はじめて君が来たとき、僕はもうだめだと思った。
僕には奥さんも子供もいるのに、君に声をかけられたら
ひとたまりもないと思って避けてたんだ。
なんか体にザワッと電流がはしって・・・
悩み事なんか相談されちゃったりさぁ・・・
こうやって人は堕ちていくんだって勝手に想像して・・・
ある日、見ないようにしてた君の指に
マリッジリングがついてるのみつけた。
僕は
(あー。。。助かった)
って思った。
どれだけほっと思ったかなんてわかんないでしょう。
授業で疲れてイヤになるときに
ここで君にみとれてると疲れがとぶんだ。
ここの花がいなくなっちゃうの悲しいよ。
でも。。。やっぱり、ほっとしてるんだ僕。。。。
ねぇ、終業式だから、最後だから、この花僕につけてくれますか?