175Rと130R

175Rと130Rの関係性を多角的に考察し、新しい日本のあり方を模索する。

2004年09月11日 | Weblog
「鶴の恩返し」という昔話がある。
大体のあらすじは、

男が罠にかかった鶴を助ける。
  ↓
男の家を一人の女が訪ねてくる。
  ↓
二人は夫婦になる。
  ↓
女は男の為にきれいな反物を織って、「コレを売って生活の足しにしてクダサ~イ。ワタシが布を織っている時は決して見ないでネー。オニイサン、マッサージいかが~?」みたいなことを言う。
  ↓
男はマッサージをしてもらう。あと、約束を破って覗き見をしてしまう。
  ↓
女は鶴の姿に戻って、空高く飛んで行ってしまう。

といったところだろうか。
確か、女は日に日にやつれていった、みたいなくだりもあった気がする。

「絶対に見るな!」って言われて、我慢できるやつはなかなかいない。
場合によっては、「絶対に見るな!」という言葉が、「頼む!見てくれ!」という意味合いを持つこともある。
なにしろ相手は、いきなり自分の家を訪ねてきた見知らぬ女と結婚してしまうような、ファンキーな男。
日に日にやつれていく、なんていう前フリが加わった日には、覗き見をしないわけがないのである。

それにしてもこの話、哀しい。
何が哀しいって、男が、鶴とやっちゃったことを悟ってしまうのが哀しい。
獣姦にもほどがある。
挙句の果てに放置プレイ。

「浦島太郎」しかり、「恩返しと見せかけてハメられる」パターンの昔話は、いったい何を意味しているんだろうか。
 
 つづく