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やっパリ、メトロで。

パリ在住だったブログ主が語る、パリ・フランス、日本の交通系散歩日記。鉄分やや多め。

3号線のラッピング車両 再び遭遇

2013-06-25 | 日記


また会えました。3号線を走る、スーツケースの広告ラッピング車です。
前回はこちら

この写真を撮ったとき、
3号線で毎日通っている同行者が、
初めて見た、と言っていました。
それもそのはず。
こちらのサイトによれば、
http://www.symbioz.net/index.php?id=67
3号線には48編成のMF 67系が配置されているため、
単純に考えると、出会う確率は48分の1です。


Fête de la Musique 音楽の祭典

2013-06-22 | 日記
夏至の6月21日は、フランスではFête de la Musique「音楽の祭典」の日です。
1982年以来、毎年行われています。
夕方から深夜にかけて、フランス各地の街中で、
屋内・屋外、プロ・アマ、規模の大小、ジャンルを問わずに演奏が行われます。
インターネットやフリーペーパーなどで、各都市で行われる演目を探すこともできます。

さて、毎年Fête de la Musiqueの日は、
一部の路線の一部の区間で終夜運転が行われます。
また、21日17時から翌22日7時まで、
Ile-de-France地域圏(≒パリ首都圏)の交通に3ユーロで乗り放題のスペシャルチケット、
Spécial Fête de la Musiqueも発売されます。


昨年のチケット


ブログ主も昨日、雰囲気を味わおうと、近所を散歩をしてみました。
今年は、定期券を持っているので、スペシャルチケットは購入せず。

マレ地区(Le Marais)のヴォージュ広場(Place des Vosges)周辺でも、
3件ほど屋外演奏が開かれていました。
同性愛の町らしく、ゲイ合唱団の演奏が行われていて、
聞き入ってしまいました。非常にレベルが高かったです。

22時から、ルーヴル美術館のピラミッド下でパリ管弦楽団の演奏が行われるとのこと、
もし入れたら、見てみようと思いましたが...

今までに見たことのないほどの列
(写真はこれでも先頭の方。まだまだまだまだ、この4~5倍ぐらいの列が続きます)
こりゃだめだ。

夏至の日が暮れ、暗くなってきました。
22時開演のはずですが、セキュリティーチェックが思ったように進まず、
まだ一時間は掛かるのではと思うほどです。



結局、いつ開演したのでしょうか。
列の後ろの方の人は聞くことができたのでしょうか。
ブログ主はガラスのピラミッドの外から会場を垣間見て、帰ってきました。

日が変わろうとしていましたが、今年は折りしも金曜日。
各地で重低音が響き、街に繰り出した人たちはまだ眠りません。

乗り換え駅は「ロックの」聖地!?

2013-06-22 | 日記
13号線から10号線に乗り換えようとして、13号線の電車を降りると、
同行者(日本からの旅行者)が、ここじゃないんじゃないの、と言いました。
でも、10号線に乗り換えられるので、確かにこの駅です。

乗り換え先、10号線のホームで見ると、駅名がなんか違う...



"DUROC"→"DU ROCK" !?


「ロック・イン・セーヌ」フェスティバル ("Rock in Seine") にちなんで、
「デュロック」(Duroc)駅が「ロックの」(Du rock)駅に*。
広告枠もロック・フェスティバルを盛り立てるものが入っています。



外国人観光客、迷うかも。
でも、遊び心が効いていて、思わずニヤけてしまいます。

* du は前置詞de +定冠詞le (英語のofthe )が縮約したもので、
du rockはDurocと発音が同じになります。

昨日~今日の乗車記録 RER C線 エッフェル塔をチラリズムで

2013-06-01 | 日記
きまぐれな天気の続くパリですが、ようやく晴れ間が多くなってきました。

パリ中心部のサン・ミッシェル(Saint-Michel)で所要があり、
次いで北西部で待ち合わせがあったため、
普段は思いつかないRER(Réseau Express Régional :
「イル・ド・フランス地域圏急行鉄道網」といったところでしょうか)での移動を思い立ちました。
大回りのため、メトロと所要時間は変わりませんが、
乗換えがないのがうれしいし、
通常の鉄道と同じ大型の電車なので、旅気分になれますからね。



RER C線は、パリ市内中心部は左岸をセーヌ川に沿って行き、
両端の郊外で複雑に系統が分かれます。
今回はPontoise方面に分岐するC1線に、
パリ市内だけ乗ります。
C線はさまざまな形式の2階建て電車が行き交います。


パリ市内は基本的に地下を走り、景色は見えませんが、
C1線はセーヌ川を渡る一瞬のみ、地上に出ます。

Pontoise方面でしたら、
Champs de Mars駅を出たところで、レトロな鉄橋を渡ります。

すると、進行方向右手にエッフェル塔が見えます。

川を渡る瞬間だけの、まさにチラリズムです。

そんなエッフェル塔ですが、夜、いつもと違うライトアップがなされています。
上の写真の90度左側に回ったところから見たものです。

フランスにおける南アフリカ文化シーズンを祝うライトアップとのことです。

今日の乗車記録 8号線~パリ中心観光地と住宅街を結ぶ長距離路線

2013-05-30 | 日記
5月も終わりなのに、なかなか暖かくならないパリです。

今日は夕方、所属している合唱団に行くために、自宅近くより8号線に乗りました。
8号線は、パリ左岸15区のバラール駅(Balard)から、右岸の中心地北部を経由して、
南東郊のクレテイユ市(Créteil)までを結ぶ、21kmあまりの路線。
パリのメトロでは、13号線についで長い路線です
(ただし13号線は北部で二股に分かれるため、一本の線としては8号線がもっとも長い)。
両端は住宅街ですが、パリ中心地のバスチーユ、オペラやコンコルド、
エッフェル塔へのアクセスの一つ、エコル・ミリテール駅(Ecole Militaire、陸軍士官学校)なども通っており、
日常生活にも観光にも使いやすい路線です。

この路線で使われている車両はMF77系。



8号線の他にも、7号線や13号線といった比較的長距離の路線で使われています。
長時間の乗車にも耐えられるよう、
卵形をした広幅の車体や、空気ばね台車、シートピッチの広いボックスシートが採用されています。

今日もパリにしては強い雨が降り、10°C台前半と寒いですが、
この車両は暖房がよく効くため、今日のような日にはうれしいですね。
楽しく歌って、帰りもこの車両に乗車30分ほど。暖かく帰ってきました。