ったより先に進んで印象変わるゲームじゃないと思うし(苦笑)

週末に逃走ハイウェイを予定したいので、まずはここで確定させちゃいましょう。
ちなみに、多分どりるれろも今週中にはレビュー挙げられるかと思います。



【基】:SIMP
無難なシステム周り。
もう少しひねりがあればもっとよくなったかも。



基本ルールは、各物語での狙撃対象を狙うために、狙撃を狙う場所(2個所)と時間帯(2種)を指定し、そこから時間内に狙撃を成功する、というもの。

システム的には結構この手のタイプとしては普通にまとまっています。
……が、もう少し練りこんでくれたらなぁ、という残念なところが。

場所取りは狙いやすさにやや影響があるんで、この辺はまだ好みなどで変えてもいいんですが、時間帯がメリットが薄い。

例えば、公園ランニングで回っている奴を狙撃のとき、開幕が右回りか左回りかの違い程度しかないから、結局どちらでも一緒って感じなんですよね。
また、時間Aで失敗~時間Bで失敗、と続けて、時間Aに戻してのリトライは、何故か時間Bでの動きをするというバグ? もあります。

どうせだったら時間ごとにきちっと動きを変えつつ、最初の時間設定から、話内での連続狙撃は時間にあったほうしか選択できない、とかにすれば、戦略性もあがっただろうなぁ、と思うんですが。

なお、大概のステージは1発外したらゲームオーバーですが、まあこの辺は狙撃系ゲームとしては基本でしょうね。
とはいえ、ゲーム部が物語導入やOP&EDより圧倒的に少ないってのはどうかな? とも思いますが(苦笑)

ちなみにPracticeは練習として、1発で一人倒す以外に、無限に撃てる状態で、出てくる奴すべてを倒す、という上級モードがありますが、これが密かに一番面白いかと。


【画】:SIMPLE1
PS画であることが悔やまれる
OP&EDなどはなかなかよさげだが……



とにかく画はPSであることが悔やまれます。
と同時に、もう少しゲーム中は頑張ってほしかった、というのが本音。

目標探すのが、あまりに荒い町並みのせいで一苦労。
しかも、カフェとか言われても、最初見ただけだと何処にあるかもわからないという状況に。
せめて最初の狙撃位置決定時に、そのカフェも知らせるといった事をしてくれればいいんでしょうが。
これが改善されるだけでもかなりゲーム性もよくなると思うんですが……。

あと、ステージが全8ステージなのもやや物足りないですね。
もう少しあってもバチは当たらない気がします。

ちなみにデモとかのポリゴンも荒いですが、OP&ED、間のでデモなどは、画の荒さがありながらも、世界観の雰囲気をうまく出していたりします。


【音】SIM
音楽はほぼ完璧。
効果音はやや物足りない印象だが、狙撃だとこんなものか



ゲーム部効果音が微妙というのはありますが、狙撃であまりにはっきり銃声が聞こえるのは問題でしょうし、自分の位置に関する動いている車等の距離なんかはありますから、まあ許容範囲でしょう。
迫力に欠けますが。

対する音楽は、ゲーム部ではなしですが、その他はほんと、世界観を統一するだけの見事なジャズっぽさなどを披露してます。
映像と相成って、個人的には十分ありかなと。

あ、あと、キャラが基本的にフルボイスで喋りますが、もう池田秀一氏の声だけでご飯3杯はいけます(笑)
まあおかげでサブキャラの女性陣の声が微妙に聞こえるわけですが、まあそれもまたよし(おい)


【操】SIMP
動くのは悪くなし
LEDトラップだけは要注意



動きについてはさして問題はないです。
狙撃ポイント自体広くないので大して歩けないですし、それほど移動しなくても目標補足してしまえば問題ないです。
一応スコープ状態でのカーソル移動はアナログコントローラのLED点灯にしないと反応しない、というのはさすがに驚きましたが、これもつければ軽快に動きます。



【爽】SIMPLE1
正直いうとじれったい。
Practiceの特殊モードは爽快なのだが……



とにかく、ゲームとして悪くはないんだけども、たった2点で損している印象なんですよね。

ひとつは先に挙げた「グラフィックの荒さ」。
そしてもうひとつは「弾速」。

普通の狙撃系なのに、射撃から着弾までが、まるでオリンピックのアーチェリーを見ているより遅い印象なんです。
アーケードのゴルゴ13とかくらいの「撃ったらほんの僅かに間があってヒット」というのではなく「バンッ! ピュー パン」っていう、途中の弾影見えるんじゃ? くらいの遅さがあるんです。

一応目標までの距離でやや早くなったりはしますが、この関係の調整ばがりが目立ってしまい、ややストレスが溜まるんです。

特に一発勝負がほとんどの状況下においては、この2点が大きく足を引っ張るんですよね。

とはいえ、これが先に話したPracticeの特殊モード(弾無限で制限時間内に対象すべてを撃ち殺す)となると爽快さが俄然アップ。
難易度バランスが丁度いいのと、弾数気にしなくていいのが幸いして、かなり楽しめちゃいますね。

……とはいえ、本編より練習が面白いということ自体が問題な気もしますがorz


◆  ◇  ◆  ◇  ◆


というわけで、「THE スナイパー」の5項目トータル評価は25P。
ほんと、画と着弾性能変わるだけで個人的に十分良作になりそうなんですよね。

シナリオの最後が「へ?」とかなのも、ある意味B級映画ノリとでもいえば満足できますし。
別な意味でスナイパー2の出来が気になってしまう作品でもありました(笑)





■おまけ集

・おまけ
【プレイ動画期限付公開】(70MBもあったり(汗))
今回は開始~1面終了次回予告までをノーカットでお送りします。
これで、どれだけ「雰囲気は最高」といっていたかが伝わるはず!
しかし、今気づいたのは、ちゃんと当たるリプレイで顔を痛い! ってしているターゲットの存在。
ちょっと芸細かいなぁと。
~公開:2005/10/15 16:00:00まで~