みつばちマーサのベラルーシ音楽ブログ

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トーダル"アリガトゴザイマシタア!"日本滞在記 35 「回転寿司」

2008年04月03日 | トーダル
すっかり日も暮れてから八千代南小学校を出発し、京都への帰路に着いた。
 高速道路を下り、京都に到着すると、トーダルは
「まるで故郷に戻ってきたような気がする・・・。アリガトゴザイマシタア!」
と叫んでいた。

 その日の夕食であるが、もう遅くなっていたのと、だいぶお腹がすいていたのと、そして捨平が大好きだ、ということで、回転寿司屋に行くことにした。
 捨平は来日2回目であるが、初めて来たときに回転寿司に連れて行ったら、最高に感動し、帰国後もベラルーシ人の友人に
「日本で何が一番おもしろかった?」
ときかれると、必ず回転寿司を挙げ、いかに効率のよいシステムであるかと、こと細かく説明していた。難しいと思うがミンスクに回転寿司屋をオープンさせたいというひそかな夢を抱いているぐらいである。
 
 それで、今回も日本にいったら、また回転寿司に行きたいと言っていたので、この日、「くら寿司」に行くことになった。
 そこで捨平が見たものは・・・はるかに進化した回転寿司だった・・・!!! 

 ベルトコンベアに流れてこないネタの注文は各座席にある液晶ディスプレイから!(すごいコンピュータ化!)
 お皿の裏にはコードシールなるものが貼ってあり、回収口に放り込んだお皿の数を自動的にカウント! (もう人間がいちいちお皿の数を数えなくていいではないか!)
 さらにお皿を5枚入れるごとに、ディスプレイ画面で「ビッくらポン!」というゲームができる。(はちの子大喜び!)
 ビッくらポン!についてはこちら。

http://www.kura-corpo.co.jp/amenity.html


 そしたら10回ゲームができて、3回賞品が当たった。
 捨平はますます回転寿司に感動し、
「日本人の考えることはすばらしい!」
と大絶賛した。

 ところが、今まで全ての日本食に大喜びしていたトーダルがここで初めて、
「回転寿司はあまり気に入らなかった・・・。」
という感想を述べた。
 その理由は
「せわしない。」(目指すお皿をすばやく自分で取ったり、回収口にカチャンカチャンと入れたりするのが。またゲームもせわしない。)
「昼食はいいけど、夕食はゆっくり落ち着いて食べるのが好きです・・・。」
 私たちが京都に帰るのが遅すぎて、だいぶお腹がすいており、大慌てしながら
「トーダル、どれ食べたい?!」
「あ、これ食べたら? おいしいよ!」
「それ、1個ちょうだい。」
「あ、食べたらお皿こっちね。あと1枚でゲームできる。」
と日本人が騒ぎまくったのが、「せわしない」と感じたらしい。
 捨平は逆に
「それが楽しいのに。ベラルーシでこんなことが体験できるか?」
とベラルーシ人男二人の意見が分かれた瞬間だった。(^^;)

 画像は食べ過ぎてお腹が苦しい捨平。
 


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