花の便り

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亡き父に思うこと!

2010年04月17日 23時00分02秒 | 日常の出来事

 

    今日は法事の為、実家の富士に行って来ました。

    実家に着いて車から降りると、お隣の塀に

    モッコウバラが美しく咲いていました。

 

             H22年 4月 17日 撮影

       

   

       

       別名 ・・・バンクシアンロ-ズ

       花色 ・・・黄・白

       科名 ・・・バラ科  常緑つる性低木

       花言葉・・・初恋  幸せな時間

 

    2~3cmほどの小さな花をいっぱいつけて

    クリ-ム色の花が、とてもかわいい・・・。

    バラ特有のトゲがなく、丈夫で育てやすい事も

    魅力です。

 

    白いモッコウバラは、ほんのりと香りが

    あるようですよ。

    でも、白いモッコウバラをまだ見たことがないので

    実際どうなのか分かりません。

    どちらにしても、花つきの良さは見事です。

    早いもので、母が亡くなって16年

    父が亡くなって12年になります。

    

    生前、父と母は寄れば言い合い(深刻な

     ものではありませんが・・。)ばかり・・・。

    まわりは、また始まったかと呆れていました。

    でも、母が病気で倒れたときには

    人が変ったように面倒を見始めました。

 

    寝たきりの母を介護するのは、父だけでは

    大変なので

    施設にお願いしようとみんなで話し合いを

    始めた時も、父は自分で見ると言い切り

    預ける事を許しませんでした。

 

    その日から始まった母への介護。

    食事をはじめ、全身清拭・排泄・口腔ケア

    2時間おきの体位交換(夜中も含めて)・・・。

    ほとんどすべて、父がやりました。

    とても大変な事です。

    私たちも、1週間に2回ほど行きましたが

    父の代わりをする事はできませんでした。

    

    母が亡くなるまでの

    1年3ヶ月の献身的な介護には、頭が下がります。

    短気で頑固者、人付き合いも不器用でしたが

    最後にとても良いものを残してくれたような

    気がします。

    父の良い所は見習って、少しでも近づけたら

    いいななんて思いました。