バブルの頃、再びスーパーカーがブームになった。
少年達ではなく、バブルで儲けた人達が買いあさったのである。
フェラーリF40が1億円以上だった。
8気筒のフェラーリ348なども新車より中古車の方が高額だった。
当時のバブリーな日本。国産でもスーパーカー?が出てきた。
・HONDA NSX
オールアルミのボディに3LV6エンジンをミドに横置き。
VTECによって超高回転エンジンに仕上げられていた。
リアのオーバハングが長いなどと、デザインについて、いろいろ言われているけどぼくは結構好きだ。
コーナリングの限界値は軽のミドシップBEATの方が高い!などといわれていた。
BEATもバブリーな車だよなあ。
・NISSAN SKYLINE GT-R
R32で復活したGT-R。アテーサと呼ばれる4WDシステム。
2.6Lツインターボエンジン。
サーキットで活躍するために生まれてきた車。
・アンフィニ RX-7
世界唯一のロータリーエンジン。スタイルもかっこよくなって、なかなか良い感じ。このころのマツダは多チャンネル販売でいろんな車が出た。
ユーノス、アンフィニ、オートザム他は忘れた。
ロードスターが出たのもこの頃。
・三菱 GTO
もともとFFのギャランを4WDにして、いろんな電子デバイスを組み込み、フェラーリルックとした車。本来、エンジンへの空気取り入れ口やブレーキ冷却のためにある、ボディの穴がGTOではすべてギミックで、カッコよくするために取り付けられた。自動車に詳しい人は「あんな車恥ずかしくて乗れない」って言っていた。
それでも買う人が結構いたのだから、やっぱバブルはすごい。
・スバル アルシーネSVX
実は結構好き。程度のよい個体があれば、今買ってもいいかと思っている。
日本ではバブルがはじけて、スーパーカーの価格も急落しつつあるころ、F1コンストラクターであるマクラーレン社がとてつもない車を発表した。
「マクラーレンF1」である。
6.1リッターV型12気筒48バルブDOHCエンジンで、出力はリッター100馬力を超える627馬力を達成している。あらゆる軽量化でボディは1,140kgと、驚異的な軽さ!
これで遅いはずがない。最高速度391kmはすごい。
しかし上には上がある。
2005年に発表された「ブガッティ・ベイロン」の最高速度は407Km。
この車は8リッターW型16気筒にターボを4つつけて1001馬力!
価格は1億6千万だって