上高地 2015-09-18 10:26:37 | 日記 上高地の朝。金色の霧のような帯が流れている。水彩スケッチは、ぼんやりと浮かんだ、その光だけを描いた。穂高の峰と残雪を入れて、覚えたての油絵でじっくりと時間をかけて描いてみた。 上高地にはバスで入った。穂高連峰と梓川、樹木が風に乗って奏でる、シンフォニーが確かに聞こえてくる。一部のアルピニストだけが体感できた世界を、バスツァーで味わうことができるようになった。喜びの度合いはたとえ薄くても、「ありがたいな」と思う。