酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

熊本のたび その二 〜潜伏キリシタン遺跡と天草の銘店〜

2020-07-26 18:28:00 | 熊本の旅の空
II こうの湯の朝餉
今回宿泊したメゾネットタイプのお部屋は、二階が寝室で露天風呂は一階に設けられていた。一階脱衣所横にマッサージチェアも設置されており、湯上りに時間を気にせずマッサージタイムを満喫した。
グッリリ快眠して楽しみな朝ごはん。

はじめに自家製青汁が出てくる。
小松菜、りんご、はちみつを混ぜた物で飲みやすかった。
明太子、納豆、岩海苔など

とろろ

地鶏入り自家製朴葉味噌

焼魚 玉子焼き

出来立て豆腐

無農薬米

味噌汁

漬け物

生野菜

丁寧で気の利いた小鉢や豊富なおかず。
どれもご飯泥棒でおかわり必須。
晩ご飯同様、朝飯も満足。
お風呂や部屋の設え、何より黒川の温泉街自体のんびりリラックスできる雰囲気でとても満足。
いいお宿でした。

II 大盛りちゃんぽん
宿を出て、この日は長駆天草まで。
阿蘇の山並みを走り抜け、熊本市街を越えて天草方面へ。
橋を渡り上天草に入った頃、向こうの入江側に気になる黄色い看板を発見。
丁度昼どき、入江に回り入ってみることに。
青空食堂
長崎ちゃんぽん


大ぶりにカットされた大量のキャベツの下に、豚肉、赤蒲、木耳、人参、もやし、殻付きの小海老などの具が山盛り。
太麺もたっぷり。
あっさりスープは白濁していない透明感のある物。
物凄いボリュームでもこのあっさり感でなんとか完食
店内はご近所と思われるお婆ちゃんが多く、みな一人で来ていた。食べ切れるのか?と思っていたら案の定、
「美味しかったけど多くてたべきれん。残してごめんね」
残すのは想定内の盛りなのか、この量は中々ご婦人一人では厳しいだろう。
旨かった。

II 教会〜潜伏キリシタンの世界遺産

上天草市から、天草の突端まで移動。
目的地は、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡」だ。
﨑津教会
2018年7月、世界遺産の構成資産として登録された﨑津集落の象徴。小さな漁港の日本家屋の中に、突如ゴシック式建築美の教会が現れる。
教会内は写真撮影禁止。館内の畳敷きが珍しい。

﨑津諏訪神社
禁教時代、潜伏キリシタンは表向きこの神社の氏子となり云々…ということだが、境内の鳥居から覗く教会の景色がまさに共存の歴史そのものかと、平和な時代のんきに思う。


II 天草の居酒屋での出会い
天草市内本渡エリアまで戻り予約のホテルにチェックイン。この日予約してあった居酒屋まで歩いて向かう。
入福
焼酎文化圏である南九州で、この日本酒の品揃えは凄い。少量づつ色々お試し出来るのも嬉しい。
この日は三種の日本酒をいただいた。
蓬莱 渡辺酒造店(岐阜)
泰斗 千代の園酒造(熊本)
横山五十 重家酒造(長崎)

突出し三種

刺身盛り

ヒラメ、アオリイカ、タコ、サバ、マゴチ、ハマチ
少量づつ楽しめる。
川ガニ

ウツボのたたき

食感は完全に鶏肉。さらにコラーゲンのくにゃくにゃが加わって旨い。たらりとした甘めの餡がかかっている。
魚のふわふわ揚げ

かなり柔らかなすり身揚げ。
その名の通りふわふわで旨い。
ご主人も気さくで、色々なお話を伺い楽しいひと時だった。
途中「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」のデレクターの方がいらして、なんでも前日に本撮影、この日はインサート用の追加撮影とのこと。
撮影許可の伺いがあったが、番組のヘビーファンであるため二つ返事でOK。
放送日が入ったハガキを頂いた。
放送が楽しみだ。
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20181026















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