タイ・バンコクの庶民の生活に迫る!

~タイの庶民の生活とは? 一歩でも近づくために~

カオラック3日目、津波再び!?

2005年03月29日 | 今日の出来事
3月29日:朝カオラックのリゾートをチェック・アウトして、プーケットの街にもどる。私が普段農村調査をするときはホテル、リゾートなどには絶対泊まらないが、今回は世界各地から学生さんが来ているし、自分だけわがままを言っていてもはじまらないので、従うことにしたが、たまにはこういうのもいいのかもしれない。次のような貴重な経験ができたからだ。
28日23:30、再びスマトラで地震があった。佐藤仁先生の携帯が鳴って、バンコクのお友達からスマトラ地震の第一報を聞いた。
バンコクからチュラー大、政治学部のブーンヨン先生も加わって、皆心配そうにしばらくTVの画面を見ていた(写真)が、客は私たちと台湾人、数名の西洋人で、TVからの情報は私たちとホテルの従業員にしか分からなかったであろうが、みな真剣に画面を見詰めていた。
私達は潮が異常に引くのを察知したら、一斉に高所に逃げようと言っていたが、実際に津波が再び起こっていたら、そんなことでは間に合わなかったかもしれない。
危機管理というのはまったく難しいものである。正しい情報+普段の訓練、リーダーの能力などいろいろな面からの力が求められる。
この日は津波災害の時、遺体がずらっと並んだお寺ワット・ワンヤーンに行った。まだ身元がわからない遺体が5,000体あって、冷蔵コンテナに保管されている。
お寺のお堂には、身元を捜すために、掲示ボードに遺体の写真がずらっと並んでいて、とても痛々しくて直視できない。女子学生はとうとう逃げ出してしまった。無理は無い。

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