あきる野ライフ

東京都の西に位置する自然豊かなあきる野市から、四季折々の情報を発信していきます。

流木の仏像

2016-03-22 09:49:01 | 日記


残り梅の花に埋もれる徳雲院(あきる野市乙津)。秋川の支流である養沢川の畔にあり、気温が周囲よりもいちだんと低いため、春分の日を過ぎても梅の花が残っている。
境内には五日市七福神の一つ、寿老人が祀られている。みのむし工房(五日市)の落合實さんが流木を利用してつくった作品だ。
「定時制の先生をやっていて、時間があったからなんとなく仏像を彫り始めた。でももう、50年近くになるなあ」と落合さん。流木や廃材を活用し、小さいのも大きいのも、たくさんの仏像を彫ってきた。
「円空の仏像には、木っ端を使ったような作品もあります。どんな小さな木にも命があるんだなと衝撃を受けました」と話してくれた。
徳雲院から長岳橋を渡ると、歩いて10分ほどで瀬音の湯に出る。無料の足湯でぽかぽか気分になることができる。