2日目は残念ながら雨。ホテルから10分ほど歩いて、彦根城にやってきました!
お城の入り口のそばに、いましたひこにゃん!
動くひこにゃんの出勤日は、主に土日だそうで、残念ながら会えずじまい。動かないひこにゃんでガマンです。
入り口を入ると、石段が。うわっ、「山」!
雨も降っているので、気をつけつつ登ります。なにしろ高知城でねんざしましたから…。
石段を登りきると、天秤櫓が見えてきます。手前にかかっているのは「廊下橋」。
この天秤櫓は、長浜城から移築したものだそう。
彦根城は、一国一城制度で廃城になった近隣のお城から、天守や櫓を移築して作られた、「リサイクル城」なんだとか。
天守閣は、大津城からの移築といわれています。
彦根城が完成したのは1622年。「桜田門外の変」で暗殺された井伊直弼は、ここで生まれ、藩主になるまで住んでいたそうです。
もちろん現存天守で、日本に4つの国宝城のひとつ!現存天守とは思えないほどキレイ。
帰り道はまた急な石段を降りていきます。雨で、滑りそうでかなりこわかった。
降りきって振り向いてみると、「山」!彦根城をまわるのは、ちょっとした登山です…。
お城に隣接して、「玄宮園」という庭園があります。ここからはお城がバッチリ見えて、絶景!雨なのが残念~。
ちなみに、池に鯉はいませんでした…。
続いて、彦根城博物館も見学しました。
これは、「井伊の赤備え」「赤鬼」などと呼ばれて恐れられた、よろいかぶと一式。ほんとにコワそう…。
井伊直弼は、これまで、「安政の大獄」などの政策から、悪役めいた人なのかと思っていましたが、地元では「開国のヒーロー」として通っているんですね。
書状が展示されていましたが、繊細で美しい字で、茶の湯や居合にも秀でていたとか。才能にあふれた人だったんだなと、遅まきながら再認識しました…。
お堀のそばに、雨にぬれながら桜が咲いていました。これは「二季咲き桜」といって、水戸市から贈られたもの。
井伊直弼を暗殺したのは水戸藩士ですが、1968年に仲直りし、水戸市と彦根市は親善都市となったそうです。
みどころが多かった彦根城。気づくと3時間近く費やしていました。けっこう疲れた!