全てを吹き飛ばすような 風が吹く
巻き上げられずに 居れるだろうか
雪の稜線は ゆっくりと沈む あの時に凍らせたものが 生々しく顔を出す
怖いなぁ・・・
関係は 複雑化の極み
考えつくすことが快楽だったなんて 信じられないね
そして苦悩しながら のがれる術を考えるのは、やっぱり快楽なのかと目を背けて
呪文のように文語体の主祷文を唱える
(あの頃は、楽しかった。決まった祈りを唱えながら、好きなことを同時に神さまに話せたから。
今は、何故か唱えても安らがずに色々な不安が増幅するんだ。神さまに直接言ってもいいかどうかわからない
ことは、マリアさまの取次ぎを頼む。こんなことは、娘のアトピー疑惑以来したことがなかった。あの風のように。ざわつき過ぎるよ)
海の向こうは、桃や梅の花が咲いていた。
春休みには、川沿いのかわいらしい山桜が満開になるのだろう。
卒業したり、引っ越ししたり・・・
ボクは、かなりの教養と知力がないと理解出来ない長い物語を抱えているんだ
そして、自分の理解と感情をすり合わせるのに 疲れている
後悔するのも 逃れられないものの数を数えるのも・・・
夜中にほんのり優しいあのこがやってきた。
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