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やっパリ、メトロで。

パリ在住だったブログ主が語る、パリ・フランス、日本の交通系散歩日記。鉄分やや多め。

RATP(パリ交通公団)の新型バス停

2015-12-04 | Bus
今回パリを訪れると、市内のバス停が一斉に一新されていました。


しゃもじ型のポールが新設され、バス停の名前が。バス停であることが一目でわかります。


バス待合所 ("Abribus"とフランス語で言います(JCDecaux社の商標))
市内バス路線地図などがコンパクトにまとめられています。
よく見ると、屋根の上が緑地帯になっています。
屋根の温度上昇を抑える効果があるのでしょうか。


系統番号、行き先、次発、次次発のバス時刻表示。
現在時刻やお知らせも表示できるようになりました。

【バス】Noctilien (ノクティリアン)~夜遊び好きの足

2013-10-13 | Bus
Bonsoir ! こんばんは。

昨夜はホテルのバーで日が変わるまで飲み、
そのまま友人宅に流れ込みました。
しかしながら、そのまま友人宅に泊まると、次の日に差し支えそう。
そんなとき、パリ周辺には、夜遊び好きのためのバスがあります。
(もちろん、深夜~早朝に出勤、移動される方のための交通でもあります)

RATP(パリ交通公団)が運行していた、
パリ市内をメトロが終わってから移動するための Noctambus というバスと、
SNCF(フランス国鉄)がパリと近郊を結んでいた Bus de nuit (深夜バス)が統合され、
2005年末からSTIF(イル・ド・フランス交通組合)の出資によりRATPとSNCFによって運行されているのが、
今回紹介する Noctilien (ノクティリアン)です。
おおまかに、メトロやRER, SNCF郊外線 (Transilien) が終わった1時30分から5時までの間、
RATPがパリ市内とその周辺の短~中距離路線を、
SNCFがパリ市内のターミナルから郊外に向かっての中~長距離路線の運行を担当しています。

詳細な運行路線はwikipédiaの解説に譲り↓、
http://fr.wikipedia.org/wiki/Noctilien
今回のログでは、ターミナルの一つである Châtelet(シャトレ)の本日朝3時半ぐらいの状況をお伝えします。
周辺の雰囲気は。。。カメラを出すのも憚られそうですが、取材を強行しました。

Noctilien のバスは、N何番というように系統番号が振られています。
乗車には、メトロやSNCF近郊線と同じゾーン制が適用されます。





通常のバス停ですが、「N」の電灯が灯ります。Noctilienの運行時間を示します。

Noctilien のターミナルはパリ市内の各SNCFの駅やターミナル駅になります。


ターミナル駅には Noctilien のための案内所 information があります(でも、人がいることが少ないような...)


系統番号2桁までの、隣接郊外まで行くバスは、RATPの昼間のバス車両がそのまま Noctilien になります。


近郊まで行く系統番号3桁のバスは、SNCFの担当となります。

フランスにはコンビニがありませんが、
パリの交通は24時間、とっても便利。
でも、やっぱり、雰囲気はあまり...ね。
できるだけ夜遊びをしない計画を立てたいものです。
一緒にいた女性を先にバスに乗せてから、
ブログ主は自分の住んでいる方向に帰りましたとさ。



Bastille にて。

【バス】次世代のバス停 - Osmose

2013-06-06 | Bus


RATPのサイトや新聞報道などに、
次代のバス停のモデルケースがこのたび実現した、とありましたので、
http://www.ratp.fr/fr/ratp/r_65980/osmose-quelle-station-de-bus-pour-demain-/
家から近かったので見に行ってみました。
Gare de Lyon - Diderot停留所がそれです。
Osmoseという研究プロジェクトの一環のようです。(osmose : 「浸透」の意)

  
床が板張りになっていたり、張り出した屋根など、
カフェのテラスのようです。



  
サインシステムも統一されていて、見やすくなっています。
将来的には券売機が取り付けられて、
メトロの駅まで降りなくても、
バス乗車前にチケットを買うことができるようになるようです。


このバス停は、
SNCFのパリ・リヨン駅の正面を通っているディドロ通り (Boulevard Diderot)に位置し、
リヨン駅利用者を中心に多くの利用者が見込まれる場所にあります。