高崎駅に戻って、駅構内で適当にお昼ご飯をたべた後、上信電鉄というローカル線に乗って、上州富岡駅へ。最近世界遺産暫定リストに載ったという、富岡製糸場へと向かいます。
駅から10分ほど歩くと、富岡製糸場が見えてきました。
それにしても暑い~。よくニュースで、熊谷や館林は37度とか38度とか報じられていますが、高崎も近いんです。この日も絶対それくらいあったと思います…。
富岡製糸場は、明治初期に建てられた、日本で最初の官営工場です。この地が選ばれたのは、養蚕がさかんで、土地が広く、水が確保できたからだそう。昭和62年まで操業されていて、現在も操業当時のまま、ほぼ手付かずで工場や寮などの施設が保存されています。
入場券を買うと、ガイドさんが引率してくれて、10人ほどのグループで工場内を見て回ります。この大きな建物は、繭をしまっておく倉庫だそう。
こちらは糸をつむぐ工場。木造で、壁や天井にガラスがたくさんはめ込まれ、作業するのに必要な外光がとりこめるようになっています。
中にはこのような機械が。今にも動き出しそうな感じでした。
糸を作るには、繭を熱湯で煮ながら作業をしていくそうで、この工場内は大変な熱気、臭気だったそうです。
女工さんは住み込みで勤務し、最初は「外人に生き血を吸われる」というウワサがたって、なかなか人が集まらなかったとか…。
こういったことを、ガイドさんが細かく説明してくれるので、面白い反面、暑い(そればっかり)!聞きながら、「早く涼しいところに行かせて~」って思っていました…。
ガイドさんの説明が終わると、自由に見て回れます。冷房のきいた資料館でひと休みした後、ぐるっと一周。工場の中はすごく広い!
大きな煙突や、鉄水槽なんかも当時のまま残っています。
本当に「手付かず」という感じで、ちょっとした廃墟?もう少し観光客への演出があってもいいかなぁと思いました。
帰り道は、暑さのあまり途中にあった「まちなか交流館」でひと休み…。地元のおばさま方が何人かいらっしゃり、しばしおしゃべり。
製糸場の操業当時は、工場から煙がもくもくと立ちのぼり、女工さんが大勢働いていたんだそうです。なぜかおばさまから梨をいただきました(笑)。
駅までの道には、なかなか味のある物件が(笑)。急行食堂!
「モテ期」…!?
高崎まで戻って、お土産など買った後、帰路は新幹線はやめて、湘南新宿ラインのグリーン車に乗りました。キティだるま弁当の夕ご飯!
中身はこんな。キティ柄ソーセージ、キティかまぼこなど…。芸が細かい!普通においしかったです。
車窓から外を眺めていたら、「北斗星」「カシオペア」とすれ違いました。いつかは乗ってみたい!
…というわけで、やっとリフレッシュ休暇の報告が終わりました。1ヶ月以上かかってます(笑)。
今は母が入院中なので、旅の予定もありませんが、涼しくなったらまたどこかに行きたい。すでにいくつか計画中です!楽しみ~。