やっパリ、メトロで。

パリ在住だったブログ主が語る、パリ・フランス、日本の交通系散歩日記。鉄分やや多め。

Renfe (スペイン国鉄)の広報ビデオを翻訳しました

2015-12-26 | 日記
職場のフランス人同僚から、
「スペイン人の友人が、英語で話していてスペイン語またはフランス語字幕になっている宣伝の、
日本語吹き替え版を作ってほしい、と言っている」という相談を受けました。
テーマは 「Renfe Spain Pass」 、
スペイン国鉄 Renfe (Red Nacional de Ferrocarriles Españoles) の高速列車 AVE にお得に乗れる外国人用パスの宣伝です。
http://avexperience.es/renfe-spain-pass/

私の得意分野、ということで仏人同僚が私をご指名、
早速翻訳を済ませました。

そして、いつもお世話になっている事務所のお隣さんがナレーションのプロなので、
彼女とスタジオで吹き込んだ音声データー(一文ずつ、私が英語で、その後に彼女が日本語でナレーションを入れたもの)をスペインに送り。。。

スペインでの編集作業を終えて、

できました!



翻訳・通訳・執筆のご依頼は、カテゴリー「プロフィール」内の連絡先までどうぞ。
お見積り無料です。

京成「シティーライナー」:成田まで先代「スカイライナー」に乗ってみる

2015-12-05 | 日記
11月14日からフランス出張でした。成田空港から飛行機に乗ります。

当ブログでもいくつか記事を書いてきたとおり、
静岡から成田空港に行く道はさまざまあります。
今回も、安く、しかもアクセントをつけようと、
あえて新幹線とせずに「湘南ライナー」などに乗っていこうと考えていましたが、出発当日は土曜日。
運転していません。
そのため東京まではおとなしく新幹線としました。
じゃあ、その先は成田までJRか、バスか、それとも…

が、京成電鉄の時刻表を調べてみると、土休日のみ運転「シティーライナー」が走っているではありませんか。
これは、2010年に現在の車両になる前の「スカイライナー」に使われていたAE100形で運転されています。
運転経路も、現在の成田スカイアクセス線ではない、京成本線を行くもの。
JR派の私ですが、これを機に「シティーライナー」に乗ってみたいと思いました。

折から、この1日1本だけ残された「シティーライナー」も、
12月5日のダイヤ改正で姿を消してしまいます。
これに専属で使われていたAE100形も、今後の去就は発表されていません。

というわけで、2010年以前の空港アクセスの気分になってたどってみます。




京成上野駅、シティーライナーが入線してきました。
乗り込む人はわずか。というのは、こちらは空港までは入らず、
京成成田駅止まりです。しかも所要時間の長い京成本線回り。
隣のホームには、空港まで行く「スカイライナー」が待っていて、
スーツケースを持った人たちを吸い込んでいきます。


車内販売設備もあったと思われます。


室内はオーソドックスにまとめられており、全体的に90年代前半を感じさせる設えです。
ほぼ同区間を走っていたJRの初代「成田エクスプレス」253系と同時期ながら、
雰囲気はだいぶ違います。


座席は固め基調のリクライニングシート。


フットレストも付いています。


空港アクセス列車のため、大型荷物置き場がついています。


都内を抜けると、田園地帯を行きます。


ちょっと走ると、一気に街が見えてきて、途切れるとまた田園地帯、という景色が連続します。

約50分で京成成田駅です。




この列車はここで終点。スーツケースを引きずりながら降り、
次の空港行の列車を待ちます。空港まであと10km程度。

RATP(パリ交通公団)の新型バス停

2015-12-04 | Bus
今回パリを訪れると、市内のバス停が一斉に一新されていました。


しゃもじ型のポールが新設され、バス停の名前が。バス停であることが一目でわかります。


バス待合所 ("Abribus"とフランス語で言います(JCDecaux社の商標))
市内バス路線地図などがコンパクトにまとめられています。
よく見ると、屋根の上が緑地帯になっています。
屋根の温度上昇を抑える効果があるのでしょうか。


系統番号、行き先、次発、次次発のバス時刻表示。
現在時刻やお知らせも表示できるようになりました。

【駅】 Bir-Hakeim 駅(6号線)

2015-12-03 | Métro 駅
11月13日のパリ市内で起きた銃乱射、痛ましい事件でした。
その報を聞きながら、ブログ主のもう一つの故国ともいえるフランスに旅立ちました。

まずは南フランスに1週間滞在、そしてパリに。
初日の夜、メトロ6号線でビル=アケム駅(Bir-Hakeim)までやってきました。
言わずと知れたエッフェル塔の最寄駅の一つです。
パリ7区と15区にまたがる部分に駅があります。


6号線のパリ12区~15区の間の区間、大半は高架線になっています。
「métro」と言う語を「地下鉄」と訳そうとすると、
ある程度の語弊があると感じられる区間です。
Bir-Hakeim 駅もやはり高架線上です。

駅の西側はビル=アケム橋になっていて、発車後すぐにセーヌ川を渡ります。


6号線はゴムタイヤです。


駅名票にもエッフェル塔の名前と絵が。


エッフェル塔方面出口。

フランスにおける日本文化の発信施設「パリ日本文化会館」もこのすぐ近くです。
その隣あたりには、国際鉄道連合 (Union international des chemins de fer) 本部も。


追悼の意から、エッフェル塔もトリコロールに。